銀龍老人の3連単命!
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オールカマー 2023

2023「オールカマー」

3日間開催が終わって、あっという間に金曜日です。
月曜日に競馬があると1週間が早すぎます。

今回は中山で古馬G2「オールカマー」、阪神は3歳G2「神戸新聞杯」が行われます。

まず中山G2「オールカマー」から見ていきましょう。

<全員集合>がこのレースの趣旨なのですが、近年は地方馬の参戦が無く、寂しい思いでした。
今年は中央でG1戦、海外のG1戦にも挑戦した9「チェスナットコート」が園田から参加してくれました。
もう9歳になっていますから大きな期待は出来ないかもしれませんが、嬉しい事ですね。

今年はG1「天皇賞春」、1番人気に推され競争を中止した2「タイトルホルダー」がここから再スタートします。
多分1番人気に推されそうですが、どの様なレースを見せてくれるのか?注視したい処です。

10年間のデータで1番人気は、2--2--1--5、複勝率は50%ありますが、優勝は2回のみ、直近4年間では馬券に絡んでいません。

またこのレース10年間で牝馬が5--4--1--12、直近3年間では優勝馬は全て牝馬、複勝圏内に2頭ずつ絡んでいます。

勝ち時計を見ておきましょう。(年・馬場状態・タイム・人気<赤文字牝馬>・4角位置取り)
22年 良 2-12.7 5--6--7人気  6--8--3番手
21年 良 2.11.9 2--5--3人気  3--5--4番手
20年 稍 2.15.5 5--2--3人気  7--2--3番手
19年 良 2.12.0 4--3--6人気  1--8--5番手
18年 良 2.11.2 1--3--2人気  8--2--9番手

直近5年間で1番人気は1頭のみ、8番人気以下の馬も馬券になっていません。
勝ち時計もまずまずの時計ですね。

4角位置で9番手迄に居なければ馬券になっていませんから、基本的に先行出来るスピードが必要かもしれません。

今年のメンバーで逃げると思われるのは2「タイトルホルダー」と11「ノースブリッジ」
岩田康騎手もG2「AJCC」優勝時は先行策を採っていましたので、ここは控えそうな気がします。

馬番2番を得た「タイトルホルダー」は意外にゆったり逃げることが出来るのかもしれません。

4歳馬、7「ガイアフォース」は昨年同時期に行われた3歳G2「セントライト記念」優勝馬、今年春はマイル路線に挑戦しましたが秋のスタートにこのレースを選択しました。

G2「マイラーズC」2着、G1「安田記念」0.2差4着とスピード豊富な処を見せていますから、問題は距離、ここさえ克服出来るなら他馬にとっても脅威になりそうです。

ルメール騎手が騎乗する4歳馬、13「ロンシャムパーク」も良馬場東京芝1800Mで3勝クラスを勝ち上がり勢いそのままG3「函館記念」を優勝しました。

全く条件の違う2レースを連勝していますから、この実力は評価するべきでしょう。
中山芝2200Mは、上記7「ガイアフォース」が優勝したG2「セントライト記念」で0.5差3着の実績を持っていますから、実力UPが見込める今なら好勝負に持ち込む可能性は高そうです。

牝馬が3頭出走します。
この内2頭は既にこのレースを優勝していますから、今年も要注意でしょう。
22年優勝 6「ジェラルディーナ」 団野
21年優勝 15「ウインマリリン」 松岡正

もう1頭が14「マリアエレーナ」 三浦
直近3年間馬券圏内に2頭が来ていますから今年も注意が必要です。
プレッシャーを受けにくい外枠8枠に入った2頭に注目してみます。
(もちろん6「ジェラルディーナ」も馬券に入れますよ)

このレースで<私が気になっている馬>
7「ガイアフォース」 4歳 57K 西村淳 キタサンブラック産駒

13「ロンシャムパーク」 4歳 57K ルメール ハービンジャー産駒

プラス上記牝馬3頭辺りとなりそうです。

2「タイトルホルダー」も復活を期待しますが、馬券の中心にはしないつもりです。
少しは加えなければならないかもしれませんが・・・・?

有力馬の目標は当然G1戦、80%辺りの仕上げでどうなのか?ここが悩みの種ですね。


3歳G2「神戸新聞杯」

最後の冠G1「菊花賞」を目指す馬が集まってきました。

G1「日本ダービー」3着馬、13「ハーツコンチェルト」に人気が集まりそうですが、
この馬は未だ1勝馬、本当の実力はどうなのか?少し疑問符も付きそうです。

今回出走の中で3連勝中の馬が2頭、4「ロードレルレイ」は新馬戦から2勝クラスを無傷で通過中。

10「ナイトインロンドン」も未勝利戦から3連勝と絶好調です。

まずこの2頭に注目してみたいと思っています。

そしてもう1頭は、6「サヴォーナ」 池添 キズナ産駒
今春阪神芝2400Mを2・1着、前走福島芝2600Mを逃げ切って2勝クラスを勝ち上がりました。

このレース出走メンバーで逃げて勝った馬はこの馬のみ、他馬で逃げて経験のある馬も見当たらず、かなり楽に行けそうです。
トライアル戦ですから権利欲しさに前に出る馬がいないとは限りませんが、池添騎手に期待したいと思います。

流れがゆったりするなら最後は瞬発力勝負になりがちです。
3「サトノグランツ」、1「サスツルギ」など末脚自慢の馬には注意が必要でしょう。


<暑さ寒さも彼岸まで>週末からは夜エアコン無しで寝られそうですから嬉しいですね。
夏の疲れが出てくる頃ですから十分注意しましょう。





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ローズS 2023

2023「ローズS」

今週は3日間開催、日曜日のメインが阪神3歳牝馬G2「ローズS」、月曜日中山3歳G2「セントライト記念」が行われます。

今週末は雨予報も無く、3日間良馬場で競馬が出来そうです。

G1「秋華賞」トライアル、牝馬G2「ローズS」から見ていきましょう。

G1「オークス」から直行でここに挑んでくるのは3頭のみ、
4着  7「ラヴェル」 坂井瑠

8着  2「ソーダズリング」 武豊

10着 3「レミージュ」 和田竜

今年ここまで王道を歩んできたのは7「ラヴェル」のみ、G1「桜花賞」に出走(11着)したのもこの馬と 14「コンクシェル」 の2頭のみです。

また有力騎手が騎乗するのも、賞金900万の馬、
5「ブレイディヴェーグ」 ルメール 2--1--0--0

10「マラキナイア」 川田 2--1--0--3

11「ココナツブラウン」 横山武 2--2--0--0

12「マスクトディーヴァ」 岩田望 2--0--0--1

15「ブライトジュエリー」 鮫島克 2--0--1--0

優先出走権を獲りたい処でしょうし、賞金の積み増しも狙ってくると思われます。
ここは未だ複勝圏を外していない(緑文字の数字3頭に注目しています。

3勝馬は、
14「コンクシェル」 モレイラ 逃げ作戦で2連勝中、しかも2着馬を共に0.9秒千切っています。

13「リサリサ」 浜中 1200M、1400Mが主戦場の馬ですから、スピードは認めても、距離がどうか?ですね。

ここまで赤文字で挙げた馬達が人気に推されそうですが、
ルメール騎乗の、5「ブレイディヴェーグ」は3戦全てで上り3Fメンバー最速を記録していますから、切れ味勝負ならこの馬でしょう。
心配点は初の右回り競馬、この点のみかと思われます。

展開面を考えておきましょう。

権利欲しさに強引にでも前に行く馬が現れないとも限りませんが、ここは素直に14「コンクシェル」が先手と考えます。
マイル戦でも先手から逃げ切れるスピードを見せていますから、ペースが遅くなる心配は無さそうです。

今回も<私が気になっている馬>を挙げておきましょう。

11「ココナツブラウン」 横山武 キタサンブラック産駒
函館で未勝利脱出、札幌芝1800Mで1勝クラスを勝ち上がっています。
ここまで2--2--0--0、未だ底を見せていないキタサンブラック産駒ですから、どの様な競馬を見せてくれるのか?楽しみでもあります。

6「ラファドゥラ」 木幡巧 ドゥラメンテ産駒
未勝利、1勝クラスを連勝中です。
またここまで5戦が、2--2--1--0、未勝利脱出に時間が掛かりましたが、やっと調子が出てきたようです。
ここでどこまでやれるのか?、2戦連続で末脚が切れていますから良い位置取りが出来れば「あるいは」があるかも知れません。

その他では、<大穴候補>
17「セーヌドゥレーヴ」 松山 ダイワメジャー産駒
大外枠を引きましたが、逃げる14「コンクシェル」に乗って行けるようなら先行も可能でしょう。
先行策が得意な松山騎手ですから、前で粘り込めるようなら面白そうですが・・・・??
逃げ馬が頑張ってしまうと苦しくなる事も考えに入れておきましょう。

有力馬はそれなりに実力を見せている馬ばかりですから、上記赤文字の馬を上手く組み合わせて狙ってみます。


G2「セントライト記念」

皐月賞優勝、日本ダービー2着の「ソールオリエンス」は外せないと思っています。

ここは1頭のみ名前を挙げておきましょう。

 「シルトホルン」 大野拓 スクリーンヒーロー産駒
前走G3「ラジオNIKKEI賞」で0.1差2着、1勝クラスをマイル戦で勝ち上がっていますから、スピードの裏付けはありました。
距離を延ばしてどうか?と思っていましたが、そこをクリアー出来たのは大きな成長と思えます。
今回は2200Mとさらに伸びますが、血統からは問題なさそうな気もしますから期待してみます。
上手く先行策を採れれば粘り込みも有りそうですが・・・・。


9月中旬に入りましたが、毎日暑い日が続きます。
お彼岸までは仕方ないと毎年思いますが、早く涼しくなって欲しいですね。
3日間開催はなかなか難しく、始め良ければついつい気が大きくなり・・・・とかもあります。
集中力が試される3日間ですから切れないように頑張りましょう。






京成杯オータムハンデ 2023

2023「京成杯オータムH」

長かったローカル競馬も終わり、今週末から秋競馬の開幕です。

メインレースは土曜日中山3歳牝馬G2「紫苑S」、日曜日中山G3ハンデ「京成杯オータムH」
阪神G2「セントウルS」となっています。

中山G3ハンデ「京成杯オータムH」から見ていきましょう。
サマーマイルシリーズの最終戦ですが、秋競馬をここからスタートの実力馬も参戦しますから難しいですね。

頭数が11頭と少し寂しくなりましたが、開幕週の馬場を活かしたスピード競馬になりそうです。
この開催の中山芝コースは例年野芝のみで開催されますからスピードの裏付けが必要です。

10年間のデータから1番人気は4--0--1--5、複勝率50%ですからなかなか難しい数字です。

直近4年間の勝タイム、単勝人気順(赤文字は牝馬)、斤量、4角位置を見ておきましょう。
22年 良 1.33.6 1-12--7  56.0--56.0--54.0  2--1--4番手
21年 良 1.32.0 7-12--1  56.0--55.5--56.0  9--1--8番手
20年 良 1.33.9 4--3-13  55.0--52.0--55.0  2--1--3番手
19年 良 1.30.3 4--5-10  52.0--53.0--55.0  1--3--4番手

19年のタイムがレコードです。直近3年間は32.0~33.9と少し時計が掛かっています。
エアレーション作業やシャダリング作業などが大きく影響しているのでしょう。
フカフカの芝コースも少し走り辛いのかも知れませんね。

人気面では直近4年毎年10番人気以下の馬が絡んでいます
また馬券内で牝馬が占める割合が多いのが特徴です。

今年は2頭の牝馬が参戦しますから、ここは特に注意が必要でしょう。
<夏は牝馬>がまだ活かせる季節なのかもしれませんね。

位置取りから見えるのは、4角を先頭で通過した馬が毎年連勝圏内に残っています。
逃げるか先行出来る馬、ここも重要に思えます。

今年人気に推されそうな処では、2「ソウルラッシュ」59K 松山、5「インダストリア」58K ルメール、は共に差し馬、斤量も含め要注意なのかもしれません。

展開面では、絶対先行で前に出そうな3歳馬、7「グラニット」51K 嶋田、
それに続きそうな6「シャイニーロック」57K 酒井、この辺りがレースを先導しそうですから、まずまずのタイムとなりそうです。

実績から見れば、2「ソウルラッシュ」、5「インダストリア」は馬券から外せないように思われますが、
そこは<競馬>、難しいですね。

今回も私が<気になっている馬>をを挙げておきましょう。

3「ミスニューヨーク」 6歳牝馬 56K デムーロ キングズベスト産駒
直近の着順だけを見ると届かない・・・ように思えますが、今回は11頭、どん尻追走でも11番手ですから、もう2・3頭前で運べるなら馬券圏内は有りそうです。
2走前、前走とも上り3Fは最速を記録していますから、切れ味が鈍った印象はありません。
7「グラニット」が暴走気味に先導してくれるなら、ここは嵌っても良さそうです。

11「トーセンローリエ」 3歳牝馬 52K 菅原明 サトノクラウン産駒
3月当所で行われた(L)「アネモネS」の優勝馬、勝タイムが1.33.8でした。
距離が長いと思えた札幌G3「クイーンS」で0.4差6着、ゆっくり位置取りを押し上げるレース振りはこのレースを意識したものでは・・・・と思わせました。
斤量も軽く先行出来るようなら馬券に絡んでも驚けないでしょう。
大外枠になりましたが、11番なら外を押し上げて行くには理想的かもしれません。
牝馬ですから揉まれ込むよりは良いでしょう。

9「ラインベック」 6歳セン馬 57K 石橋脩 ディープインパクト産駒
このレースで1着なら「サマーマイルシリーズ」優勝の可能性がある馬です。
いつも書いていますが<夏は牝馬>と同じぐらい<夏はセン馬>も活躍します。
セン馬は賞金が全てですから出たとこ勝負、調子も良さそうですから、出走時の馬体重だけをチェックしたいものです。
先行出来ますし、中山マイルで勝鞍もありますから注目します。

サマーマイルシリーズでポイントを持っています、4「メイショウシンタケ」、10「ウイングレイテスト」も要注意でしょう。

希望とすれば荒れて欲しい処ですが・・・・果たしてどうでしょうね??


G2「セントウルS」

ここまでの成績4--1--2--0、と着外が無い3歳馬「ビッグシーザー」が人気に推されそうですね。
しかし頭を打つならここかもしれないと思っています。

古馬との対戦が初めて、また直線競馬を使ってきた出足の速い馬も多く、そのペースに乗れるのかどうか?は解らないと思っています。
取り入れた馬券も買いますが、外した馬券の比重が多くなりそうです。

ここも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。

人気に推されそうですが、
8「アグリ」 4歳 57K 横山典 Caravaggio産駒
阪神コースで1200Mの経験はありませんが、同じ内回りの1400Mでは無類の強さを見せています。
ここは絶好のチャンスに見えますから、先行して抜け出してきそうです。
何が行くのか解りませんが、テンのスピードは相当有りそうですから注目です。

12「ブトンドール」 3歳牝馬 53K 菱田 ビッグアーサー産駒
6「ビックシーザー」は人気に推されますが、同じ産駒のこちらは人気に推される事は無さそうです。
前走G3「函館SS」では2番人気に推され0.4差5着、そこから夏場休養に充てています。
当然賞金を積み増したい処ですからここは勝負でしょう。
速い流れになれば、その斤量を活かした差し脚が爆発するかも知れません。

15「モリノドリーム」 4歳牝馬 55K 鮫島克 モーリス産駒
未勝利勝ち上がりからここまで連対を外していません。
函館を2戦で切り上げ秋に備えたローテーションも歓迎です。
調子の良さならピカイチだと思われますので、馬券圏内目指し頑張って欲しい処です。
開幕週の外枠は嫌な条件に思えますが、牝馬ですから揉まれるよりはましかもしれません。

見応えのあるレースを期待します。

G2「紫苑S」

台風の通過で馬場がどうなのか?
開幕週でもそこが気になります。
上滑りするような馬場ならやはり経験値が物を言いそうですから、その点には十分注意しましょう。

1頭名前を挙げるなら15「エミュー」を挙げておきます。
嵌ると面白そうですが・・・展開次第でしょう。


やっと昨晩は涼しくなりました。
秋の夜長は競馬研究に絶好です。頑張りましょう。





新潟記念 2023

2023「新潟記念」

暑く長かったローカル競馬も最終週となりました。

今週は土曜日が札幌で2歳G3「札幌2歳S」日曜日が小倉2歳G3「小倉2歳S」
同じく日曜日新潟でG3ハンデ「新潟記念」が行われます。

2歳戦はデータも少なく、私のようにデータで勝負するタイプには不向きなレースですから、G3ハンデ「新潟記念」を見ておきましょう。

芝外回りでワンターン、非常に珍しいコースとなっています。


当然ここを得意としている馬も多く、今回も当レース優勝馬19年優勝、9「ユーキャンスマイル」
20年優勝、6「ブラヴァス」の2頭が出走します。

スタートから速いタイムを記録し、尚且つ上りが速いレースになることが特徴です。
10年間で1番人気は2--2--0--6、連勝率40%ですから少し心配な数字が残っています。

夏場のG3ハンデ戦ですから、この数字も仕方ないのかもしれません。
またここは「夏は牝馬」にも?マークが付きそうで、10年で17頭出走し、1--0--1--15となっています。

今年はルメール騎手が騎乗します1「サリエラ」が1番人気に推されそうですが、この馬も4歳牝馬、少し不安な気もします。

しかしここまでの全成績が3--1--1--0、G2「ローズS」で2着、同じくG2「目黒記念」で3着、
共に着差は0.1差ですから実力に付いては文句なしの実績です。
末脚も全5戦中4戦が最速、前走G2「目黒記念」のみが2位ですから、ここは馬券から外せない気がします。


直近4年間の勝ち時計、単勝人気順、4角位置取り、上り3Fタイムを見ておきましょう。
22年 良 1.58.9  10-9--3人気 7--17-3番手  33.3--33.0--33.9
21年 良 1.58.4  12-3--2人気 15-10-13番手 33.4--33.9--33.7
20年 良 1.59.9  2--3--5人気 9--1-11番手  32.6--33.1--32.4
19年 良 1.57.5  2--6--8人気 12-4-15番手  33.6--33.9--33.6

直近2年間では10番人気以下が絡んでいます。
勝タイムも57秒台半ばから59.9迄全て2分は切っています。
当然末脚が切れるタイプが活躍しています。

このレースも<私が気になっている馬>を挙げておきましょう。

上記したように牝馬の活躍に疑問は付きますが、1「サリエラ」を馬券圏内に入れるとするなら、やはりもう1頭牝馬を・・。

10「ファユエン」 5歳牝馬 53K 木幡巧 ヴァンセンヌ産駒
3勝クラスを勝ち上がったばかりですから果たしてどうか?の心配はあります。
左回り巧者で末脚はしっかりしていますから、53Kの斤量を活かして欲しい処です。
ディープインパクト産駒が得意な条件に見えますから、その孫も活躍できるのでは・・・・と期待します。

2「グランオフィシエ」 5歳 57K 菱田裕 キングカメハメハ産駒
前走G3「七夕賞」は10人気、13着と奮いませんでしたが、条件が変わる今回は2走前東京(L)「メトロポリタンS」9番人気で優勝の実力を再評価するべきだと思っています。
直線が長いコースで比較的前にも行け、末脚を使える条件なら見直しが順当でしょう。
今回も出走している過去の優勝馬も2頭とも「キングカメハメハ産駒」、さすがに秒単位で負け続けている6「ブラヴァス」は買えないとなれば、今年はこちらでは・・・・と思います。
8歳になった9「ユーキャンスマイル」も3着欄で少し入れてみたいですね。

夏場のG3ハンデ戦はやはり難しく、なかなか狙い通りには走ってくれません。
上手く嵌って欲しいですね。


2歳戦は省略させて頂きますが、新馬戦で素晴らしい活躍を見せている<スワーヴリチャード産駒>には注目しています。
上級条件でも活躍できるのかどうか?注目ですね。

暦の上では「秋」になるのでしょうが、毎日酷暑、早く涼しくなって欲しいものです。





キーンランドカップ 2023

2023「キーンランドC」

札幌競馬でこの名前を聴くと「秋近し」を思わせます。

しかし気温は全国的に超高温、秋の気配もありません。
昨日の大阪は午後から豪雨、雷鳴鳴り響き、スコールのようでした。

札幌も連日気温が高いようですね。
サマースプリントシリーズ第4戦、G3「キーンランドC」は秋のG1「スプリンターズS」に繋がるレース。
どの馬がどこを目標に?やはりここが一番気になる処です。

メンバーは揃った印象ですが、このレースどの馬が逃げるのかが解りません

距離自慢の馬が揃っていますから、逃げる気があればどの馬でも先行出来るでしょうが、どの様な並びになるのでしょうね?

日曜日、札幌の天気予報は「曇り時々雨」、降水確率50%となっています。
先週の雨で相当馬場も傷んでいそうですから、少しの雨でもかなり影響しそうです。

先週超大穴、3連単馬券1700万が出たのも真ん中より外目の馬で決着していました。
見た目より内側の芝が荒れていたのでしょうね。

過去4年間の勝タイム、人気、4角位置を見ておきましょう。(人気赤文字は牝馬緑文字はセン馬
22年 良 1.09.1 6--2--4人気 7--2--1番手
21年 良 1.09.1 3--7--9人気 3--10--6番手
20年 重 1.10.6 5--2--9人気 12--5--9番手
19年 稍 1.09.2 1--2--3人気 6--12--8番手

8月13日札幌芝1200M、OP「UHB賞」の勝ち時計が1.08.2、今回も出走の8「シナモンスティック」の時計です。
この時計と比較しても1秒程度時計が掛かる事になります。

出走各馬持ち時計の範囲内に入りますから、どの馬が馬券になっても驚けないところです。

10年間の1番人気は2--3--1--4、連勝率50%、複勝率60%、信じて良いのかどうか?判断に迷う処ですね。

<夏は牝馬>もこのレースで証明されています。
10年間の牝馬成績は7--5--6--47、複勝率で28%ありますから、外せないようです。

人気に推されそうな処では、春のG1「高松宮記念」で2着の14「ナムラクレア」、22年のG3「函館SS」を勝っていますから、洋芝適性は問題なし、不良馬場のG1戦でも好走していますから時計の掛かる馬場も心配なさそうです。
問題は「ここが勝負」なのかどうか?の1点でしょう。
7枠は絶好の枠番、馬券からは外せないと思っています。

今回も<私が気になっている馬>を挙げておきましょう。
前述の牝馬14「ナムラクレア」はもちろんですが、牝馬が馬券に絡むときは同時に1・2頭絡んでくることも多く、ここもまずは牝馬の選択から・・・・。

6頭出走しますが、
4「キミワクイーン」 4歳牝馬 55K 横山武 ロードカナロア産駒
G3「函館SS」で4角10番手から追い込み優勝。
函館より追い込みが効く札幌ですからここも注意が必要です。
2走前中山重馬場では先行してタイム差なしの2着、内目の枠が気になる処ですが、先行策が採れるなら面白そうです。

8「シナモンスティック」 4歳牝馬 55K 松岡 ジョーカプチーノ産駒
前走が同じ札幌の「UHB賞」、先行策から抜け出し優勝しています。調子の良さなら折り紙付きでしょう。
今回どの様に乗るのか?揉まれるのを嫌うなら逃げ作戦も考えられるところです。
重い馬場の経験がありませんから、重馬場になった時の心配は残りますが、前に行ける有利さは有りそうです。

牝馬はこの3頭に注目してみます。

12「トウシンマカオ」 4歳 57K 鮫島克 ビッグアーサー産駒
G3「函館SS」では差してきましたが3着、今回は差し馬が届く札幌ですから、もう少し後ろに構えても大丈夫でしょう。
脚さえ溜まれば強烈な末脚を発揮しますから、期待できそうです。
この辺りの馬番もこの馬にとっては良さそうです。

<大穴候補>としては、
11「ヴァトレニ」 5歳セン馬 57K グラスワンダー産駒
昨年の当レース3着馬、冬場の小倉OP「北九州短距離S」が稍重馬場、先行策から抜け出し優勝しています。
前走函館G3「函館SS」では0.5差7着でしたが、狙いはここでは・・・・と思われます。
札幌芝コースでは1勝クラス1500Mでレコードを持っているほどの札幌巧者、セン馬ですから出たとこ勝負、狙ってみたい馬です。


2歳G3「新潟2歳S」

経験の浅い馬ばかりですから、どの馬が馬券になるのか?は解りません。
私が「指標」にしているのは、新馬戦・未勝利戦を勝ち上がった時の着差

今回ここで注目したいのは、
新馬戦0.8差 3「エンヤラヴフェイス」 菱田 エイシンヒカリ産駒

新馬戦0.5差 5「ルクスノア」 牝馬 永島ま オルフェーヴル産駒

新馬戦0.4差 12「アスコリピチェーノ」 牝馬 北村宏 ダイワメジャー産駒

未勝利戦0.8差 2「ヴァンヴィーヴ」 デムーロ ダイワメジャー産駒

この4頭に注目しています。
女性騎手「永島まなみ」騎乗の5「ルクスノア」には特に頑張って欲しいと思っています。頑張れ!

名前で面白い10「ヒヒーン」も0.3差付けていましたから少し注意が必要でしょう。

クラシックに名前が出てくるのはどの馬か?楽しみなレースですね。


まだまだ暑い日が続きます。
体調管理には十分ご注意下さい。





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