函館記念(4)
函館競馬場芝コース、今週から(B)コース使用となります。
これは前に行く馬に有利に働きますね。
洋芝について少し・・・。中央場所で使用しているオーバーシード用の洋芝は「イタリアンライグラス」という洋芝を使用していますが、北海道などの寒冷地では適さない為、「ケンタッキーブルーグラス・ペレニアルライグラス・トールフェスク」など3種類の寒冷地用洋芝を使用しています。
これが中央場所の芝と根本的に違う為時計が掛り、スタミナ勝負となる原因です。
よく新聞などに夏の洋芝を走ったから、冬のオーバーシード洋芝も大丈夫だろうの記事が出ますが根本的に違う為参考にするのは危険です。
横道にそれました。
先週までの(A)コースは少し内側が荒れてきたため、中伸び状態だったのですが、また内ぴったり走って来る馬に要注意ですね。
1着候補は55~57K(58Kは?)と昨日書きました。
本日はその本命になりそうな58K「マイネルスターリー」をまず見ましょう。
前走休み明け巴賞を58Kで勝利、しかし着差は0.1差、昨年の函館記念は56Kで優勝、着差は0.6差タイム1.58.5と大変優秀です。
JRAホームページのデータでは前走1着馬は不振傾向、
1-2-3-16 となっています。0ではありませんので可能性は有るかと思いますが、気にはなりますね。しかも昨年のホワイト騎手から丹内騎手になります。前走巴賞で勝っている騎手ですがこちらも心配ですね。
ここで昨年の馬場状態を検証してみましょう。
巴賞と同じ、函館競馬場グランドオープン記念のタイム比較です。(共に1800M)
10年 1.47.6 マンハッタンスカイ55K
11年 1.48.9 マイネルスターリー58K
斤量を無視して見れば約1.3秒今年が掛っています。
で、昨年の函館記念マイネルスターリーのタイムにプラス1.3すると1.59.8辺りが勝時計になりそうです。しかし今年同競馬場で行われた芝2000M9レースの最高タイムは開幕週の未勝利戦と7月9日1600万特別の2.01.2となっていますから、想像タイム1.59.8から2.01.0の間に入ってきそうです。
時計が速くなればマイネルスターリーに有利に働きますが、2分台の時計になれば他の馬にも付け入る隙が生じますね。
巴賞組は確かに強い傾向ですが、斤量面で他の馬が軽くなることが問題です。休み明け58Kを背負っての激走も心配です。同馬は札幌や函館の洋芝適性は確かに群を抜いて良いのですが少しどころかかなり心配の種を抱えていますので強く推す事は出来ません。
やはり1着候補は55~57Kの中から出そうな気がします。
問題は2着候補ですね、幅広い斤量から来ていましたからこれを見極めないと点数が膨大に膨れ上がってしまいます。上記のように時計が掛れば調子の良さそうな「エドノヤマト」や「ミッキーぺトラ」牝馬で52Kの「コロンバスサークル」なども候補に挙がって来ます。
人気を見極めながら考え続けましょう。
いつも銀龍ブログをお読みいただきありがとうございます。
これは前に行く馬に有利に働きますね。
洋芝について少し・・・。中央場所で使用しているオーバーシード用の洋芝は「イタリアンライグラス」という洋芝を使用していますが、北海道などの寒冷地では適さない為、「ケンタッキーブルーグラス・ペレニアルライグラス・トールフェスク」など3種類の寒冷地用洋芝を使用しています。
これが中央場所の芝と根本的に違う為時計が掛り、スタミナ勝負となる原因です。
よく新聞などに夏の洋芝を走ったから、冬のオーバーシード洋芝も大丈夫だろうの記事が出ますが根本的に違う為参考にするのは危険です。
横道にそれました。
先週までの(A)コースは少し内側が荒れてきたため、中伸び状態だったのですが、また内ぴったり走って来る馬に要注意ですね。
1着候補は55~57K(58Kは?)と昨日書きました。
本日はその本命になりそうな58K「マイネルスターリー」をまず見ましょう。
前走休み明け巴賞を58Kで勝利、しかし着差は0.1差、昨年の函館記念は56Kで優勝、着差は0.6差タイム1.58.5と大変優秀です。
JRAホームページのデータでは前走1着馬は不振傾向、
1-2-3-16 となっています。0ではありませんので可能性は有るかと思いますが、気にはなりますね。しかも昨年のホワイト騎手から丹内騎手になります。前走巴賞で勝っている騎手ですがこちらも心配ですね。
ここで昨年の馬場状態を検証してみましょう。
巴賞と同じ、函館競馬場グランドオープン記念のタイム比較です。(共に1800M)
10年 1.47.6 マンハッタンスカイ55K
11年 1.48.9 マイネルスターリー58K
斤量を無視して見れば約1.3秒今年が掛っています。
で、昨年の函館記念マイネルスターリーのタイムにプラス1.3すると1.59.8辺りが勝時計になりそうです。しかし今年同競馬場で行われた芝2000M9レースの最高タイムは開幕週の未勝利戦と7月9日1600万特別の2.01.2となっていますから、想像タイム1.59.8から2.01.0の間に入ってきそうです。
時計が速くなればマイネルスターリーに有利に働きますが、2分台の時計になれば他の馬にも付け入る隙が生じますね。
巴賞組は確かに強い傾向ですが、斤量面で他の馬が軽くなることが問題です。休み明け58Kを背負っての激走も心配です。同馬は札幌や函館の洋芝適性は確かに群を抜いて良いのですが少しどころかかなり心配の種を抱えていますので強く推す事は出来ません。
やはり1着候補は55~57Kの中から出そうな気がします。
問題は2着候補ですね、幅広い斤量から来ていましたからこれを見極めないと点数が膨大に膨れ上がってしまいます。上記のように時計が掛れば調子の良さそうな「エドノヤマト」や「ミッキーぺトラ」牝馬で52Kの「コロンバスサークル」なども候補に挙がって来ます。
人気を見極めながら考え続けましょう。
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