ジャパンカップ 2012 後記
先日の武豊Ｊ、昨日の岩田Ｊとも後味の悪いレースとなりました。
長い審議の後どちらも「セーフ」、外国のレースを見ているとあれくらいのレースは当り前ですが、今までのレースなら明らかに降着にはなっていたでしょう。
もし新人ジョッキーが騎乗していたなら、答えは違った筈。何とも後味のスッキリしないレースでした。
外国馬は全て圏外、2.23.1のタイムも想像の範囲内、池添Ｊは「ビートブラック」の大逃げを読み切っていましたね。いつもより早めの追い上げ、先日当ブログで書きましたステイゴールド産駒の特性、コーナーをスピードを落とさず回れる器用さを最大限活かしました。
直線を向いた時はすでに４・５番手、ここからゆっくり追い出せば十分「優勝」に手が届くと思った筈です。予想外の出来事が起きたのはその後、インの馬をブロックする筈が、逆に跳ね飛ばされてしまいました。坂を登って最後は２頭がぶつけ合いながらの叩きあい、4Ｋの斤量差が出てしまったレースでした。
もちろん優勝した「ジェンティルドンナ」も素晴らしい脚を披露しました。Ｇ１ ４勝目を牡馬陣や世界相手に達成した訳ですから「立派」としか言えないでしょう、今後も活躍出来る事を期待しましょう。
惜しくも２着に敗れた「オルフェーヴル」、敗れて強しの印象でした。どこまで強さが持続するのか？楽しみを持たせてくれます。有馬記念連覇を目指すようですが、出て来るようなら「大本命」間違い無しになりそうです。
外国人Ｊは今回少し冴えませんでした。理由としては１・２着馬があれほどまで強いとは想像しなかったのではないでしょうか？先に抜け出されてしまった為、３・４着争いになってしまいました。流れを読み切れなかったのが大きな原因ではないかと思います。
「ルーラシップ」や「ダークシャドウ」も決して悪い脚では無かったと思います。今後このレースの為に人気を落とすようなら積極的に買ってみたいものです。
結果は3-1-2番人気の堅い決着、招待馬の質が問われるレースになってきています。
ＪＲＡももう少し面白いレースになるよう研究する必要がありますね。
土曜日京都で行なわれた「京阪杯」を少し振り返っておきます。
始めの３Ｆが34.3 まさかこんなペースで進むとは想像出来ませんでした。
逃げ馬や先行馬多数、前走京洛Ｓで逃げてバッタリの馬が逃げた訳ですから、他の馬も安心して追走、目標は「テイエムオオタカ」に置いていた筈、荒れだした馬場も考慮すればそれでよかったのかも知れません。
数頭逃げ馬がいる場合時々起る現象ですね。
まさか10番人気人気薄の逃げ馬が逃げ切ってしまうとは思われず、大波乱となりました。
私もこのレースは先行馬より、いえ差し馬より後ろの馬が届くレースと見ていました。
２着欄３着欄はピッタリ正解、１着欄が全くのハズレとなりました。
しかし後から良く見て見ると、優勝馬「ハクサンムーン」は前走京洛Ｓで１番人気に推されていました。ビッシリ競り合った為潰れましたが、今回は上記した３Ｆ34.3の楽逃げ、十分有り得る結果だったのかもしれません。
どのレースもそうであるように、レースは流れ一つで大きく変わります。
まだまだ読み切れていないと言う事でしょう。
「ハクサンムーン」を少し見ておきます。父ミスプロ系アドマイヤムーン、父は中距離専門に使われ07年のＪＣ優勝馬、海外でも優秀な成績を残しています。力の要る馬場も得意としていました。母父はご存知サクラバクシンオー、短距離を走る血はここからのようです。
土曜日の馬場はこの馬にピッタリ合っていたのかも知れません。
気が付くのが少し遅かったようです。必ずまたこの教訓が活かされるようがんばります。
「勝組競馬＜奇跡の方程式＞」は散々な結果となりました。土曜日「京阪杯」は全会員様不的中、「ジャパンカップ」は全会員様的中しましたが、全てマイナス計上となりました。
次回「炎のリベンジ」をご期待下さい。
さて次回はいよいよ「餅つき競馬」の始まりです。騎手も厩舎や調教師も１勝も出来ていない処もあります。この年末競馬は思いがけない「大穴」が頻繁に出ます。
「こんな馬が！」が走るのが「餅つき競馬」です。心を引き締め、どんなに堅そうに見えても必ず「疑って」掛りましょう。
がんばります。
長い審議の後どちらも「セーフ」、外国のレースを見ているとあれくらいのレースは当り前ですが、今までのレースなら明らかに降着にはなっていたでしょう。
もし新人ジョッキーが騎乗していたなら、答えは違った筈。何とも後味のスッキリしないレースでした。
外国馬は全て圏外、2.23.1のタイムも想像の範囲内、池添Ｊは「ビートブラック」の大逃げを読み切っていましたね。いつもより早めの追い上げ、先日当ブログで書きましたステイゴールド産駒の特性、コーナーをスピードを落とさず回れる器用さを最大限活かしました。
直線を向いた時はすでに４・５番手、ここからゆっくり追い出せば十分「優勝」に手が届くと思った筈です。予想外の出来事が起きたのはその後、インの馬をブロックする筈が、逆に跳ね飛ばされてしまいました。坂を登って最後は２頭がぶつけ合いながらの叩きあい、4Ｋの斤量差が出てしまったレースでした。
もちろん優勝した「ジェンティルドンナ」も素晴らしい脚を披露しました。Ｇ１ ４勝目を牡馬陣や世界相手に達成した訳ですから「立派」としか言えないでしょう、今後も活躍出来る事を期待しましょう。
惜しくも２着に敗れた「オルフェーヴル」、敗れて強しの印象でした。どこまで強さが持続するのか？楽しみを持たせてくれます。有馬記念連覇を目指すようですが、出て来るようなら「大本命」間違い無しになりそうです。
外国人Ｊは今回少し冴えませんでした。理由としては１・２着馬があれほどまで強いとは想像しなかったのではないでしょうか？先に抜け出されてしまった為、３・４着争いになってしまいました。流れを読み切れなかったのが大きな原因ではないかと思います。
「ルーラシップ」や「ダークシャドウ」も決して悪い脚では無かったと思います。今後このレースの為に人気を落とすようなら積極的に買ってみたいものです。
結果は3-1-2番人気の堅い決着、招待馬の質が問われるレースになってきています。
ＪＲＡももう少し面白いレースになるよう研究する必要がありますね。
土曜日京都で行なわれた「京阪杯」を少し振り返っておきます。
始めの３Ｆが34.3 まさかこんなペースで進むとは想像出来ませんでした。
逃げ馬や先行馬多数、前走京洛Ｓで逃げてバッタリの馬が逃げた訳ですから、他の馬も安心して追走、目標は「テイエムオオタカ」に置いていた筈、荒れだした馬場も考慮すればそれでよかったのかも知れません。
数頭逃げ馬がいる場合時々起る現象ですね。
まさか10番人気人気薄の逃げ馬が逃げ切ってしまうとは思われず、大波乱となりました。
私もこのレースは先行馬より、いえ差し馬より後ろの馬が届くレースと見ていました。
２着欄３着欄はピッタリ正解、１着欄が全くのハズレとなりました。
しかし後から良く見て見ると、優勝馬「ハクサンムーン」は前走京洛Ｓで１番人気に推されていました。ビッシリ競り合った為潰れましたが、今回は上記した３Ｆ34.3の楽逃げ、十分有り得る結果だったのかもしれません。
どのレースもそうであるように、レースは流れ一つで大きく変わります。
まだまだ読み切れていないと言う事でしょう。
「ハクサンムーン」を少し見ておきます。父ミスプロ系アドマイヤムーン、父は中距離専門に使われ07年のＪＣ優勝馬、海外でも優秀な成績を残しています。力の要る馬場も得意としていました。母父はご存知サクラバクシンオー、短距離を走る血はここからのようです。
土曜日の馬場はこの馬にピッタリ合っていたのかも知れません。
気が付くのが少し遅かったようです。必ずまたこの教訓が活かされるようがんばります。
「勝組競馬＜奇跡の方程式＞」は散々な結果となりました。土曜日「京阪杯」は全会員様不的中、「ジャパンカップ」は全会員様的中しましたが、全てマイナス計上となりました。
次回「炎のリベンジ」をご期待下さい。
さて次回はいよいよ「餅つき競馬」の始まりです。騎手も厩舎や調教師も１勝も出来ていない処もあります。この年末競馬は思いがけない「大穴」が頻繁に出ます。
「こんな馬が！」が走るのが「餅つき競馬」です。心を引き締め、どんなに堅そうに見えても必ず「疑って」掛りましょう。
がんばります。
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