中日新聞杯 2013 考察
今週も平地芝グレードレースが3レース行なわれます。
開幕中京のG3ハンデ戦「中日新聞杯」から見て行きましょう。
昨年は新装グランドオープン2日目に行なわれ、今までとは全く違ったコースで行なわれました。ダートコース並みに時計が掛る芝状態、新コースだけに想像出来ない難しいレースと成りました。
データが使えないレースでしたが、左回り実績、坂コース実績を重視して6番人気「スマートギア」をバッチリと推薦し、見事に優勝しました。(2012/03/03ブログ参照)
今年の馬場状態は不明ですが、洋芝が多くなるこの季節ですのでやはり少し時計が掛ると想像出来ます。
そこで本日は昨年行なわれた同レースをしっかり分析し、今年に繋げようと思います。
同名レース10年間で1番人気は4-2-1-3、複勝率70%はG3ハンデ戦としては超優秀な成績です。ただし開催時期が昨年は3月、それ以前は12月開催でした。
12月開催と3月開催では出走する馬の性格が大きく変化してきます。
12月開催では秋のG1シリーズに照準を合わせてきたにもかかわらず残念にも出走が叶わなかった馬や、夏以降急激に力を付けて来た馬の出走がありました。
しかし3月開催になるとG1に出走して来るオープン馬はトライアル的なG2戦に照準を合わせて来るためハンデの重くなるG3ハンデ戦には見向きもしない筈ですから、ここはいつも通り記念と名の付く「地方巡業馬」が集まって来る事になりそうです。
ここでG3ハンデ戦の置かれている位置関係をもう一度再確認しておきましょう。
G1戦には賞金面で出走が出来ず、G2戦ではほとんどが定量戦と成る為入着すら困難。
またG2戦はG1戦のトライアル的な要素が高くなりますので賞金が稼げない事になります。
オープン戦なら出走は可能ですが、こちらには1600万から勝ち上がって来た「活きの良い」馬が出走して来るため苦戦しがちになります。
必然的にG3ハンデ戦には同じ名前の馬達が◎◎記念と名の付くレースに集結します。
勝ち負けはそのコース・距離・条件に合った馬達が分けあう事になってきますので、コース適性や距離適性は重要なファクターと成ります。
年に一度しか稼げない重要なレースなら調教師や馬主様にとっても最高の仕上げで挑む事と成り、結果同じ名前の馬の好走に繋がって来る事になります。
2012年の「中日新聞杯」は
1)スマートギア 7歳 56K マーベラスサンデー(SS系)×ナスルーラ系 6番人気
2)ダンツホウテイ 7歳 56K マンハッタンカフェ(SS系)×ND系 9番人気
3)ダノンバラード 4歳 57K ディープインパクト(SS系)×ミスプロ系 1番人気
4)ヒットザターゲット 4歳 55K キングカメハメハ(ミスプロ系)×ナスルーラ系 5番人気
5)エーシンジーライン 7歳 57K ND系×ND系 7番人気
と成っていました。
7歳馬の1・2、どちらもG3ハンデ戦の常連、単勝オッズ2.9倍 1番人気4歳馬「ダノンバラード」は3着まででした。
良馬場発表でしたが小雨の中のレース、重い力の要る馬場状態でしたが1~3着馬の種牡馬は全てサンデーサイレンス系、マーベラスサンデー産駒は夏場北海道の洋芝での活躍が顕著な種牡馬、マンハッタンカフェ産駒も重い馬場には実績がありました。また母父が力の要る馬場向けな馬達によって占められました。
今回の登録馬の中から推薦出来る馬としては、
◎「トウカイパラダイス」6歳 56K SS系ゴールドアリュール×ND系マルゼンスキー
ND12.50%, Nijinsky15.63% 母父マルゼンスキーもダートを走るような力強さが有り父の産駒も多くはダートで活躍しています。
新中京2勝、暮れのG2金鯱賞0.2差4着 直近G2ハンデ日経新春杯3着
最もこのレースに向いていそうな気がしています。
◎「アドマイヤタイシ」6歳 55K ND系Singspiel×ミスプロ系Dubai Millennium ND15.63% とまるでダート馬のような血統。母父Dubai Millenniumの父は多くの優秀なダート馬を出したSeeking the Gold ですからネバリ強いのも納得です。
直近G3ハンデ戦3連続2着、札幌芝も3走全て2着、力の要る馬場が合わない訳は無いと思います。問題は左回り実績0-0-1-1ではたしてどうか?を心配します。
「ジョワドヴィーヴル」や「ショウリュウムーン」の登録も見えますが、ここではどうでしょう。
有力馬・穴馬は金曜日に掲載予定しています。御期待下さい。
開幕中京のG3ハンデ戦「中日新聞杯」から見て行きましょう。
昨年は新装グランドオープン2日目に行なわれ、今までとは全く違ったコースで行なわれました。ダートコース並みに時計が掛る芝状態、新コースだけに想像出来ない難しいレースと成りました。
データが使えないレースでしたが、左回り実績、坂コース実績を重視して6番人気「スマートギア」をバッチリと推薦し、見事に優勝しました。(2012/03/03ブログ参照)
今年の馬場状態は不明ですが、洋芝が多くなるこの季節ですのでやはり少し時計が掛ると想像出来ます。
そこで本日は昨年行なわれた同レースをしっかり分析し、今年に繋げようと思います。
同名レース10年間で1番人気は4-2-1-3、複勝率70%はG3ハンデ戦としては超優秀な成績です。ただし開催時期が昨年は3月、それ以前は12月開催でした。
12月開催と3月開催では出走する馬の性格が大きく変化してきます。
12月開催では秋のG1シリーズに照準を合わせてきたにもかかわらず残念にも出走が叶わなかった馬や、夏以降急激に力を付けて来た馬の出走がありました。
しかし3月開催になるとG1に出走して来るオープン馬はトライアル的なG2戦に照準を合わせて来るためハンデの重くなるG3ハンデ戦には見向きもしない筈ですから、ここはいつも通り記念と名の付く「地方巡業馬」が集まって来る事になりそうです。
ここでG3ハンデ戦の置かれている位置関係をもう一度再確認しておきましょう。
G1戦には賞金面で出走が出来ず、G2戦ではほとんどが定量戦と成る為入着すら困難。
またG2戦はG1戦のトライアル的な要素が高くなりますので賞金が稼げない事になります。
オープン戦なら出走は可能ですが、こちらには1600万から勝ち上がって来た「活きの良い」馬が出走して来るため苦戦しがちになります。
必然的にG3ハンデ戦には同じ名前の馬達が◎◎記念と名の付くレースに集結します。
勝ち負けはそのコース・距離・条件に合った馬達が分けあう事になってきますので、コース適性や距離適性は重要なファクターと成ります。
年に一度しか稼げない重要なレースなら調教師や馬主様にとっても最高の仕上げで挑む事と成り、結果同じ名前の馬の好走に繋がって来る事になります。
2012年の「中日新聞杯」は
1)スマートギア 7歳 56K マーベラスサンデー(SS系)×ナスルーラ系 6番人気
2)ダンツホウテイ 7歳 56K マンハッタンカフェ(SS系)×ND系 9番人気
3)ダノンバラード 4歳 57K ディープインパクト(SS系)×ミスプロ系 1番人気
4)ヒットザターゲット 4歳 55K キングカメハメハ(ミスプロ系)×ナスルーラ系 5番人気
5)エーシンジーライン 7歳 57K ND系×ND系 7番人気
と成っていました。
7歳馬の1・2、どちらもG3ハンデ戦の常連、単勝オッズ2.9倍 1番人気4歳馬「ダノンバラード」は3着まででした。
良馬場発表でしたが小雨の中のレース、重い力の要る馬場状態でしたが1~3着馬の種牡馬は全てサンデーサイレンス系、マーベラスサンデー産駒は夏場北海道の洋芝での活躍が顕著な種牡馬、マンハッタンカフェ産駒も重い馬場には実績がありました。また母父が力の要る馬場向けな馬達によって占められました。
今回の登録馬の中から推薦出来る馬としては、
◎「トウカイパラダイス」6歳 56K SS系ゴールドアリュール×ND系マルゼンスキー
ND12.50%, Nijinsky15.63% 母父マルゼンスキーもダートを走るような力強さが有り父の産駒も多くはダートで活躍しています。
新中京2勝、暮れのG2金鯱賞0.2差4着 直近G2ハンデ日経新春杯3着
最もこのレースに向いていそうな気がしています。
◎「アドマイヤタイシ」6歳 55K ND系Singspiel×ミスプロ系Dubai Millennium ND15.63% とまるでダート馬のような血統。母父Dubai Millenniumの父は多くの優秀なダート馬を出したSeeking the Gold ですからネバリ強いのも納得です。
直近G3ハンデ戦3連続2着、札幌芝も3走全て2着、力の要る馬場が合わない訳は無いと思います。問題は左回り実績0-0-1-1ではたしてどうか?を心配します。
「ジョワドヴィーヴル」や「ショウリュウムーン」の登録も見えますが、ここではどうでしょう。
有力馬・穴馬は金曜日に掲載予定しています。御期待下さい。
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