七夕賞 2013 考察
サマー2000シリーズが出来てから出走する頭数がハッキリ増えています。
そのサマー2000シリーズはG2札幌記念以外は全てハンデ戦で行なわれます。
1勝プラス複勝圏内で「有力」、2勝すればほぼ「確定」となるだけに、どこを獲りに行くか?が大きな問題と成りそうです。
始めに勝ち上がった馬はその後の競争でハンデが重くなり「不利」になりがちです。
と言って定量のG2「札幌記念」にはG1を狙える馬が出走してきますので、こちらも苦しくなってきます。
逆に始めから斤量が重い馬達は、2000シリーズの賞金を無視して掛る事も有るでしょう。
厩舎や馬主様の基本的な考えや戦略が大きく左右して来る事も「読み」の中に入れる必要が有りそうです。
昨日も書きましたように、どこなら「好勝負」出来るのか?は各馬によって違ってきそうです。
本日は有力馬について少し見ておきましょう。
◎「エクスペディション」6歳 SS系ステイゴールド×ND系
G3 1-1-0-7、昨年七夕賞0.7差8着 55K
直近G3「鳴尾記念」0.2差 2着 56K、昨年は七夕賞--小倉記念55K優勝--新潟記念57K4着のローテーションでした。
一番大きく負けたのがこの七夕賞ですね、小倉記念を勝った為、斤量が2K UPしました。
その後新潟記念は57Kを背負って0.1差4着、450K台のこの馬にとって2K斤量が増える事はかなり不利な条件になったようです。
その後も57Kでは期待に応えていない為(鳴尾記念は56K)、ここで57Kを背負うのは少し??が付きそうな気がします。
ただし昨年はここが始動戦でしたが、今年は「鳴尾記念」を叩いての参戦、順調度でハンデをカバーできるかどうか?になりそうです。
またこの馬はステイゴールド産駒の特徴であるスパイラルカーブのコースで好走しています。
平坦な福島では結果が出ていない事も、その辺りに問題が潜んでいそうな気もしています。
◎「ダコール」5歳馬 SS系ディープインパクト×ミスプロ系
G2戦では全く歯が立たない馬ですが、G3では0-1-2-1、勝利こそ有りませんが「善戦」しています。福島も小倉も新潟も競馬場を選ばず複勝圏内に入っていますので、56Kの斤量を活かせば最も勝利に近そうな気がします。
問題は「脚質」、追込み・差しを得意とする馬だけに、「届かない」心配が付きまといます。
今回は蛯名Jを起用して来たところを見れば、「本気度」はかなり高そうですし、少し前の位置取りを意識しそうな気もします。2000M 2-1-3-1と多分ベストの条件、4コーナー5番手まで押し上げていれば「勝利」も見えそうです。
◎「マイネルラクリマ」5歳 ND系チーフベアハート×SS
G3 1-2-1-2、重い馬場なら確実性がかなりアップしてきます。日曜日の馬場がどうかですが?1週目の馬場を見る限りでは想像より時計が掛っていましたので、この馬には有利になりそうな馬場だと思います。
春ここで行なわれた「福島民報杯」不良馬場で2着馬「マックスドリーム」を0.6差切り捨てています。では良馬場のスピード競馬ではダメなのか?と見ると「京都金杯」を1.32.9で「ダノンシャーク」に0.2差付けて優勝していますから、こちらも問題無さそうです。
またいつも思う事ですが、福島芝コースは1800M・2000M共に「マイル適性」が高い馬が活躍する傾向が有ります。この馬にピッタリなコース条件かもしれませんね。
◎「マックスドリーム」6歳セン馬 SS系アドマイヤマックス×ナスルーラ系
G3どころかオープンでも2着が1回有るだけの馬です。
私は「穴馬」としてこの馬を取り上げたいと思っています。
夏は「牝馬」は有名ですが、夏は「セン馬」は聴きなれませんね。
セン馬は馬へんに扇と漢字では書くそうです。何か涼しそうな気がしませんか?また一説には扇で局所を隠すからだとの俗説も有るようですが、長距離戦に活躍する馬が多い事も事実です。
香港やシンガポールの馬は全てセン馬、こちらは距離に関係なく走っていますので、気にする必要は無さそうです。
「マイネルラクリマ」の項で書いたように、マイル戦ばかりを使われてきたこの馬が唯一2000Mに出走した「福島民報杯」で2着しています。当時が「マイネルラクリマ」と同じ56K、今回は54Kと3K斤量差が付く事になります。マイル適性が有る馬が活躍できるコースですから(既に証明済み)面白そうな存在と成りそうです。古川Jはローカルコースばかり走って来た騎手ですのでどこを走れば有利なのか?は知り尽くしていそうです。
◎「トレイルブレーザー」58K
◎「ナリタクリスタル」58K
の2頭はどこで全力勝負するのでしょう?
しかし勝ってしまえば斤量増量されサマー2000シリーズを狙えません。
上手くこの斤量のまま着狙いして最後の一戦で勝利が理想な筈、ここでは無さそうな気がします。
◎「ユニバーサルバンク」5歳馬 SS系ネオユニバース×トゥルビヨン系
G1・G2戦中心に使われてきた同馬が、ドサ回り役者の仲間入りしてきました。
4月の休み明けから3戦、0.6差--2.4差--1.6差 2400M以上の距離ばかりを使われています。
昨年の「トーセンラー」と被るところがありますね。
中央場所ばかりを使って来られたこの馬にとって「狭い」「忙しい」レースが合うとは思いません。もし本気でサマー2000を狙うなら、ここでは無く「新潟」辺りなのではないでしょうか。
今回は見送りが正解な気がします。
最終有力馬・穴馬は明日土曜日の競馬終了後掲載予定しています。
そのサマー2000シリーズはG2札幌記念以外は全てハンデ戦で行なわれます。
1勝プラス複勝圏内で「有力」、2勝すればほぼ「確定」となるだけに、どこを獲りに行くか?が大きな問題と成りそうです。
始めに勝ち上がった馬はその後の競争でハンデが重くなり「不利」になりがちです。
と言って定量のG2「札幌記念」にはG1を狙える馬が出走してきますので、こちらも苦しくなってきます。
逆に始めから斤量が重い馬達は、2000シリーズの賞金を無視して掛る事も有るでしょう。
厩舎や馬主様の基本的な考えや戦略が大きく左右して来る事も「読み」の中に入れる必要が有りそうです。
昨日も書きましたように、どこなら「好勝負」出来るのか?は各馬によって違ってきそうです。
本日は有力馬について少し見ておきましょう。
◎「エクスペディション」6歳 SS系ステイゴールド×ND系
G3 1-1-0-7、昨年七夕賞0.7差8着 55K
直近G3「鳴尾記念」0.2差 2着 56K、昨年は七夕賞--小倉記念55K優勝--新潟記念57K4着のローテーションでした。
一番大きく負けたのがこの七夕賞ですね、小倉記念を勝った為、斤量が2K UPしました。
その後新潟記念は57Kを背負って0.1差4着、450K台のこの馬にとって2K斤量が増える事はかなり不利な条件になったようです。
その後も57Kでは期待に応えていない為(鳴尾記念は56K)、ここで57Kを背負うのは少し??が付きそうな気がします。
ただし昨年はここが始動戦でしたが、今年は「鳴尾記念」を叩いての参戦、順調度でハンデをカバーできるかどうか?になりそうです。
またこの馬はステイゴールド産駒の特徴であるスパイラルカーブのコースで好走しています。
平坦な福島では結果が出ていない事も、その辺りに問題が潜んでいそうな気もしています。
◎「ダコール」5歳馬 SS系ディープインパクト×ミスプロ系
G2戦では全く歯が立たない馬ですが、G3では0-1-2-1、勝利こそ有りませんが「善戦」しています。福島も小倉も新潟も競馬場を選ばず複勝圏内に入っていますので、56Kの斤量を活かせば最も勝利に近そうな気がします。
問題は「脚質」、追込み・差しを得意とする馬だけに、「届かない」心配が付きまといます。
今回は蛯名Jを起用して来たところを見れば、「本気度」はかなり高そうですし、少し前の位置取りを意識しそうな気もします。2000M 2-1-3-1と多分ベストの条件、4コーナー5番手まで押し上げていれば「勝利」も見えそうです。
◎「マイネルラクリマ」5歳 ND系チーフベアハート×SS
G3 1-2-1-2、重い馬場なら確実性がかなりアップしてきます。日曜日の馬場がどうかですが?1週目の馬場を見る限りでは想像より時計が掛っていましたので、この馬には有利になりそうな馬場だと思います。
春ここで行なわれた「福島民報杯」不良馬場で2着馬「マックスドリーム」を0.6差切り捨てています。では良馬場のスピード競馬ではダメなのか?と見ると「京都金杯」を1.32.9で「ダノンシャーク」に0.2差付けて優勝していますから、こちらも問題無さそうです。
またいつも思う事ですが、福島芝コースは1800M・2000M共に「マイル適性」が高い馬が活躍する傾向が有ります。この馬にピッタリなコース条件かもしれませんね。
◎「マックスドリーム」6歳セン馬 SS系アドマイヤマックス×ナスルーラ系
G3どころかオープンでも2着が1回有るだけの馬です。
私は「穴馬」としてこの馬を取り上げたいと思っています。
夏は「牝馬」は有名ですが、夏は「セン馬」は聴きなれませんね。
セン馬は馬へんに扇と漢字では書くそうです。何か涼しそうな気がしませんか?また一説には扇で局所を隠すからだとの俗説も有るようですが、長距離戦に活躍する馬が多い事も事実です。
香港やシンガポールの馬は全てセン馬、こちらは距離に関係なく走っていますので、気にする必要は無さそうです。
「マイネルラクリマ」の項で書いたように、マイル戦ばかりを使われてきたこの馬が唯一2000Mに出走した「福島民報杯」で2着しています。当時が「マイネルラクリマ」と同じ56K、今回は54Kと3K斤量差が付く事になります。マイル適性が有る馬が活躍できるコースですから(既に証明済み)面白そうな存在と成りそうです。古川Jはローカルコースばかり走って来た騎手ですのでどこを走れば有利なのか?は知り尽くしていそうです。
◎「トレイルブレーザー」58K
◎「ナリタクリスタル」58K
の2頭はどこで全力勝負するのでしょう?
しかし勝ってしまえば斤量増量されサマー2000シリーズを狙えません。
上手くこの斤量のまま着狙いして最後の一戦で勝利が理想な筈、ここでは無さそうな気がします。
◎「ユニバーサルバンク」5歳馬 SS系ネオユニバース×トゥルビヨン系
G1・G2戦中心に使われてきた同馬が、ドサ回り役者の仲間入りしてきました。
4月の休み明けから3戦、0.6差--2.4差--1.6差 2400M以上の距離ばかりを使われています。
昨年の「トーセンラー」と被るところがありますね。
中央場所ばかりを使って来られたこの馬にとって「狭い」「忙しい」レースが合うとは思いません。もし本気でサマー2000を狙うなら、ここでは無く「新潟」辺りなのではないでしょうか。
今回は見送りが正解な気がします。
最終有力馬・穴馬は明日土曜日の競馬終了後掲載予定しています。
いつも銀龍ブログをお読み頂きありがとうございます。
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