新潟記念 2013 考察(2)
昨日は過去の成績と条件を見ておきました。
本日は近年の傾向を探って行きましょう。
長い直線に差し・追込みが効きそうなイメージが定着している新潟芝外回りですが、穴になるには先行馬や逃げ馬が絡んで来た時になっているようです。
そこで昨年も検証しました4コーナー過ぎ直線での位置取りと上がりタイムを見ておきましょう。
走破タイム・1400M時点タイム(直線を向いて59M走った地点)・上り3Fタイム・4角位置取り・馬名・年齢・血統系統
12年
1)1.57.6 1.25.3 32.3 9 トランスワープ 7歳セン馬 56K ND×ロベルト
2)1.57.6 1.24.8 32.8 3 タッチミーノット 6歳 56K SS×ミスプロ
3)1.57.7 1.25.1 32.6 7 アスカクリチャン 5歳 57K ミスプロ×ND
11年
1)1.59.1 1.25.3 33.8 2 ナリタクリスタル 5歳 57.5K SS×ND
2)1.59.1 1.25.0 34.1 1 サンライズベガ 7歳 56K SS×ND
3)1.59.3 1.26.0 33.3 8 セイクリッドバレー 5歳 57K ロベルト×SS
10年
1)1.58.4 1.24.5 33.9 3 ナリタクリスタル 4歳 55K SS×ND
2)1.58.4 1.25.0 33.4 9 トウショウシロッコ 7歳 56K SS×ND
3)1.58.4 1.24.5 33.9 3 サンライズベガ 6歳 55K SS×ND
09年
1)1.59.6 1.26.6 33.0 7 ホッコーパドゥシャ 7歳 56.5K ロベルト×ND
2)1.59.6 1.26.3 33.3 3 サンライズベガ 5歳 54K SS×ND
3)1.59.7 1.26.1 33.6 1 メイショウレガーロ 5歳 55K SS×ミスプロ
12年は差し馬2頭と先行馬1頭で決まりましたが、他の年は先行馬2頭差し馬1頭で決着している事が解ります。
また直近4年で一番速い勝時計を記録している事にも注目です。
今年の勝時計がどの辺りになるかは馬場次第ですが、参考までにこれまで行なわれたレースのタイムを見ておきましょう。
2.00.0 8月25日 500万特別
1.58.3 8月17日 1600万特別
この時計から想像すれば、今年は昨年のようなタイムには成りそうにありません。
58秒台から59秒台が想像される処でしょう。
上がり3Fでは11年の2着馬「サンライズベガ」のみが34.1と34秒台になっていますが、他の年は全て33秒、昨年は32秒台になっています。
先行馬が33・32秒台の上りで走れば、追込み馬には辛い事が数字で立証されています。
また昨年は時計が速くなった事で、血統系統が違って来たとも思えます。
それまではサンデーサイレンス系とロベルト系のみが好走していました。
今年の登録馬14頭中SS系は11頭、ロベルト系1頭、ナスルーラ系2頭となっていますので、SS系の争いに見えます。
ディープインパクト産駒 3頭
ゼンノロブロイ産駒 3頭
デュランダル産駒 2頭
フジキセキ産駒 1頭
ステイゴールド産駒 1頭
ハーツクライ産駒 1頭
母父馬に注目して見ましょう。
ND系 エクスペディション・コスモネモシン・ファタモルガーナ
ミスプロ系 アカンサス・ダコール・トレイルブレイザー
この辺りが近年好走の血統系統と言えそうです。
ロベルト系はシンボリクリスエス産駒の「ラッキーバニラ」1頭、逃げ馬で今回は楽に逃げられそうなだけに「大穴」の可能性も有りそうです。
1400M通過タイムからも超スローで流れて可笑しくないレースになっています。
「直線までどれだけ余力が残せるか」が全てと言って過言でないレースとなっています。
上がり3Fの持ち時計を見ておきましょう。
32.6 エクスペディション 昨年の新潟記念0.1差4着時 1.57.7 7番手
32.7 ブリッジクライム 昨年の新潟芝三面川1000万(牝)1800M2着時 4番手
32.7 コスモネモシン 昨年の新潟記念0.8差13着時 16番手
32.8 ファタモルガーナ 昨年新潟信濃川1000万2000M 1着時 タイム2.00.3
この辺りが32秒台で走っています。
◎「ダコール」
新潟大賞典0.5差3着時 1.57.4 3F34.0
上り最高33.2 京都烏丸S1600万2400M 1着時
◎「トレイルブレイザー」
七夕賞2着時 1.59.3 3F35.9
上り最高33.8 阪神1600万2000M11着時、京都500万2000M1着時
「ダコール」が走った新潟大賞典と新潟記念はかなり違ったレースと成りそうです。
時計的には1.57.4で走っていますので十分足りると思えますが、瞬発力でどうでしょう。
一方の人気馬「トレイルブレイザー」は明らかに3Fの時計勝負には弱そうです。58Kの斤量からも心配ですね。
さて「大穴」候補の「ラッキーバニラ」を見ておきましょう。
昨年の新潟日本海S1600万2200Mを逃げ切って勝っていますが、残念ながら内回りです。
しかし時計で見れば2000M通過時が1.59.7、3F34.8で上がっています。
斤量が55Kから53Kになる今回、気持ちよくスローで逃げられれば自己最高あがり3F33.9が有るだけに、「もしかして」は有るかもしれませんね。直近の成績が悪すぎるだけに「穴」になればと思っています。
本日は近年の傾向を探って行きましょう。
長い直線に差し・追込みが効きそうなイメージが定着している新潟芝外回りですが、穴になるには先行馬や逃げ馬が絡んで来た時になっているようです。
そこで昨年も検証しました4コーナー過ぎ直線での位置取りと上がりタイムを見ておきましょう。
走破タイム・1400M時点タイム(直線を向いて59M走った地点)・上り3Fタイム・4角位置取り・馬名・年齢・血統系統
12年
1)1.57.6 1.25.3 32.3 9 トランスワープ 7歳セン馬 56K ND×ロベルト
2)1.57.6 1.24.8 32.8 3 タッチミーノット 6歳 56K SS×ミスプロ
3)1.57.7 1.25.1 32.6 7 アスカクリチャン 5歳 57K ミスプロ×ND
11年
1)1.59.1 1.25.3 33.8 2 ナリタクリスタル 5歳 57.5K SS×ND
2)1.59.1 1.25.0 34.1 1 サンライズベガ 7歳 56K SS×ND
3)1.59.3 1.26.0 33.3 8 セイクリッドバレー 5歳 57K ロベルト×SS
10年
1)1.58.4 1.24.5 33.9 3 ナリタクリスタル 4歳 55K SS×ND
2)1.58.4 1.25.0 33.4 9 トウショウシロッコ 7歳 56K SS×ND
3)1.58.4 1.24.5 33.9 3 サンライズベガ 6歳 55K SS×ND
09年
1)1.59.6 1.26.6 33.0 7 ホッコーパドゥシャ 7歳 56.5K ロベルト×ND
2)1.59.6 1.26.3 33.3 3 サンライズベガ 5歳 54K SS×ND
3)1.59.7 1.26.1 33.6 1 メイショウレガーロ 5歳 55K SS×ミスプロ
12年は差し馬2頭と先行馬1頭で決まりましたが、他の年は先行馬2頭差し馬1頭で決着している事が解ります。
また直近4年で一番速い勝時計を記録している事にも注目です。
今年の勝時計がどの辺りになるかは馬場次第ですが、参考までにこれまで行なわれたレースのタイムを見ておきましょう。
2.00.0 8月25日 500万特別
1.58.3 8月17日 1600万特別
この時計から想像すれば、今年は昨年のようなタイムには成りそうにありません。
58秒台から59秒台が想像される処でしょう。
上がり3Fでは11年の2着馬「サンライズベガ」のみが34.1と34秒台になっていますが、他の年は全て33秒、昨年は32秒台になっています。
先行馬が33・32秒台の上りで走れば、追込み馬には辛い事が数字で立証されています。
また昨年は時計が速くなった事で、血統系統が違って来たとも思えます。
それまではサンデーサイレンス系とロベルト系のみが好走していました。
今年の登録馬14頭中SS系は11頭、ロベルト系1頭、ナスルーラ系2頭となっていますので、SS系の争いに見えます。
ディープインパクト産駒 3頭
ゼンノロブロイ産駒 3頭
デュランダル産駒 2頭
フジキセキ産駒 1頭
ステイゴールド産駒 1頭
ハーツクライ産駒 1頭
母父馬に注目して見ましょう。
ND系 エクスペディション・コスモネモシン・ファタモルガーナ
ミスプロ系 アカンサス・ダコール・トレイルブレイザー
この辺りが近年好走の血統系統と言えそうです。
ロベルト系はシンボリクリスエス産駒の「ラッキーバニラ」1頭、逃げ馬で今回は楽に逃げられそうなだけに「大穴」の可能性も有りそうです。
1400M通過タイムからも超スローで流れて可笑しくないレースになっています。
「直線までどれだけ余力が残せるか」が全てと言って過言でないレースとなっています。
上がり3Fの持ち時計を見ておきましょう。
32.6 エクスペディション 昨年の新潟記念0.1差4着時 1.57.7 7番手
32.7 ブリッジクライム 昨年の新潟芝三面川1000万(牝)1800M2着時 4番手
32.7 コスモネモシン 昨年の新潟記念0.8差13着時 16番手
32.8 ファタモルガーナ 昨年新潟信濃川1000万2000M 1着時 タイム2.00.3
この辺りが32秒台で走っています。
◎「ダコール」
新潟大賞典0.5差3着時 1.57.4 3F34.0
上り最高33.2 京都烏丸S1600万2400M 1着時
◎「トレイルブレイザー」
七夕賞2着時 1.59.3 3F35.9
上り最高33.8 阪神1600万2000M11着時、京都500万2000M1着時
「ダコール」が走った新潟大賞典と新潟記念はかなり違ったレースと成りそうです。
時計的には1.57.4で走っていますので十分足りると思えますが、瞬発力でどうでしょう。
一方の人気馬「トレイルブレイザー」は明らかに3Fの時計勝負には弱そうです。58Kの斤量からも心配ですね。
さて「大穴」候補の「ラッキーバニラ」を見ておきましょう。
昨年の新潟日本海S1600万2200Mを逃げ切って勝っていますが、残念ながら内回りです。
しかし時計で見れば2000M通過時が1.59.7、3F34.8で上がっています。
斤量が55Kから53Kになる今回、気持ちよくスローで逃げられれば自己最高あがり3F33.9が有るだけに、「もしかして」は有るかもしれませんね。直近の成績が悪すぎるだけに「穴」になればと思っています。
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