菊花賞 2013 考察（１）
牡馬３歳クラシック最終戦「菊花賞」が行なわれます。
淀の池には「魔物が住んでいる」のは２週前の「京都大賞典」や、春の天皇賞を見ても明らかでしょう（笑）。
今回の「菊花賞」でも魔物は顔を覗かせるのでしょうか？
今週は「菊花賞」を重点的に、並行して大荒れも有る重賞「富士Ｓ」を見て行きましょう。
「菊花賞」まずは過去の成績から振り返っておきます。
年・単勝人気順・３連単配当・３連単人気順
12年 01--05--07 ￥12.450（27/4896）
11年 01--02--03 ￥2.190（1/4896）
10年 07--01--13 ￥338.840（779/4896）
09年 08--07--06 ￥316.950（922/4896）
08年 01--15--09 ￥523.990（1679/4896）
07年 04--06--01 ￥27.890（58/4896）
06年 08--02--03 ￥144.520（300/4896）
05年 01--06--03 ￥7.090（21/3360）
04年 08--04--06 ￥128.570（306/4896）
03年 05--04--01
10年間で1番人気は4-1-2-3、複勝率70％は馬券に加えない訳にはいかないようです。
一方緑文字の10番人気以下は2頭のみが絡んでいますから、基本的には１～９番人気を主軸に考えて良さそうです。
人気面で面白いのは、2・3番人気馬の優勝が無い事でしょう。それなりに人気した馬ですから1頭くらい優勝していても可笑しく無さそうですが、ここ10年では皆無です。
◎＜脚質＞
逃げ 0--0--1
先行 7--2--5
差し 2--6--3
追込 0--2--1
捲り 1--0--0
先行出来る事が優勝馬の条件と言っても過言では無さそうです。
4角位置で見ると、
7--1--5 3番手
9--5--8 7番手
直線が長い京都外回りですが、直線一気では届いていません。
またこの位置取りから解るのは、2着馬は差し・追込み馬を狙って面白いと言う事でしょう。
◎＜枠番＞
1枠 2-2-2-14
2枠 0-1-2-17
3枠 1-2-2-15
4枠 2-0-0-18
5枠 1-1-0-18
6枠 0-1-2-17
7枠 2-2-1-24
8枠 2-1-1-25
長距離戦は内枠有利が常識ですが、この成績を見る限り、そこまでの有利不利は無さそうに感じます。ただし1枠は出走頭数から見れば確かに有利なのかもしれませんね。
◎＜前走＞
8-6-6-42 神戸新聞杯
1-0-0-0 野分特別 1000万
1-0-0-0 九十九里特別 1000万
0-3-2-38 セントライト記念
0-1-0-0 京都大賞典
0-0-1-4 朝日チャレンジカップ
0-0-1-4 兵庫特別 1000万
神戸新聞杯からの組みが圧倒しています。セントライト記念からも好走馬は出ているのですが、今年はどうでしょう。また過去にも好走例が有る阪神「野分特別」、今年は「フルーキー」が1着から参戦しますから見ものですね。
◎＜間隔＞
10-7-7 4週まで
0-3-3 5週以上
やはりこの辺りの間隔で使っていなければダメと言う事ですね。
前走北海道組みの好走が近年無い事もこの辺りに有りそうです。
「菊花賞」と言えば皆様注目の＜血統＞と成るのでしょうが、これは後日に回します。
少しだけ触れておけば、人気に推される「エピファネイヤ」と「ユールシンギング」は共にロベルト系「シンボリクリスエス」×母父「スペシャルウィーク」ですね。
シンボリクリスエス産駒は0-0-0-4、最も人気も無かったですが、12年17人気12着、18人気18着、08年7人気11着、10人気15着と全く歯が立っていない状態です。
ロベルト系自体は向く条件なのでしょうが・・・・、母父「スペシャルウィーク」に期待したい処と成りそうです。
ここまでの条件を見て、今年を簡単に語れば、
皐月賞・ダービー共に2着し、トライアル神戸新聞杯を楽勝した「エピファネイヤ」が1強として聳え立ちそうです。
ただしダービーでも引っ掛かっていた同馬が、神戸新聞杯では何とか引っ掛からずに競馬出来たからと言って、距離が伸びる3000Ｍで引っ掛からない保証は有りません。
メンバーを見て実力は1番なのは明白ですが、優勝するかどうか？には少し疑問も残ります。
この馬を目指し他馬がしのぎを削るのが今年の「菊」の構図でしょう。
2400Ｍはチャンピオン距離ですが、京都3000Ｍは過去にも色々なドラマが待ちかまえています。始めに書いた「淀の池魔物伝説」は今もしっかり生き続けている訳ですから・・・・。
淀の池には「魔物が住んでいる」のは２週前の「京都大賞典」や、春の天皇賞を見ても明らかでしょう（笑）。
今回の「菊花賞」でも魔物は顔を覗かせるのでしょうか？
今週は「菊花賞」を重点的に、並行して大荒れも有る重賞「富士Ｓ」を見て行きましょう。
「菊花賞」まずは過去の成績から振り返っておきます。
年・単勝人気順・３連単配当・３連単人気順
12年 01--05--07 ￥12.450（27/4896）
11年 01--02--03 ￥2.190（1/4896）
10年 07--01--13 ￥338.840（779/4896）
09年 08--07--06 ￥316.950（922/4896）
08年 01--15--09 ￥523.990（1679/4896）
07年 04--06--01 ￥27.890（58/4896）
06年 08--02--03 ￥144.520（300/4896）
05年 01--06--03 ￥7.090（21/3360）
04年 08--04--06 ￥128.570（306/4896）
03年 05--04--01
10年間で1番人気は4-1-2-3、複勝率70％は馬券に加えない訳にはいかないようです。
一方緑文字の10番人気以下は2頭のみが絡んでいますから、基本的には１～９番人気を主軸に考えて良さそうです。
人気面で面白いのは、2・3番人気馬の優勝が無い事でしょう。それなりに人気した馬ですから1頭くらい優勝していても可笑しく無さそうですが、ここ10年では皆無です。
◎＜脚質＞
逃げ 0--0--1
先行 7--2--5
差し 2--6--3
追込 0--2--1
捲り 1--0--0
先行出来る事が優勝馬の条件と言っても過言では無さそうです。
4角位置で見ると、
7--1--5 3番手
9--5--8 7番手
直線が長い京都外回りですが、直線一気では届いていません。
またこの位置取りから解るのは、2着馬は差し・追込み馬を狙って面白いと言う事でしょう。
◎＜枠番＞
1枠 2-2-2-14
2枠 0-1-2-17
3枠 1-2-2-15
4枠 2-0-0-18
5枠 1-1-0-18
6枠 0-1-2-17
7枠 2-2-1-24
8枠 2-1-1-25
長距離戦は内枠有利が常識ですが、この成績を見る限り、そこまでの有利不利は無さそうに感じます。ただし1枠は出走頭数から見れば確かに有利なのかもしれませんね。
◎＜前走＞
8-6-6-42 神戸新聞杯
1-0-0-0 野分特別 1000万
1-0-0-0 九十九里特別 1000万
0-3-2-38 セントライト記念
0-1-0-0 京都大賞典
0-0-1-4 朝日チャレンジカップ
0-0-1-4 兵庫特別 1000万
神戸新聞杯からの組みが圧倒しています。セントライト記念からも好走馬は出ているのですが、今年はどうでしょう。また過去にも好走例が有る阪神「野分特別」、今年は「フルーキー」が1着から参戦しますから見ものですね。
◎＜間隔＞
10-7-7 4週まで
0-3-3 5週以上
やはりこの辺りの間隔で使っていなければダメと言う事ですね。
前走北海道組みの好走が近年無い事もこの辺りに有りそうです。
「菊花賞」と言えば皆様注目の＜血統＞と成るのでしょうが、これは後日に回します。
少しだけ触れておけば、人気に推される「エピファネイヤ」と「ユールシンギング」は共にロベルト系「シンボリクリスエス」×母父「スペシャルウィーク」ですね。
シンボリクリスエス産駒は0-0-0-4、最も人気も無かったですが、12年17人気12着、18人気18着、08年7人気11着、10人気15着と全く歯が立っていない状態です。
ロベルト系自体は向く条件なのでしょうが・・・・、母父「スペシャルウィーク」に期待したい処と成りそうです。
ここまでの条件を見て、今年を簡単に語れば、
皐月賞・ダービー共に2着し、トライアル神戸新聞杯を楽勝した「エピファネイヤ」が1強として聳え立ちそうです。
ただしダービーでも引っ掛かっていた同馬が、神戸新聞杯では何とか引っ掛からずに競馬出来たからと言って、距離が伸びる3000Ｍで引っ掛からない保証は有りません。
メンバーを見て実力は1番なのは明白ですが、優勝するかどうか？には少し疑問も残ります。
この馬を目指し他馬がしのぎを削るのが今年の「菊」の構図でしょう。
2400Ｍはチャンピオン距離ですが、京都3000Ｍは過去にも色々なドラマが待ちかまえています。始めに書いた「淀の池魔物伝説」は今もしっかり生き続けている訳ですから・・・・。
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