菊花賞 2013 後記
不良馬場で行なわれた「菊花賞」ですが、優勝タイムは3.05.2と思っていた以上に速いタイムでした。
「バンデ」と「ネコタイショウ」が引っ張った結果だったと思いますが、優勝しました断然の1番人気「エピファネイヤ」は強かったですね。
「エピファネイヤ」にとっては不良馬場が幸いしたようです。
引っ掛かり癖のある馬は、あのように馬場が悪ければスイスイとは進んで行けません。
滑る事も自身が考え、集中して走るようです。
さすがに福永Jはその辺りを十分考えていたものと思われます。
馬とケンカせず躊躇なく先行策を取りました。後はいつどこから仕掛けて「前を」捕まえるかだけだったのでしょう。
馬場が悪かった事で、後ろからの心配は無かったと思われます。
レースの結果を見ても、先行馬のみの決着でしたから「前に」行かなかった、あるいは行けなかった時点で期待は無かったのでしょう。
距離の心配も、シンボリクリスエス産駒がG1を優勝出来ていなかった点も、また自身がシルバーメダリストだった点も全てクリアーしての「優勝」は立派だったと言えるでしょう。
私は同馬をダービー時に本命に推していて悔しい想いをしていましたが、条件的に厳しいここでG1馬になったことは福永Jを含めて素直に「おめでとう」と言わせて頂きます。
この後どういう成長を見せるのか楽しみは増しますが、「キズナ」や「オルフェーヴル」と戦って面白いレースを見せてくれる事を期待します。
2着だった「サトノノブレス」は5馬身差、優勝には少し水が開きましたが、最後に粘る「バンデ」を交し、神戸新聞杯組がその実力を示しました。また長距離は騎手によるところも大きく、歴戦の「岩田J」とG1初挑戦の「松田J」の差が出たような気もしました。
ディープインパクト産駒の同馬は馬場が向いているとは思われず、母父トニービンの力が大きく働いたとも言えそうです。しかしこの距離で実力を示せた事はスタミナにも問題が無い事を証明してみせたとも言えそうで、十分に切れる末脚を持っているだけに、来年は大きな仕事をやってのける可能性が有りそうに思いました。
3着した「バンデ」ですが、迷い無くハナに立ち、「ネコタイショウ」に絡まれながらも粘り切った脚は、層の薄い「逃げ馬」に新たなスターが誕生したように見えました。
私は「逃げ馬」が好きですから「新星」登場を嬉しく見守って行こうと思っています。
冬の長距離G2・G3戦なら迷わず本命になるような気がしますね。期待していますよ。
馬券は断然の1番人気が優勝し先行馬・逃げ馬が残った事から3連単13番人気の低配当でした。馬場が悪くなった事からファンの皆様は相当悩まれたようですが、終わって見れば人気馬での決着でした。長距離戦では逆にパンパンの良馬場の方が荒れるのかもしれませんね。
◎土曜日東京メインG3「富士S」から
1番人気に推された「ダノンシャーク」がまさかの-12K、436Kの馬体で出走しました。
これまでデビュー以来で連対した馬体重は438Kでしたから少し心配しました。
しかし終わって見ればスローペースから理想の抜け出し、「完勝」とも呼んで良い様なレースでした。心配はこの後G1でどこまで馬体重が戻せるのか?にかかってきそうです。
前半4F47.8、後半4F45.7と圧倒的な後傾ラップ、心配したように「府中牝馬S」と同じようなスローペースとなりました。
連対した両馬が先行馬でしたから、後ろからの馬では辛いレースだったのでしょう。
休み明けの「ガルボ」がスローで逃げてレースは始まりましたが、この時期のG3とも思われないような1.33.5の勝タイムで、例年より約1秒遅いタイムとなりました。
こうなればもう「前」に行かなければ優勝は有りません。優勝馬の上がり3Fが33.5、全馬を見ても32秒台の末脚を使った馬は見当たりませんでした。
2着しました「リアルインパクト」はさすがG1馬、やっと不振を脱出して来たようです。
次走走れば本物と思いますが、スローペースでの結果ですから、もう少し様子を見たいと思います。
<穴馬>で推薦しました3歳馬、14番人気の「シャイニープリンス」が3着しました。
「リルダヴァル」「ブレイズアトレイル」のどちらかと思った真ん中を鋭い末脚で突き抜けて3着しました。NHKマイルや橘Sで見せた末脚33.9を上回る33.6の脚でしたから、短距離の差し馬として大成してくる可能性は有りますね。ただし今回は斤量が54Kと軽かった事を忘れないようにしましょう。
馬券は1--9--14番人気の決着で25万円の配当、やはり今年も荒れました。
前日予想では<有力馬>が1着、<穴馬>推薦馬が3着しましたが、2着馬が単勝オッズ29.6倍と10倍台のオッズと成らず、外してしまう結果と成りました。
「勝組競馬<奇跡の方程式>」ではGOLD会員様がこの「富士S」を的中、「菊花賞」は全会員様的中致しましたが、残念にも配当が安くマイナス計上と成りました。
さて次回もG1「天皇賞(秋)」、G2「スワンS」が行なわれます。面白いレースを期待しましょう。
「バンデ」と「ネコタイショウ」が引っ張った結果だったと思いますが、優勝しました断然の1番人気「エピファネイヤ」は強かったですね。
「エピファネイヤ」にとっては不良馬場が幸いしたようです。
引っ掛かり癖のある馬は、あのように馬場が悪ければスイスイとは進んで行けません。
滑る事も自身が考え、集中して走るようです。
さすがに福永Jはその辺りを十分考えていたものと思われます。
馬とケンカせず躊躇なく先行策を取りました。後はいつどこから仕掛けて「前を」捕まえるかだけだったのでしょう。
馬場が悪かった事で、後ろからの心配は無かったと思われます。
レースの結果を見ても、先行馬のみの決着でしたから「前に」行かなかった、あるいは行けなかった時点で期待は無かったのでしょう。
距離の心配も、シンボリクリスエス産駒がG1を優勝出来ていなかった点も、また自身がシルバーメダリストだった点も全てクリアーしての「優勝」は立派だったと言えるでしょう。
私は同馬をダービー時に本命に推していて悔しい想いをしていましたが、条件的に厳しいここでG1馬になったことは福永Jを含めて素直に「おめでとう」と言わせて頂きます。
この後どういう成長を見せるのか楽しみは増しますが、「キズナ」や「オルフェーヴル」と戦って面白いレースを見せてくれる事を期待します。
2着だった「サトノノブレス」は5馬身差、優勝には少し水が開きましたが、最後に粘る「バンデ」を交し、神戸新聞杯組がその実力を示しました。また長距離は騎手によるところも大きく、歴戦の「岩田J」とG1初挑戦の「松田J」の差が出たような気もしました。
ディープインパクト産駒の同馬は馬場が向いているとは思われず、母父トニービンの力が大きく働いたとも言えそうです。しかしこの距離で実力を示せた事はスタミナにも問題が無い事を証明してみせたとも言えそうで、十分に切れる末脚を持っているだけに、来年は大きな仕事をやってのける可能性が有りそうに思いました。
3着した「バンデ」ですが、迷い無くハナに立ち、「ネコタイショウ」に絡まれながらも粘り切った脚は、層の薄い「逃げ馬」に新たなスターが誕生したように見えました。
私は「逃げ馬」が好きですから「新星」登場を嬉しく見守って行こうと思っています。
冬の長距離G2・G3戦なら迷わず本命になるような気がしますね。期待していますよ。
馬券は断然の1番人気が優勝し先行馬・逃げ馬が残った事から3連単13番人気の低配当でした。馬場が悪くなった事からファンの皆様は相当悩まれたようですが、終わって見れば人気馬での決着でした。長距離戦では逆にパンパンの良馬場の方が荒れるのかもしれませんね。
◎土曜日東京メインG3「富士S」から
1番人気に推された「ダノンシャーク」がまさかの-12K、436Kの馬体で出走しました。
これまでデビュー以来で連対した馬体重は438Kでしたから少し心配しました。
しかし終わって見ればスローペースから理想の抜け出し、「完勝」とも呼んで良い様なレースでした。心配はこの後G1でどこまで馬体重が戻せるのか?にかかってきそうです。
前半4F47.8、後半4F45.7と圧倒的な後傾ラップ、心配したように「府中牝馬S」と同じようなスローペースとなりました。
連対した両馬が先行馬でしたから、後ろからの馬では辛いレースだったのでしょう。
休み明けの「ガルボ」がスローで逃げてレースは始まりましたが、この時期のG3とも思われないような1.33.5の勝タイムで、例年より約1秒遅いタイムとなりました。
こうなればもう「前」に行かなければ優勝は有りません。優勝馬の上がり3Fが33.5、全馬を見ても32秒台の末脚を使った馬は見当たりませんでした。
2着しました「リアルインパクト」はさすがG1馬、やっと不振を脱出して来たようです。
次走走れば本物と思いますが、スローペースでの結果ですから、もう少し様子を見たいと思います。
<穴馬>で推薦しました3歳馬、14番人気の「シャイニープリンス」が3着しました。
「リルダヴァル」「ブレイズアトレイル」のどちらかと思った真ん中を鋭い末脚で突き抜けて3着しました。NHKマイルや橘Sで見せた末脚33.9を上回る33.6の脚でしたから、短距離の差し馬として大成してくる可能性は有りますね。ただし今回は斤量が54Kと軽かった事を忘れないようにしましょう。
馬券は1--9--14番人気の決着で25万円の配当、やはり今年も荒れました。
前日予想では<有力馬>が1着、<穴馬>推薦馬が3着しましたが、2着馬が単勝オッズ29.6倍と10倍台のオッズと成らず、外してしまう結果と成りました。
「勝組競馬<奇跡の方程式>」ではGOLD会員様がこの「富士S」を的中、「菊花賞」は全会員様的中致しましたが、残念にも配当が安くマイナス計上と成りました。
さて次回もG1「天皇賞(秋)」、G2「スワンS」が行なわれます。面白いレースを期待しましょう。
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