ステイヤーズS 2013 考察(2)
昨日に続き中山名物マラソンレース「ステイヤーズS」を見て行きましょう。
長距離レースになると必ず<血統>の話が出てきます。
本日はその辺りを含め考察していきましょう。
このレースで必要なものは平地日本一長い距離を走れる「スタミナ」とトリッキーな中山コースでコーナーを8回まわる「器用さ」の両立が求められます。
また最後の坂では「瞬発力」も必要となってきますので、なかなか得意な馬以外はつけ込めないのが現実です。
同じ得意馬が何度も入賞して来るのも特徴です。
今年人気になりそうな処を見ておきましょう。
◎「デスペラード」 5歳 SS系ネオユニヴァース×ナスルーラ系トニービン
2500M以上 1-1-1-3、中山芝 0-0-1-0
昨年当レース0.2差 3着、その後京都3000M万葉S 1着、阪神大賞典3000M 2着、と長距離得意がハッキリしています。ただし力を発揮しているのは京都・阪神と広いコースで、コーナー数が少ない処で活躍しています。脚質が「追込み」ですから優勝条件は昨年12--13--4--3よりも早く仕掛ける必要を感じます。
<追い込んで届かず>の場面は必ず頭に入れておく必要が有りそうです。
◎「エックスマーク」 4歳 SS系ディープインパクト×エクリプス系Acatenango
2500M以上 0-0-0-1、中山芝 1-0-0-0(2000M)
ディープ産駒は過去2頭が出走して0-2-0-0、ここに出て来るディープ産駒は活躍しています。
母父その他エクリプス系もサッカーボーイと同じく優秀な成績を残しています。
京都芝2400Mでの勝利がありますので距離はこなせると思いますが、問題はキャリアと器用さが有るか無いか?にかかってきそうです。先行も出来そうですから十分な注意が必要な馬と成りそうです。
◎「ユニバーサルバンク」 5歳 SS系ネオユニヴァース×トゥルビヨン系ドクターデヴィアス
2500M以上 0-0-0-7、中山芝0-0-1-2
他馬と比較して言えるのは戦って来た相手が「違う」と言えるでしょう。常に一線級の馬と走って来ていますので、ここに入れば「格」は違います。
たたしこのレースは「格」で走れるレースでは無く、やはり始めに書いたような適性が有るかどうかが問題と成りそうです。
私自身好きな馬の一頭ですが、適性となると少し疑問に思います。「デスペラード」と同じネオユニヴァース産駒ですから距離はこなせるとは思いますが、人気するようなら「外す」事も考えるべきかもしれません。
◎「コスモロビン」 5歳 SS系ゼンノロブロイ×ミスプロ系ジェイドロバリー
2500M以上 2-1-1-6、中山芝 2-0-1-2
3000M以上の距離に出走経験は有りませんが、中山芝2500Mで2勝と得意にしているコースです。後2回コーナーを回ってどうなのか?は走って見なければ解りませんが、先行馬の直後から伸びて来る脚には見どころが有りそうです。
もう一つ注目は柴田大Jと成りそうです。今年は中山10勝・東京11勝ですが、昨年は中山17勝・東京2勝でしたから「中山得意」がハッキリしています。長距離戦は騎手によるところも大きいと言われているだけに「本命」にまで考えられそうです。父ゼンノロブロイは天皇賞春2着の実績が有りますので、距離をこなす可能性は高そうです。
◎「フェデラルホール」 4歳 SS系ステイゴールド×トゥルビヨン系ドクターデヴィアス
2500M以上 1-1-0-2、中山芝 1-0-0-3
今年は未だ1000万を勝ち上がれていませんが、昨年1000万を中山芝2500Mで勝ち上がっています。直近も2000M以上の距離で2・3・2着と調子は悪く無さそうです。
父ステイゴールドは天皇賞春で2着していますので、距離に問題は無さそうですし、コーナーを回る器用さは魅力です。母父からも距離に問題は無いと思います。
他馬との実力関係だけが問題でしょう。
◎「クリールカイザー」 4歳 ND系キングヘイロー×エクリプス系サッカーボーイ
2500M以上 1-0-0-2、中山芝 3-2-0-3
1600万中山2500Mを逃げ切って勝っています。そのレースの後東京2400Mでメンバー中2番目の上がりタイムで差して2着しているように、長距離適性の「スタミナ」、「瞬発力」は魅力たっぷりです。母父サッカーボーイも「マイネルキッツ」と同じですから距離はこなしてくると思います。調子が戻って来るようなら「単の黒馬」になりそうな予感がします。
同馬は「栗毛」ですが、長距離には「栗毛」が活躍するのも有名な処です。
◎「メイショウタマカゼ」 4歳 SS系ダイワメジャー×ND系コマンダーインチーフ
2500M以上 0-1-0-1、中山芝 未出走
直近3走が1000万2400M 1着、1000万2600M 2着、500万2200M 1着、長い距離で活躍が目立っています。福島2600Mで追込み2着していますので、コーナー数はこなす可能性は高そうですが、父ダイワメジャー産駒が距離をこなすのかどうかは未知数です。
ただし母父からは可能性は否定できません。こちらも「栗毛」でした。
高齢馬はそれなりの実績を積んできていますので、後は体調・調子だけの問題と成りそうです。
頭数は少ないですがそれなりに面白そうなレースが期待できそうですね。
長距離レースになると必ず<血統>の話が出てきます。
本日はその辺りを含め考察していきましょう。
このレースで必要なものは平地日本一長い距離を走れる「スタミナ」とトリッキーな中山コースでコーナーを8回まわる「器用さ」の両立が求められます。
また最後の坂では「瞬発力」も必要となってきますので、なかなか得意な馬以外はつけ込めないのが現実です。
同じ得意馬が何度も入賞して来るのも特徴です。
今年人気になりそうな処を見ておきましょう。
◎「デスペラード」 5歳 SS系ネオユニヴァース×ナスルーラ系トニービン
2500M以上 1-1-1-3、中山芝 0-0-1-0
昨年当レース0.2差 3着、その後京都3000M万葉S 1着、阪神大賞典3000M 2着、と長距離得意がハッキリしています。ただし力を発揮しているのは京都・阪神と広いコースで、コーナー数が少ない処で活躍しています。脚質が「追込み」ですから優勝条件は昨年12--13--4--3よりも早く仕掛ける必要を感じます。
<追い込んで届かず>の場面は必ず頭に入れておく必要が有りそうです。
◎「エックスマーク」 4歳 SS系ディープインパクト×エクリプス系Acatenango
2500M以上 0-0-0-1、中山芝 1-0-0-0(2000M)
ディープ産駒は過去2頭が出走して0-2-0-0、ここに出て来るディープ産駒は活躍しています。
母父その他エクリプス系もサッカーボーイと同じく優秀な成績を残しています。
京都芝2400Mでの勝利がありますので距離はこなせると思いますが、問題はキャリアと器用さが有るか無いか?にかかってきそうです。先行も出来そうですから十分な注意が必要な馬と成りそうです。
◎「ユニバーサルバンク」 5歳 SS系ネオユニヴァース×トゥルビヨン系ドクターデヴィアス
2500M以上 0-0-0-7、中山芝0-0-1-2
他馬と比較して言えるのは戦って来た相手が「違う」と言えるでしょう。常に一線級の馬と走って来ていますので、ここに入れば「格」は違います。
たたしこのレースは「格」で走れるレースでは無く、やはり始めに書いたような適性が有るかどうかが問題と成りそうです。
私自身好きな馬の一頭ですが、適性となると少し疑問に思います。「デスペラード」と同じネオユニヴァース産駒ですから距離はこなせるとは思いますが、人気するようなら「外す」事も考えるべきかもしれません。
◎「コスモロビン」 5歳 SS系ゼンノロブロイ×ミスプロ系ジェイドロバリー
2500M以上 2-1-1-6、中山芝 2-0-1-2
3000M以上の距離に出走経験は有りませんが、中山芝2500Mで2勝と得意にしているコースです。後2回コーナーを回ってどうなのか?は走って見なければ解りませんが、先行馬の直後から伸びて来る脚には見どころが有りそうです。
もう一つ注目は柴田大Jと成りそうです。今年は中山10勝・東京11勝ですが、昨年は中山17勝・東京2勝でしたから「中山得意」がハッキリしています。長距離戦は騎手によるところも大きいと言われているだけに「本命」にまで考えられそうです。父ゼンノロブロイは天皇賞春2着の実績が有りますので、距離をこなす可能性は高そうです。
◎「フェデラルホール」 4歳 SS系ステイゴールド×トゥルビヨン系ドクターデヴィアス
2500M以上 1-1-0-2、中山芝 1-0-0-3
今年は未だ1000万を勝ち上がれていませんが、昨年1000万を中山芝2500Mで勝ち上がっています。直近も2000M以上の距離で2・3・2着と調子は悪く無さそうです。
父ステイゴールドは天皇賞春で2着していますので、距離に問題は無さそうですし、コーナーを回る器用さは魅力です。母父からも距離に問題は無いと思います。
他馬との実力関係だけが問題でしょう。
◎「クリールカイザー」 4歳 ND系キングヘイロー×エクリプス系サッカーボーイ
2500M以上 1-0-0-2、中山芝 3-2-0-3
1600万中山2500Mを逃げ切って勝っています。そのレースの後東京2400Mでメンバー中2番目の上がりタイムで差して2着しているように、長距離適性の「スタミナ」、「瞬発力」は魅力たっぷりです。母父サッカーボーイも「マイネルキッツ」と同じですから距離はこなしてくると思います。調子が戻って来るようなら「単の黒馬」になりそうな予感がします。
同馬は「栗毛」ですが、長距離には「栗毛」が活躍するのも有名な処です。
◎「メイショウタマカゼ」 4歳 SS系ダイワメジャー×ND系コマンダーインチーフ
2500M以上 0-1-0-1、中山芝 未出走
直近3走が1000万2400M 1着、1000万2600M 2着、500万2200M 1着、長い距離で活躍が目立っています。福島2600Mで追込み2着していますので、コーナー数はこなす可能性は高そうですが、父ダイワメジャー産駒が距離をこなすのかどうかは未知数です。
ただし母父からは可能性は否定できません。こちらも「栗毛」でした。
高齢馬はそれなりの実績を積んできていますので、後は体調・調子だけの問題と成りそうです。
頭数は少ないですがそれなりに面白そうなレースが期待できそうですね。
いつも銀龍ブログをお読み頂きありがとうございます。
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