阪神ジュベナイルフィリーズ 2013 考察(2)
2013「阪神JF」登録馬は23頭となっていますが、2勝以上馬は10頭、1勝馬が活躍する可能性が低いと見れば、2勝以上馬プラスG3、2着馬「モズハツコイ」まで含めた11頭を検証の対象にすれば良さそうに見えます。
そこに前走着順、前走着差のフィルターをかけて絞り込んで行きましょう。
06年以降の傾向では
前走着差<0.5秒>差までの馬が複勝圏内合格となっています。(例外無し)
前走着順 連勝圏内3着まで、複勝圏内4着まで(例外無し)
このフィルターで除外される2勝馬は
「クリスマス」 前走アルテミスS 1番人気0.7差 7着
「グランシェリー」 前走ファンタジーS 5番人気 0.4差 6着
最終的には上記2頭は3着候補に残しておく方が得策に見えますが、ここでは除外しておきましょう。
残る9頭を検証して行きましょう。
◎「ハープスター」 SS系ディープインパクト×ND系ファルブラヴ
新潟2歳Sを4コーナー18番手から差し切ったあの強さは「特筆」ものでしょう。
1.34.5の時計はまあまあかもしれませんが、上り3F32.5には正直驚かされました。
ディープインパクト産駒は1-0-0-5、ジョワドヴィーヴルが勝利していますので血統からの心配は有りません。同馬は母父もND系でした。
問題は新潟2歳S以来の間隔ですね。過去11週以上間隔が開いた馬の複勝圏内馬は10頭挑戦して「0」、このローテーションだけが問題と成りそうです。
また脚質的に目の覚めるような末脚でしたが、平坦コースから坂コースに変わり、レコードを出した先行馬相手に同じ脚が使えるのかどうか??は気になる処です。
◎「ホウライアキコ」 ND系ヨハネスブルグ×SS系サンデーサイレンス
こちらは3戦連勝中、G3小倉2歳S、G2デイリー杯2歳Sを共に先行勝、1600M1.33.2(R)、新馬1200M1.07.8(R)、と2回のレコードまで記録しています。
こちらは血統的問題が立ちはだかります。06年馬場改修以降ND系は0-4-1-28、未勝利です。当レース初挑戦の「ヨハネスブルグ」産駒ですからアッサリ勝利してしまう可能性は否定しませんが、2着4頭だった過去の成績には重いものがありますね。母父サンデーサイレンスは1-1-1-12ですから得意な条件とは言えないかもしれませんが、こなしている事は事実です。
脚質先行抜け出しで安定した強さを見せていますので、ペースが「乱ペース」にならない限り安心して見られそうです。
◎「マーブルカテドラル」 SS系ダイワメジャー×ND系エリシオ
中山芙蓉S・東京アルテミスSと1600M2勝、マイル適性は文句なしですね。末脚も33.9・34.8と切れています。新潟2歳Sでは先行して「ハープスター」に0.5差5着と敗れていますが、ここで巻き返せるかどうか?になりそうです。
ダイワメジャー産駒は0-0-0-6、最高着順が6着と結果が出ていません。2番人気に推された「サンブルエミューズ」「エピセアローム」も苦戦しました。阪神マイルに向いていない可能性は有りそうですから注意が必要です。
◎「レーヴデトワール」 SS系ゼンノロブロイ×ナスルーラ系Highest Honor
10年このレースを優勝した「レーヴディソール」の妹に当る事から人気していますが、父がアグネスタキオンからゼンノロブロイに変わっています。ゼンノロブロイは0-1-0-1、ですから問題は無いと思いますが、前走白菊賞は0-0-0-10、13番手から鮮やかな追込みを見せましたが、上り3Fは34.3でした。血統・前走から過大評価されそうなだけに注意は必要です。
◎「レッドリヴェール」 SS系ステイゴールド×ND系Dixieland Band
不良馬場の札幌2歳S1800Mを1.59.7で勝ち上がりました。田んぼの中を力強く走ったそのスタミナ・パワーは素晴らしかったと思います。そして新馬戦では阪神マイルを1.37.9、上り3Fを33.3(メンバー最速)で勝っていますから、魅力たっぷりに映ります。
ステイゴールド産駒は初挑戦ですが、スパイラルコースのステイゴールド産駒は魅力ですね。母父ND系のアルファベット表記馬は好成績を収めていますので注意が必要です。
◎「マジックタイム」 SS系ハーツクライ×ロベルト系ブライアンズタイム
新潟マイルで未勝利・500万連勝中です。共に33秒台の末脚を使っていますから、追込み有利な当レースでは注意が必要です。
◎「フォーエバーモア」 SS系ネオユニヴァース×ミスプロ系Pentelicus
新馬・500万連勝中、1600・1400Mで勝ち上がっていますので距離の心配は無さそうです。
ネオユニヴァース産駒は0-0-1-2、3着が有りますので注意が要るようです。
◎「ニホンピロアンバー」 ミスプロ系スエプトオーヴァーボード×ND系デヒア
新馬戦で1400Mを11着、後は短い距離ばかりを走っています。距離の心配が有りそうです。
◎「モズハツコイ」 ND系クロフネ×ナスルーラ系サクラバクシンオー
父クロフネ産駒は0-2-1-5、優勝こそ有りませんが、目立った成績を挙げています。芦毛馬を見ると2着に買いたくなるのは私だけでは無い筈です。
新潟2歳Sは1.2差8着、デイリー杯2歳Sでは0.9差6着と人気上位馬との力比べは終わっていますが、前走G3ファンタジーSでは0.2差2着と健闘しました。阪神1400Mでも3着が有りますので「3着候補」として残しておきましょう。
以上有力馬を見ておきました。
この中から優勝馬は出て来るものと思っていますが、上位人気2頭にも「不安点」が無い訳では有りません。牝馬戦ですから昨年のような「大穴」が出ても可笑しく無いのも事実ですから、もう少し検討して行く必要が有りそうです。
そこに前走着順、前走着差のフィルターをかけて絞り込んで行きましょう。
06年以降の傾向では
前走着差<0.5秒>差までの馬が複勝圏内合格となっています。(例外無し)
前走着順 連勝圏内3着まで、複勝圏内4着まで(例外無し)
このフィルターで除外される2勝馬は
「クリスマス」 前走アルテミスS 1番人気0.7差 7着
「グランシェリー」 前走ファンタジーS 5番人気 0.4差 6着
最終的には上記2頭は3着候補に残しておく方が得策に見えますが、ここでは除外しておきましょう。
残る9頭を検証して行きましょう。
◎「ハープスター」 SS系ディープインパクト×ND系ファルブラヴ
新潟2歳Sを4コーナー18番手から差し切ったあの強さは「特筆」ものでしょう。
1.34.5の時計はまあまあかもしれませんが、上り3F32.5には正直驚かされました。
ディープインパクト産駒は1-0-0-5、ジョワドヴィーヴルが勝利していますので血統からの心配は有りません。同馬は母父もND系でした。
問題は新潟2歳S以来の間隔ですね。過去11週以上間隔が開いた馬の複勝圏内馬は10頭挑戦して「0」、このローテーションだけが問題と成りそうです。
また脚質的に目の覚めるような末脚でしたが、平坦コースから坂コースに変わり、レコードを出した先行馬相手に同じ脚が使えるのかどうか??は気になる処です。
◎「ホウライアキコ」 ND系ヨハネスブルグ×SS系サンデーサイレンス
こちらは3戦連勝中、G3小倉2歳S、G2デイリー杯2歳Sを共に先行勝、1600M1.33.2(R)、新馬1200M1.07.8(R)、と2回のレコードまで記録しています。
こちらは血統的問題が立ちはだかります。06年馬場改修以降ND系は0-4-1-28、未勝利です。当レース初挑戦の「ヨハネスブルグ」産駒ですからアッサリ勝利してしまう可能性は否定しませんが、2着4頭だった過去の成績には重いものがありますね。母父サンデーサイレンスは1-1-1-12ですから得意な条件とは言えないかもしれませんが、こなしている事は事実です。
脚質先行抜け出しで安定した強さを見せていますので、ペースが「乱ペース」にならない限り安心して見られそうです。
◎「マーブルカテドラル」 SS系ダイワメジャー×ND系エリシオ
中山芙蓉S・東京アルテミスSと1600M2勝、マイル適性は文句なしですね。末脚も33.9・34.8と切れています。新潟2歳Sでは先行して「ハープスター」に0.5差5着と敗れていますが、ここで巻き返せるかどうか?になりそうです。
ダイワメジャー産駒は0-0-0-6、最高着順が6着と結果が出ていません。2番人気に推された「サンブルエミューズ」「エピセアローム」も苦戦しました。阪神マイルに向いていない可能性は有りそうですから注意が必要です。
◎「レーヴデトワール」 SS系ゼンノロブロイ×ナスルーラ系Highest Honor
10年このレースを優勝した「レーヴディソール」の妹に当る事から人気していますが、父がアグネスタキオンからゼンノロブロイに変わっています。ゼンノロブロイは0-1-0-1、ですから問題は無いと思いますが、前走白菊賞は0-0-0-10、13番手から鮮やかな追込みを見せましたが、上り3Fは34.3でした。血統・前走から過大評価されそうなだけに注意は必要です。
◎「レッドリヴェール」 SS系ステイゴールド×ND系Dixieland Band
不良馬場の札幌2歳S1800Mを1.59.7で勝ち上がりました。田んぼの中を力強く走ったそのスタミナ・パワーは素晴らしかったと思います。そして新馬戦では阪神マイルを1.37.9、上り3Fを33.3(メンバー最速)で勝っていますから、魅力たっぷりに映ります。
ステイゴールド産駒は初挑戦ですが、スパイラルコースのステイゴールド産駒は魅力ですね。母父ND系のアルファベット表記馬は好成績を収めていますので注意が必要です。
◎「マジックタイム」 SS系ハーツクライ×ロベルト系ブライアンズタイム
新潟マイルで未勝利・500万連勝中です。共に33秒台の末脚を使っていますから、追込み有利な当レースでは注意が必要です。
◎「フォーエバーモア」 SS系ネオユニヴァース×ミスプロ系Pentelicus
新馬・500万連勝中、1600・1400Mで勝ち上がっていますので距離の心配は無さそうです。
ネオユニヴァース産駒は0-0-1-2、3着が有りますので注意が要るようです。
◎「ニホンピロアンバー」 ミスプロ系スエプトオーヴァーボード×ND系デヒア
新馬戦で1400Mを11着、後は短い距離ばかりを走っています。距離の心配が有りそうです。
◎「モズハツコイ」 ND系クロフネ×ナスルーラ系サクラバクシンオー
父クロフネ産駒は0-2-1-5、優勝こそ有りませんが、目立った成績を挙げています。芦毛馬を見ると2着に買いたくなるのは私だけでは無い筈です。
新潟2歳Sは1.2差8着、デイリー杯2歳Sでは0.9差6着と人気上位馬との力比べは終わっていますが、前走G3ファンタジーSでは0.2差2着と健闘しました。阪神1400Mでも3着が有りますので「3着候補」として残しておきましょう。
以上有力馬を見ておきました。
この中から優勝馬は出て来るものと思っていますが、上位人気2頭にも「不安点」が無い訳では有りません。牝馬戦ですから昨年のような「大穴」が出ても可笑しく無いのも事実ですから、もう少し検討して行く必要が有りそうです。
いつも銀龍ブログをお読み頂きありがとうございます。
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