AJCC 2014 考察(2)
2014「アメリカジョッキークラブカップ」
昨日は過去10年データを基に傾向を検証しました。
優秀な成績を収めていた5歳馬ですが、今年の登録馬には見当たりません。
年齢・登録頭数・過去成績(10年データ)
4歳 5頭 1--5--0
5歳 0頭 5--0--4
6歳 7頭 1--0--2
7歳 4頭 3--1--2
8歳 2頭 0--4--2
4歳馬の優勝は過去1回のみ、対する4歳馬以外が9勝していることから見て、高齢馬が無視できない状況となって来ました。
本日は有力馬になりそうな処を見ておきましょう。
◎「ダノンバラード」 6歳 SS系ディープインパクト×ミスプロ系
昨年の覇者ですが、昨秋のG1戦が満足行かないものとなっています。
芝2200MはG1宝塚記念を含め1-1-1-0、複勝圏内を外さない完全な成績ですが、前走有馬記念15着(3F順位15位)、G1天皇賞秋16着(3F順位16位)、全くネバれていない事が見て取れます。G2戦で得意の距離に替わり小回りコースで今少しはネバリが出そうですが、昨年の様には行かないかもしれません。心配ですね。
◎「ヴェルデグリーン」 6歳 ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
同距離G2オールカマーを素晴らしい末脚で勝ち上がった後のG1戦2戦では歯が立ちませんでした。中山コース4-1-0-3の得意コース、G2戦に替わり、また末脚が活きて来そうな馬場状態から見てもここは有力馬に見えます。
ただしオールカマーの末脚は3F33.6でしたが、今の馬場ではこのタイムが出るとも思われず、「捲り追込みで届かず」の場面は想定しておくべきとなりそうです。
◎「トゥザグローリー」 7歳 ミスプロ系キングカメハメハ×SS系
中山コース0-0-2-3、と得意とは言えませんが、G2戦3-1-0-3はこのメンバーでは威張れる数字です。12年6月以降の成績は
12(3.8)--18(3.1)--12(1.7)--16(4.2)--6(0.4)--12(2.3)--4(0.8)--8(2.4)
前が着順、()内が着差です。G1戦では全く走っていませんが、G2戦なら着差が0.8差までと復活の兆しが見えています。大望までは期待できなくても複勝圏内なら可能性は有りそうに見えますがどうでしょう。
◎「ケイアイチョウサン」 4歳 SS系ステイゴールド×ロベルト系
直近から3人気・7人気・2人気・8人気・2人気、この内8番人気のラジオNIKKEI賞で優勝しています。期待すれば裏切られている事が見えますね。ここでは人気になりそうな気配がしますが、追い込んで少し届かずのレースが多い事も確かです。
ただし不良馬場で行なわれた菊花賞でメンバー中最速の上がりタイムを記録し5着している事は、荒れだした馬場、追込み馬優勢の今なら届いても良い様な気がします。ステイゴールド産駒は外せないかも知れません。
◎「ダービーフィズ」 4歳 ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
中山コースは1-1-1-1、他のコースよりは走っています。同距離のセントライト記念0.0差2着、前走ディセンバーS、0.2差3着を見ても中山は有っていそうな雰囲気です。差しが効く馬場状態も時計が掛る馬場状態も、また斤量55Kも馬体重や血統からは良さそうに見えるのですが。
◎「フェイムゲーム」 4歳 SS系ハーツクライ×セントサイモン系
全7走中6走が中山コースで走っている面白い馬です。2-0-0-5の成績中未勝利勝とG3京成杯優勝が中山コース実績ですから中山こそかも知れません。前走長期休養明けディセンバーSが0.2差6着、上り3Fはメンバー中2位の34.5でした。同じく中山スプリングSではメンバー中最速の上がりタイムを記録していますので、切れる脚は持っています。冬から春にかけて活躍する馬だとすれば無視は出来ないかも知れないですね。
◎「レッドレイヴン」 4歳 ミスプロ系Smart Strike×ロベルト系
ダービー以降休み明けの成績が1600万2着、1着、十分OP馬の資格は有りそうです。
この馬の問題は距離実績になりそうです。共に2400Mで行なわれたG2青葉賞1.0差11着、ダービー0.6差12着、1800Mでは結果を残しているだけに2200Mがどうなのか?に尽きると思われます。母父ロベルト系Silver Hawkは長距離実績馬を多く輩出しているだけにこなせる下地は有りそうですが。前2走共上がり3Fはメンバー最速でしたから期待は持てそうです。
◎「マックスドリーム」 7歳セン馬 SS系アドマイヤマックス×ナスルーラ系
人気の無さそうな「大穴馬」を推薦しておきましょう。この季節の中山2200Mは母父ナスルーラ系が活躍しています。距離実績が無い為軽視されそうですが、前走中山金杯は0.2差4着でした。上り3Fはメンバー最速の34.5、バックストレッチ最後方からの捲り追込みは目が覚めるばかりの行きっぷりでしたが、最後の坂で伸びきれませんでした。斤量は2K増量されますが、前走を見る限り距離も問題無さそうに思われます。ここは「頭」まで有っても驚けないと思っています。
本日はAJCCで人気になりそうな処をサラッと見ておきました。
最後に記しました「マックスドリーム」は穴馬の資格十分ですからお忘れ無き様にして下さい。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。お楽しみに!
昨日は過去10年データを基に傾向を検証しました。
優秀な成績を収めていた5歳馬ですが、今年の登録馬には見当たりません。
年齢・登録頭数・過去成績(10年データ)
4歳 5頭 1--5--0
5歳 0頭 5--0--4
6歳 7頭 1--0--2
7歳 4頭 3--1--2
8歳 2頭 0--4--2
4歳馬の優勝は過去1回のみ、対する4歳馬以外が9勝していることから見て、高齢馬が無視できない状況となって来ました。
本日は有力馬になりそうな処を見ておきましょう。
◎「ダノンバラード」 6歳 SS系ディープインパクト×ミスプロ系
昨年の覇者ですが、昨秋のG1戦が満足行かないものとなっています。
芝2200MはG1宝塚記念を含め1-1-1-0、複勝圏内を外さない完全な成績ですが、前走有馬記念15着(3F順位15位)、G1天皇賞秋16着(3F順位16位)、全くネバれていない事が見て取れます。G2戦で得意の距離に替わり小回りコースで今少しはネバリが出そうですが、昨年の様には行かないかもしれません。心配ですね。
◎「ヴェルデグリーン」 6歳 ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
同距離G2オールカマーを素晴らしい末脚で勝ち上がった後のG1戦2戦では歯が立ちませんでした。中山コース4-1-0-3の得意コース、G2戦に替わり、また末脚が活きて来そうな馬場状態から見てもここは有力馬に見えます。
ただしオールカマーの末脚は3F33.6でしたが、今の馬場ではこのタイムが出るとも思われず、「捲り追込みで届かず」の場面は想定しておくべきとなりそうです。
◎「トゥザグローリー」 7歳 ミスプロ系キングカメハメハ×SS系
中山コース0-0-2-3、と得意とは言えませんが、G2戦3-1-0-3はこのメンバーでは威張れる数字です。12年6月以降の成績は
12(3.8)--18(3.1)--12(1.7)--16(4.2)--6(0.4)--12(2.3)--4(0.8)--8(2.4)
前が着順、()内が着差です。G1戦では全く走っていませんが、G2戦なら着差が0.8差までと復活の兆しが見えています。大望までは期待できなくても複勝圏内なら可能性は有りそうに見えますがどうでしょう。
◎「ケイアイチョウサン」 4歳 SS系ステイゴールド×ロベルト系
直近から3人気・7人気・2人気・8人気・2人気、この内8番人気のラジオNIKKEI賞で優勝しています。期待すれば裏切られている事が見えますね。ここでは人気になりそうな気配がしますが、追い込んで少し届かずのレースが多い事も確かです。
ただし不良馬場で行なわれた菊花賞でメンバー中最速の上がりタイムを記録し5着している事は、荒れだした馬場、追込み馬優勢の今なら届いても良い様な気がします。ステイゴールド産駒は外せないかも知れません。
◎「ダービーフィズ」 4歳 ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
中山コースは1-1-1-1、他のコースよりは走っています。同距離のセントライト記念0.0差2着、前走ディセンバーS、0.2差3着を見ても中山は有っていそうな雰囲気です。差しが効く馬場状態も時計が掛る馬場状態も、また斤量55Kも馬体重や血統からは良さそうに見えるのですが。
◎「フェイムゲーム」 4歳 SS系ハーツクライ×セントサイモン系
全7走中6走が中山コースで走っている面白い馬です。2-0-0-5の成績中未勝利勝とG3京成杯優勝が中山コース実績ですから中山こそかも知れません。前走長期休養明けディセンバーSが0.2差6着、上り3Fはメンバー中2位の34.5でした。同じく中山スプリングSではメンバー中最速の上がりタイムを記録していますので、切れる脚は持っています。冬から春にかけて活躍する馬だとすれば無視は出来ないかも知れないですね。
◎「レッドレイヴン」 4歳 ミスプロ系Smart Strike×ロベルト系
ダービー以降休み明けの成績が1600万2着、1着、十分OP馬の資格は有りそうです。
この馬の問題は距離実績になりそうです。共に2400Mで行なわれたG2青葉賞1.0差11着、ダービー0.6差12着、1800Mでは結果を残しているだけに2200Mがどうなのか?に尽きると思われます。母父ロベルト系Silver Hawkは長距離実績馬を多く輩出しているだけにこなせる下地は有りそうですが。前2走共上がり3Fはメンバー最速でしたから期待は持てそうです。
◎「マックスドリーム」 7歳セン馬 SS系アドマイヤマックス×ナスルーラ系
人気の無さそうな「大穴馬」を推薦しておきましょう。この季節の中山2200Mは母父ナスルーラ系が活躍しています。距離実績が無い為軽視されそうですが、前走中山金杯は0.2差4着でした。上り3Fはメンバー最速の34.5、バックストレッチ最後方からの捲り追込みは目が覚めるばかりの行きっぷりでしたが、最後の坂で伸びきれませんでした。斤量は2K増量されますが、前走を見る限り距離も問題無さそうに思われます。ここは「頭」まで有っても驚けないと思っています。
本日はAJCCで人気になりそうな処をサラッと見ておきました。
最後に記しました「マックスドリーム」は穴馬の資格十分ですからお忘れ無き様にして下さい。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。お楽しみに!
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