きさらぎ賞 2014 考察（２）
2014「きさらぎ賞」
昨日は過去の成績とデータを見ておきました。
少頭数なレースが多く、難しい割には配当が低いレースが多かったですね。
本日は今年出走しそうな有力馬を見て行きましょう。
その前に（Ｂ）コースで行なわれた直近4年間の勝タイム及び上がり３Ｆタイムを見ておきましょう。
13年 1.48.9 1着馬先行 34.3 上り最速馬3着差し 34.0
12年 1.47.0 1着馬差し 33.0 上り最速馬2着追込 32.8
11年 1.47.6 1着馬先行 33.4 上り最速馬3着差し 33.2（オルフェーヴル）
10年 1.48.6 1着馬差し 34.6 上り最速馬2着追込 34.1
1.47.0～1.48.9と約2秒近く勝タイムが違っています。
３歳馬のレースですから逃げ馬と言ってもフルスピードで逃げるレースでは有りません。
逃げ馬のペース次第でレースが大きく違って来るのがこのレースの特徴です。
11年「オルフェーヴル」もこのレースではメンバー最速の上がりタイムで3着に敗れています。
4着には「ウインバリアシオン」が来ている事から、まだまだこの時期では見極めがついていない事が解ります。
◎「バンドワゴン」 ＮＤ系ホワイトマズル×ミスプロ系
新馬戦阪神1800Ｍ1.48.0、噂の「トゥザワールド」を1秒切り捨て勝っています。続く阪神500万エリカ賞2000Ｍを2.01.7、こちらも2着馬を0.8切り捨てました。
どちらも逃げて上がり３Ｆをメンバー最速33.5、34.6で上がって来ていますから、上記「きさらぎ賞」のタイムと比較しても十分主役となりそうです。
ＮＤ系ホワイトマズル産駒は1-1-0-0、13年「マズルファイヤー」2着、07年「アサクサキングス」1着、この2頭に共通しているのはどちらも逃げていました。
「バンドワゴン」も逃げ馬ですから強烈な追い風になりそうなデータですね。
◎「トーセンスターダム」 ＳＳ系ディープインパクト×ミスプロ系
2戦2勝、脚質先行・差しと使い分けています。2着馬との着差は共に0.0でしたが、計ったような勝ちっぷりが魅力です。超高額馬・超良血馬と呼ばれる馬は得てして走らない馬が多いのですが、この馬はここまでしっかり走って来ています。ここが試金石になりそうです。
ＳＳ系ディープインパクト産駒は2-1-1-3、まだ数年しか使っていなくてこの数字ですから適応能力は相当なものだと言えそうです。
34.7（新馬）、33.6（京都２歳Ｓ）と末脚はメンバー最速ですからここも有力候補でしょう。
上記2頭が抜けて人気しそうで、それに続く馬を探すのは少し難しそうです。
ＳＳ系ディープインパクト産駒から、
◎「ダノンアンビシャス」 ＳＳ系ディープインパクト×ナスルーラ系
新馬戦2000Ｍ2.06.2（33.8）、２戦目500万寒竹賞中山2000Ｍ2.01.2（36.8）と5秒時計を詰めました。優勝馬からは0.4差でしたが、初戦の京都に戻りその末脚が活きて来るなら面白そうです。
◎「サトノルパン」 ＳＳ系ディープインパクト×ＮＤ系
3着・2着・1着と着順を上げ３Ｆ順位も2位・1位・1位、34.5--34.2--34.3の上がり時計も優秀です。3番人気辺りに推されそうですが、成績からは面白そうです。
◎「ピークトラム」 ナスルーラ系チチカステナンゴ×ＳＳ系
全成績1--1--4--2、デビュー戦から全て善戦していたのですが、前走が1.0差10着と崩れてしまいました。その崩れた場所が京都マイル戦でしたのでここは少し割り引く必要を感じます。
デイリー杯２歳Ｓや京都２歳Ｓを見ても、着順は3・4着でしたが「切れる」感じは有りませんでした。
◎「エイシンエルヴィン」 ＮＤ系Shamardal×エクリプス系Monsun
父は欧州Ｇ１馬、母はドイツ系、今まで1800Ｍ・1600Ｍ・1600Ｍと使ってきていますが、どう見ても距離を伸ばして良さが出そうな血統でしょう。上がりタイムも全て34秒台でまとめていますので、少しでも馬場が重くなるようなら一躍主役に躍り出ても良さそうに思います。
◎「ジョウノムサシ」 ナスルーラ系バゴ×ＳＳ系
逃げられなかった前走ホープフルＳは17着惨敗を喫しましたが、未勝利勝ちが京都2000Ｍ、2.01.1で逃げ切っています。新馬戦も京都1800Ｍで1.50.5先行2着していますから、京都に替わるのは歓迎の口だと思います。
これらが有力馬として推されそうな気がしますが、馬券的に面白そうなところは見当たらないと言えそうです。上記2頭が馬券になればかなり堅い決着となるでしょう。
最終＜有力馬・穴馬＞は土曜日競馬終了後掲載予定しています。
昨日は過去の成績とデータを見ておきました。
少頭数なレースが多く、難しい割には配当が低いレースが多かったですね。
本日は今年出走しそうな有力馬を見て行きましょう。
その前に（Ｂ）コースで行なわれた直近4年間の勝タイム及び上がり３Ｆタイムを見ておきましょう。
13年 1.48.9 1着馬先行 34.3 上り最速馬3着差し 34.0
12年 1.47.0 1着馬差し 33.0 上り最速馬2着追込 32.8
11年 1.47.6 1着馬先行 33.4 上り最速馬3着差し 33.2（オルフェーヴル）
10年 1.48.6 1着馬差し 34.6 上り最速馬2着追込 34.1
1.47.0～1.48.9と約2秒近く勝タイムが違っています。
３歳馬のレースですから逃げ馬と言ってもフルスピードで逃げるレースでは有りません。
逃げ馬のペース次第でレースが大きく違って来るのがこのレースの特徴です。
11年「オルフェーヴル」もこのレースではメンバー最速の上がりタイムで3着に敗れています。
4着には「ウインバリアシオン」が来ている事から、まだまだこの時期では見極めがついていない事が解ります。
◎「バンドワゴン」 ＮＤ系ホワイトマズル×ミスプロ系
新馬戦阪神1800Ｍ1.48.0、噂の「トゥザワールド」を1秒切り捨て勝っています。続く阪神500万エリカ賞2000Ｍを2.01.7、こちらも2着馬を0.8切り捨てました。
どちらも逃げて上がり３Ｆをメンバー最速33.5、34.6で上がって来ていますから、上記「きさらぎ賞」のタイムと比較しても十分主役となりそうです。
ＮＤ系ホワイトマズル産駒は1-1-0-0、13年「マズルファイヤー」2着、07年「アサクサキングス」1着、この2頭に共通しているのはどちらも逃げていました。
「バンドワゴン」も逃げ馬ですから強烈な追い風になりそうなデータですね。
◎「トーセンスターダム」 ＳＳ系ディープインパクト×ミスプロ系
2戦2勝、脚質先行・差しと使い分けています。2着馬との着差は共に0.0でしたが、計ったような勝ちっぷりが魅力です。超高額馬・超良血馬と呼ばれる馬は得てして走らない馬が多いのですが、この馬はここまでしっかり走って来ています。ここが試金石になりそうです。
ＳＳ系ディープインパクト産駒は2-1-1-3、まだ数年しか使っていなくてこの数字ですから適応能力は相当なものだと言えそうです。
34.7（新馬）、33.6（京都２歳Ｓ）と末脚はメンバー最速ですからここも有力候補でしょう。
上記2頭が抜けて人気しそうで、それに続く馬を探すのは少し難しそうです。
ＳＳ系ディープインパクト産駒から、
◎「ダノンアンビシャス」 ＳＳ系ディープインパクト×ナスルーラ系
新馬戦2000Ｍ2.06.2（33.8）、２戦目500万寒竹賞中山2000Ｍ2.01.2（36.8）と5秒時計を詰めました。優勝馬からは0.4差でしたが、初戦の京都に戻りその末脚が活きて来るなら面白そうです。
◎「サトノルパン」 ＳＳ系ディープインパクト×ＮＤ系
3着・2着・1着と着順を上げ３Ｆ順位も2位・1位・1位、34.5--34.2--34.3の上がり時計も優秀です。3番人気辺りに推されそうですが、成績からは面白そうです。
◎「ピークトラム」 ナスルーラ系チチカステナンゴ×ＳＳ系
全成績1--1--4--2、デビュー戦から全て善戦していたのですが、前走が1.0差10着と崩れてしまいました。その崩れた場所が京都マイル戦でしたのでここは少し割り引く必要を感じます。
デイリー杯２歳Ｓや京都２歳Ｓを見ても、着順は3・4着でしたが「切れる」感じは有りませんでした。
◎「エイシンエルヴィン」 ＮＤ系Shamardal×エクリプス系Monsun
父は欧州Ｇ１馬、母はドイツ系、今まで1800Ｍ・1600Ｍ・1600Ｍと使ってきていますが、どう見ても距離を伸ばして良さが出そうな血統でしょう。上がりタイムも全て34秒台でまとめていますので、少しでも馬場が重くなるようなら一躍主役に躍り出ても良さそうに思います。
◎「ジョウノムサシ」 ナスルーラ系バゴ×ＳＳ系
逃げられなかった前走ホープフルＳは17着惨敗を喫しましたが、未勝利勝ちが京都2000Ｍ、2.01.1で逃げ切っています。新馬戦も京都1800Ｍで1.50.5先行2着していますから、京都に替わるのは歓迎の口だと思います。
これらが有力馬として推されそうな気がしますが、馬券的に面白そうなところは見当たらないと言えそうです。上記2頭が馬券になればかなり堅い決着となるでしょう。
最終＜有力馬・穴馬＞は土曜日競馬終了後掲載予定しています。
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