阪急杯 2014 考察
2014「阪急杯」
06年にそれまでの1200Mから1400Mに距離が変更され、12年までは1番人気の優勝が無かったレース。
しかし昨年は単勝オッズ1.6倍断然の1番人気「ロードカナロア」が優勝し、データを書き換えました。
今年は登録時点で26頭の馬を数えG1馬も含め面白そうなメンバーとなりそうです。
東京までの「カラ輸送」を経験した「ダノンシャーク」や阪神C以来となる「コパノリチャード」などが顔を揃えそうです。
早速過去の成績から振り返っておきましょう。
成績は馬場改修後同条件になった06年以降データ(07年は1着同着)
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
13年 01--02--11 ¥20.500 (58/3360)
12年 04--03--01 ¥40.960 (112/3360)
11年 04--01--05 ¥22.840 (77/3360)
10年 02--05--07 ¥48.640 (127/3360)
09年 07--03--02 ¥39.640 (121/3360)
08年 03--01--06 ¥23.350 (39/3360)
07年 03--04--02 ¥6.440 (33/3360), ¥6.960 (39/3360)
06年 11--03--01 ¥214.560 (539/2730)
8年間で1番人気は1--2--2--3、優勝は昨年のみですが、2・3着には絡んでいますから全く買わないと言う事は危険と言えます。
◎<人気>
06年優勝の11番人気を例外と見なせば、優勝は7番人気まで、その内ボリュームゾーンは4番人気までとなっています。
また2着も5番人気まで、冒険するとしても3着辺りでしょう。
3連単馬券も06年以外では127番人気までで全てとかなり「堅い」レースとなっています。
◎<年齢>
4歳 1--3--5
5歳 6--2--1
6歳 0--2--2
7上 2--0--0
5歳馬が優秀なのに対し6歳馬の優勝が有りません。
3着には4歳馬が来ている事も注意ですね。
◎<脚質>
逃げ 1--1--0
先行 3--1--3
差し 5--4--2
追込 0--1--3
差し脚・先行馬が優秀です。4角5番手までで6--3--4、この辺りまで追い上げている必要が有りそうです。
◎<前走クラス>
0--1--1--11 1600万
0--0--0--21 OP特別
6--5--4--51 G3
2--1--3--10 G2
0--0--0--08 G1
1600万クラスからは2・3着、OP特別組みは全く歯が立っていません。
G2戦から複勝圏内の転戦組は全て「阪神カップ」からです。
G3東京新聞杯2勝、G3シルクロードS2勝等が目立っていますが、今年ここからの出走馬は、登録時点で1頭、少し傾向が違ってきそうです。
◎<前走距離>
4--1--0 今回延長
2--2--4 同距離
3--4--4 今回短縮
1400Mまでで6--3--4、どちらかと言えば短い距離を使ってきた馬に分が有りそうです。
◎<血統系統>
3--4--0 ND系
2--1--1 ナスルーラ系
2--0--2 ロベルト系
2--0--0 ミスプロ系
0--2--4 SS系
0--0--1 Halo系(非サンデー系)
条件はこの辺りで良さそうです。
今年人気しそうなところを見ておきましょう。
◎「ダノンシャーク」 6歳 56K SS系ディープインパクト×ND系
東京新聞杯を回避してここへ矛先を向けて来ましたが、ここは大いに心配です。
「カラ輸送」「6歳」「前走G1」「サンデー系産駒」どれをとっても「優勝」文字からは遠ざかりそうです。思い切って1着外しを検討したい処に見えます。
◎「コパノリチャード」 4歳 57K SS系ダイワメジャー×ナスルーラ系
阪神カップ以来の出走ですが、その阪神カップが0.6差10着自分の形でレース出来なかった事が敗因なら良いのですが、阪神は昨年同じ時期のアーリントンCを勝っていますから問題無さそうです。速そうな逃げ馬も他に見当たらず、逃げる事が出来れば面白いでしょう。
馬主様は先日のダートG1を思わぬ形で獲っていますから、その勢いは無視できませんね。
ただしSS系産駒、4歳馬からは「優勝」と言うより複勝圏内の匂いですが・・・・・。
その他、
◎「カレンブラックヒル」 5歳 SS系ダイワメジャー産駒
昨年まさかの未勝利、勢いを失っていますがはたして今年は・・・・。
◎「ガルボ」 7歳 SS系マンハッタンカフェ産駒
阪神カップ2着、これは素晴らしかったですが、前走京都金杯0.3差3着、データからは京都金杯0--1--0--6となっているだけに・・・・。複勝圏内期待馬としましょう。
◎「エピセアローム」 5歳牝馬 SS系ダイワメジャー産駒
阪神カップ0.5差6着、前走淀短距離S0.3差2着と好走しています。ただし淀短距離からは0--0--0--6と結果が出ていません。牝馬も0--2--1--20、向くとは言えない数字です。
お気づきでしょうか?ここまで名前を挙げた馬は全てサンデーサイレンス系の馬ばかりです。
過去の成績からも向いていない可能性がありますので、「優勝馬」はこれらの馬とは違うのかもしれませんね。
その他気になるところでは
◎「サンカルロ」 8歳 ロベルト系シンボリクリスエス産駒
◎「レッドオーヴァル」 4歳牝馬 SS系ディープインパクト産駒
◎「マヤノリュウジン」 7歳 ND系キングヘイロー産駒
◎「ラトルスネーク」 6歳 ロベルト系タニノギムレット産駒
◎「サンレイレーザー」 5歳 ND系ラスカルスズカ産駒
等の登録があります。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。お楽しみに。
06年にそれまでの1200Mから1400Mに距離が変更され、12年までは1番人気の優勝が無かったレース。
しかし昨年は単勝オッズ1.6倍断然の1番人気「ロードカナロア」が優勝し、データを書き換えました。
今年は登録時点で26頭の馬を数えG1馬も含め面白そうなメンバーとなりそうです。
東京までの「カラ輸送」を経験した「ダノンシャーク」や阪神C以来となる「コパノリチャード」などが顔を揃えそうです。
早速過去の成績から振り返っておきましょう。
成績は馬場改修後同条件になった06年以降データ(07年は1着同着)
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
13年 01--02--11 ¥20.500 (58/3360)
12年 04--03--01 ¥40.960 (112/3360)
11年 04--01--05 ¥22.840 (77/3360)
10年 02--05--07 ¥48.640 (127/3360)
09年 07--03--02 ¥39.640 (121/3360)
08年 03--01--06 ¥23.350 (39/3360)
07年 03--04--02 ¥6.440 (33/3360), ¥6.960 (39/3360)
06年 11--03--01 ¥214.560 (539/2730)
8年間で1番人気は1--2--2--3、優勝は昨年のみですが、2・3着には絡んでいますから全く買わないと言う事は危険と言えます。
◎<人気>
06年優勝の11番人気を例外と見なせば、優勝は7番人気まで、その内ボリュームゾーンは4番人気までとなっています。
また2着も5番人気まで、冒険するとしても3着辺りでしょう。
3連単馬券も06年以外では127番人気までで全てとかなり「堅い」レースとなっています。
◎<年齢>
4歳 1--3--5
5歳 6--2--1
6歳 0--2--2
7上 2--0--0
5歳馬が優秀なのに対し6歳馬の優勝が有りません。
3着には4歳馬が来ている事も注意ですね。
◎<脚質>
逃げ 1--1--0
先行 3--1--3
差し 5--4--2
追込 0--1--3
差し脚・先行馬が優秀です。4角5番手までで6--3--4、この辺りまで追い上げている必要が有りそうです。
◎<前走クラス>
0--1--1--11 1600万
0--0--0--21 OP特別
6--5--4--51 G3
2--1--3--10 G2
0--0--0--08 G1
1600万クラスからは2・3着、OP特別組みは全く歯が立っていません。
G2戦から複勝圏内の転戦組は全て「阪神カップ」からです。
G3東京新聞杯2勝、G3シルクロードS2勝等が目立っていますが、今年ここからの出走馬は、登録時点で1頭、少し傾向が違ってきそうです。
◎<前走距離>
4--1--0 今回延長
2--2--4 同距離
3--4--4 今回短縮
1400Mまでで6--3--4、どちらかと言えば短い距離を使ってきた馬に分が有りそうです。
◎<血統系統>
3--4--0 ND系
2--1--1 ナスルーラ系
2--0--2 ロベルト系
2--0--0 ミスプロ系
0--2--4 SS系
0--0--1 Halo系(非サンデー系)
条件はこの辺りで良さそうです。
今年人気しそうなところを見ておきましょう。
◎「ダノンシャーク」 6歳 56K SS系ディープインパクト×ND系
東京新聞杯を回避してここへ矛先を向けて来ましたが、ここは大いに心配です。
「カラ輸送」「6歳」「前走G1」「サンデー系産駒」どれをとっても「優勝」文字からは遠ざかりそうです。思い切って1着外しを検討したい処に見えます。
◎「コパノリチャード」 4歳 57K SS系ダイワメジャー×ナスルーラ系
阪神カップ以来の出走ですが、その阪神カップが0.6差10着自分の形でレース出来なかった事が敗因なら良いのですが、阪神は昨年同じ時期のアーリントンCを勝っていますから問題無さそうです。速そうな逃げ馬も他に見当たらず、逃げる事が出来れば面白いでしょう。
馬主様は先日のダートG1を思わぬ形で獲っていますから、その勢いは無視できませんね。
ただしSS系産駒、4歳馬からは「優勝」と言うより複勝圏内の匂いですが・・・・・。
その他、
◎「カレンブラックヒル」 5歳 SS系ダイワメジャー産駒
昨年まさかの未勝利、勢いを失っていますがはたして今年は・・・・。
◎「ガルボ」 7歳 SS系マンハッタンカフェ産駒
阪神カップ2着、これは素晴らしかったですが、前走京都金杯0.3差3着、データからは京都金杯0--1--0--6となっているだけに・・・・。複勝圏内期待馬としましょう。
◎「エピセアローム」 5歳牝馬 SS系ダイワメジャー産駒
阪神カップ0.5差6着、前走淀短距離S0.3差2着と好走しています。ただし淀短距離からは0--0--0--6と結果が出ていません。牝馬も0--2--1--20、向くとは言えない数字です。
お気づきでしょうか?ここまで名前を挙げた馬は全てサンデーサイレンス系の馬ばかりです。
過去の成績からも向いていない可能性がありますので、「優勝馬」はこれらの馬とは違うのかもしれませんね。
その他気になるところでは
◎「サンカルロ」 8歳 ロベルト系シンボリクリスエス産駒
◎「レッドオーヴァル」 4歳牝馬 SS系ディープインパクト産駒
◎「マヤノリュウジン」 7歳 ND系キングヘイロー産駒
◎「ラトルスネーク」 6歳 ロベルト系タニノギムレット産駒
◎「サンレイレーザー」 5歳 ND系ラスカルスズカ産駒
等の登録があります。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。お楽しみに。
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