弥生賞 2014 考察
2014「弥生賞」
昨年は1番人気「エピファネイヤ」が0.1差4着、3番人気「キズナ」が0.1差5着、12年2番人気「フェノーメノ」が0.4差6着、と後に大活躍する馬達が人気に応えられず惨敗しています。
ここはあくまでトライアル戦と見た仕上げで挑んだのか?それともここ勝負の権利取り馬が激走したのか?
賞金が足りている馬にとっては中山「皐月賞」の馬場を経験させるレースなのかどうか?を見極める必要が有りそうです。
登録が13頭ですから、今年も少頭数のレースとなります。
早速過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
13年 06--10--02 ¥461.810 (534/1320)
12年 09--03--05 ¥126.790 (386/2730)
11年 01--07--05 ¥18.840 (71/990)
10年 01--02--07 ¥5.050 (9/1716)
09年 01--05--07 ¥26.930 (58/720)
08年 02--01--07 ¥23.340 (74/3360)
07年 01--06--02 ¥6.650 (20/2184)
06年 01--06--05 ¥66.970 (99/720)
05年 01--03--02 ¥810 (2/720)
04年 02--03--06
10年間で1番人気は6--1--0--3、優秀な成績を残しています。
しかし12・13年と連続して絡んでいませんから、あるいはこの辺りから傾向が変わってきている可能性は否定できませんね。
一方の緑字10番人気以下も1頭のみ、少頭数で行なわれる事が多く仕方無い結果かもしれません。
3連単配当も直近2年間は10万以上の高配当となっていますが、それまでは百円台・千円台・万円台とおとなしく収まっています。データで見ると「堅い」レースに見えます。
◎<人気>
11年1番人気1着の「サダムパテック」が2.7倍、08年1番人気2着馬「ブラックシェル」が3.8倍、この2頭以外で1着に来た馬の単勝オッズは全て1倍台のオッズでした。
今年1番人気に推されそうな「トゥザワールド」の単勝人気が1倍台になるのかどうか?ここは是非見極めたいところです。
◎<脚質>
逃げ 1--1--0
先行 4--6--3
差し 2--2--5
追込 2--0--2
捲り 1--1--0
先行馬主体で良さそうですが、ペースによっては「捲る」馬が出て来るレース。
今年は逃げ馬「アグネスドリーム」がここに出て来るかどうか、自己条件に回るようだと「逃げ馬不在」となってしまいます。
「捲れる騎手」が乗って来る馬には「特注」印を付ける必要が有りそうに思います。
若駒ですからこれ以上の条件は必要ないと思いますので、ここでは賞金面を見て勝負ガケの馬を探しましょう。
2000万 「ワンアンドオンリー」
1850万 「トゥザワールド」
1650万 「キングズオブザサン」
1150万 「エアアンセム」
1050万 「アズマシャトル」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
900万 「イタリアンネオ」
900万 「サトノロブロイ」
900万 「タイセイクルーズ」
400万 「アグネスドリーム」
400万 「アデイインザライフ」
400万 「ウンプテンプ」
400万 「エイシンエルヴィン」
??? 「ブラックヘブン」地方馬
1000万台の馬は当確でしょう。問題は900万・400万の馬達となりそうです。
赤文字の馬はここで権利又は賞金加算出来れば期待が持てそうな馬だけに「気合い」の入れようが違って来るのかもしれません。
さて本日は1番人気に推されそうな「トゥザワールド」を分解して検証しましょう。
「トゥザワールド」 ミスプロ系キングカメハメハ×SS系サンデーサイレンス
ND12.50%、ND第2世代Nureyev18.75%とND系の血を濃く持っています。
母は女傑「トゥザヴィクトリー」と言う良血馬です。全兄に「トゥザグローリー」がいますので、ここを調べて行けば近づけるかもしれません。
「トゥザワールド」全成績3-1-0-0、阪神新馬戦が2着でしたが、その後京都OP若駒Sまで3連勝中です。当然人気して良さそうですが、坂のある阪神で2着、平坦京都で3連勝、はたして坂の克服は出来るのでしょうか?
全兄「トゥザグローリー」は京都3勝、阪神4勝、ただし中山コースは0--0--2--4、G1有馬記念を3着していますので一概には言い切れませんが、連勝圏内には来た事が有りません。
女傑の母「トゥザヴィクトリー」も中山0-0-1-0、同じく連勝圏なし、ここをどう見るか?ですね。
3連勝中の着差(2着馬に付けた)が0.2, 0.3, 0.1とぶっち切る様な強さを見せた訳でも有りません。
520K台の雄大な馬格から小回り中山コースを器用に走れるのかどうか?も疑問です。
黄菊賞でレースレコードを出していますが、今の中山は時計が掛るパワー勝負の馬場ですからそこも少し気になります。
初の輸送競馬、初コース、初の小回り、どれを取ってもプラスにはなりません。
結論としては「危険な人気馬」と見た方が良さそうに思われます。
馬券からは切り捨てられないかもしれませんが、飛ばした馬券も一考ですね。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定です。御期待下さい。
昨年は1番人気「エピファネイヤ」が0.1差4着、3番人気「キズナ」が0.1差5着、12年2番人気「フェノーメノ」が0.4差6着、と後に大活躍する馬達が人気に応えられず惨敗しています。
ここはあくまでトライアル戦と見た仕上げで挑んだのか?それともここ勝負の権利取り馬が激走したのか?
賞金が足りている馬にとっては中山「皐月賞」の馬場を経験させるレースなのかどうか?を見極める必要が有りそうです。
登録が13頭ですから、今年も少頭数のレースとなります。
早速過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
13年 06--10--02 ¥461.810 (534/1320)
12年 09--03--05 ¥126.790 (386/2730)
11年 01--07--05 ¥18.840 (71/990)
10年 01--02--07 ¥5.050 (9/1716)
09年 01--05--07 ¥26.930 (58/720)
08年 02--01--07 ¥23.340 (74/3360)
07年 01--06--02 ¥6.650 (20/2184)
06年 01--06--05 ¥66.970 (99/720)
05年 01--03--02 ¥810 (2/720)
04年 02--03--06
10年間で1番人気は6--1--0--3、優秀な成績を残しています。
しかし12・13年と連続して絡んでいませんから、あるいはこの辺りから傾向が変わってきている可能性は否定できませんね。
一方の緑字10番人気以下も1頭のみ、少頭数で行なわれる事が多く仕方無い結果かもしれません。
3連単配当も直近2年間は10万以上の高配当となっていますが、それまでは百円台・千円台・万円台とおとなしく収まっています。データで見ると「堅い」レースに見えます。
◎<人気>
11年1番人気1着の「サダムパテック」が2.7倍、08年1番人気2着馬「ブラックシェル」が3.8倍、この2頭以外で1着に来た馬の単勝オッズは全て1倍台のオッズでした。
今年1番人気に推されそうな「トゥザワールド」の単勝人気が1倍台になるのかどうか?ここは是非見極めたいところです。
◎<脚質>
逃げ 1--1--0
先行 4--6--3
差し 2--2--5
追込 2--0--2
捲り 1--1--0
先行馬主体で良さそうですが、ペースによっては「捲る」馬が出て来るレース。
今年は逃げ馬「アグネスドリーム」がここに出て来るかどうか、自己条件に回るようだと「逃げ馬不在」となってしまいます。
「捲れる騎手」が乗って来る馬には「特注」印を付ける必要が有りそうに思います。
若駒ですからこれ以上の条件は必要ないと思いますので、ここでは賞金面を見て勝負ガケの馬を探しましょう。
2000万 「ワンアンドオンリー」
1850万 「トゥザワールド」
1650万 「キングズオブザサン」
1150万 「エアアンセム」
1050万 「アズマシャトル」
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900万 「イタリアンネオ」
900万 「サトノロブロイ」
900万 「タイセイクルーズ」
400万 「アグネスドリーム」
400万 「アデイインザライフ」
400万 「ウンプテンプ」
400万 「エイシンエルヴィン」
??? 「ブラックヘブン」地方馬
1000万台の馬は当確でしょう。問題は900万・400万の馬達となりそうです。
赤文字の馬はここで権利又は賞金加算出来れば期待が持てそうな馬だけに「気合い」の入れようが違って来るのかもしれません。
さて本日は1番人気に推されそうな「トゥザワールド」を分解して検証しましょう。
「トゥザワールド」 ミスプロ系キングカメハメハ×SS系サンデーサイレンス
ND12.50%、ND第2世代Nureyev18.75%とND系の血を濃く持っています。
母は女傑「トゥザヴィクトリー」と言う良血馬です。全兄に「トゥザグローリー」がいますので、ここを調べて行けば近づけるかもしれません。
「トゥザワールド」全成績3-1-0-0、阪神新馬戦が2着でしたが、その後京都OP若駒Sまで3連勝中です。当然人気して良さそうですが、坂のある阪神で2着、平坦京都で3連勝、はたして坂の克服は出来るのでしょうか?
全兄「トゥザグローリー」は京都3勝、阪神4勝、ただし中山コースは0--0--2--4、G1有馬記念を3着していますので一概には言い切れませんが、連勝圏内には来た事が有りません。
女傑の母「トゥザヴィクトリー」も中山0-0-1-0、同じく連勝圏なし、ここをどう見るか?ですね。
3連勝中の着差(2着馬に付けた)が0.2, 0.3, 0.1とぶっち切る様な強さを見せた訳でも有りません。
520K台の雄大な馬格から小回り中山コースを器用に走れるのかどうか?も疑問です。
黄菊賞でレースレコードを出していますが、今の中山は時計が掛るパワー勝負の馬場ですからそこも少し気になります。
初の輸送競馬、初コース、初の小回り、どれを取ってもプラスにはなりません。
結論としては「危険な人気馬」と見た方が良さそうに思われます。
馬券からは切り捨てられないかもしれませんが、飛ばした馬券も一考ですね。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定です。御期待下さい。
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