高松宮記念 2014 考察(2)
昨日に引き続き2014「高松宮記念」を見て行きましょう。
中京競馬場が新装されてから3回目となる今年ですが、昨日は前2年の成績を見て来ました。
本日は10年データから使えるデータを拾って有力馬を探って見ます。
◎<前走>
6--5--4--41 阪急杯
3--0--3--51 オーシャンS
1--1--3--14 シルクロードS
優勝馬・3着馬は全てこの3レースからの臨戦過程となっています。
2着馬はマイルCS、中山記念、スプリンターズS、阪神牝馬Sから各1頭が絡んでいます。
◎<年齢>
4歳 0--1--2--40
5歳 6--5--2--33
6歳 2--4--3--35
7歳 1--0--2--22
8歳 1--0--1--11
4歳馬が未勝利に対し5歳馬が6勝と圧倒しています。ここは今年最も注意が要りそうな処です。
◎<人気>
1着 1~4番人気(10頭)
2着 1~6番人気(9頭)、13番人気(1頭)
3着 1~15番人気
この辺りが中心ゾーンとなっています。
G1ですからさすがに優勝馬は絞られていますね。
上記の条件を参考に昨日の前走レース別成績から、もう一度検証して見ましょう。(再掲載)
2月2日京都シルクロードS
1)2人気 「ストレイトガール」 5歳牝馬
2)1人気 「レディオブオペラ」 4歳牝馬
4)5人気 「マジンプロスパー」 7歳
3月2日阪神阪急杯
1)2人気 「コパノリチャード」 4歳
2)8人気 「サンカルロ」 8歳
3)5人気 「レッドオーヴァル」 4歳牝馬(賞金順位抽選待ち)
4)3人気 「ガルボ」 7歳
3月8日中山オーシャンS
1)3人気 「スマートオリオン」 4歳
2)11人気 「スノードラゴン」 6歳
3)9人気 「レッドスパーダ」 8歳
8)2人気 「リアルインパクト」 6歳
13)1人気 「ハクサンムーン」 5歳
赤文字が昨日の<有力馬>、緑文字が<準有力馬>でしたが、ここに年齢データを当てはめると、条件を満たすのはシルクロードS優勝馬「ストレイトガール」1頭に絞り込める事になります。同馬が4番人気までに支持されれば(支持されるでしょうが)当然本命視されて良い事になります。
しかし過去成績ではシルクロードS組みの優勝は1回、2着も1回のみですからこの点が気には成りますね。
同馬は昨年末中京開催「尾張S」で優勝しています。コースも苦にする事は無く勝タイムも1.08.6あがり3F33.5で走っていますから、現段階では最右翼に推されそうです。
今年注目は何と言っても「逃げ馬」になるのでしょう。
「ハクサンムーン」、「コパノリチャード」、「レディオブオペラ」の3頭が有力候補に祭り上げられるだけに、ここはどうしても避けて通る事は出来そうにありません。
中山オーシャンSで直線パッタリ止まってしまった「ハクサンムーン」ですが、昨年と同じローテーション、昨年は0.9差9着からこのレースで3着に粘り込みました。
今年は着差こそ同じ0.9差ですが13着と二桁着順になりました。はたして巻き返し成るかどうか?が注目です。
昨年のラップタイムを見ておきましょう。
11.9--11.0--11.4--11.2--11.0--11.6 1.08.1(ロードカナロア)
「ハクサンムーン」は1.08.3、3Fは34.0でした。
今年もこのタイムだけ走れば有力候補は間違いないのですが、他の逃げ馬に絡まれる心配は付きまといます。前半3F 34.3のタイムでは少し心配ですね。
G1中山スプリンターズSでは前半3Fを32.9で2着に来ていますが、直線が長いこのコースで粘り込める保証は有りません。
「ストレイトガール」の尾張Sでの上り3Fが33.5ですから、「ハクサンムーン」の3馬身後ろに付けていれば差し切れる計算にはなります。
さて条件からの絞り込みで逆に浮上して来るのが、中京得意「マジンプロスパー」や「サンカルロ」となりそうです。
特に先行激化になった場合「サンカルロ」の追い込みは脅威となります。
11年阪神開催時2着、12年中京開催時2着とG1で2回の絡みがあるだけに悲願達成となる可能性も捨てきれません。
条件としては時計が掛る馬場状態、又は前傾ラップで上りが掛るレースとなりますから、この内どちらかの条件を満たせば怖い存在となりそうです。
同じく「マジンプロスパー」も中京に来ると馬が変わったように走ります。ただしこの馬の場合夏場に好成績が集中していますので、この季節は少し割り引いて考える必要が有りそうです。
4歳馬不利のデータが有りますが、有力ステップ阪急杯を楽々逃げ切った「コパノリチャード」、全8戦全て複勝圏内、7戦連勝圏内の「レディオブオペラ」、8戦連続連対中の登り馬「スマートオリオン」、短距離の追込みこそこの馬の戦法と思える「レッドオーヴァル」も馬券から外すには勇気が要ります。
データを無視して加える必要は有りそうです。
本日の考察では今年の「高松宮記念」が少し見えてきたような気がします。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。御期待下さい。
中京競馬場が新装されてから3回目となる今年ですが、昨日は前2年の成績を見て来ました。
本日は10年データから使えるデータを拾って有力馬を探って見ます。
◎<前走>
6--5--4--41 阪急杯
3--0--3--51 オーシャンS
1--1--3--14 シルクロードS
優勝馬・3着馬は全てこの3レースからの臨戦過程となっています。
2着馬はマイルCS、中山記念、スプリンターズS、阪神牝馬Sから各1頭が絡んでいます。
◎<年齢>
4歳 0--1--2--40
5歳 6--5--2--33
6歳 2--4--3--35
7歳 1--0--2--22
8歳 1--0--1--11
4歳馬が未勝利に対し5歳馬が6勝と圧倒しています。ここは今年最も注意が要りそうな処です。
◎<人気>
1着 1~4番人気(10頭)
2着 1~6番人気(9頭)、13番人気(1頭)
3着 1~15番人気
この辺りが中心ゾーンとなっています。
G1ですからさすがに優勝馬は絞られていますね。
上記の条件を参考に昨日の前走レース別成績から、もう一度検証して見ましょう。(再掲載)
2月2日京都シルクロードS
1)2人気 「ストレイトガール」 5歳牝馬
2)1人気 「レディオブオペラ」 4歳牝馬
4)5人気 「マジンプロスパー」 7歳
3月2日阪神阪急杯
1)2人気 「コパノリチャード」 4歳
2)8人気 「サンカルロ」 8歳
3)5人気 「レッドオーヴァル」 4歳牝馬(賞金順位抽選待ち)
4)3人気 「ガルボ」 7歳
3月8日中山オーシャンS
1)3人気 「スマートオリオン」 4歳
2)11人気 「スノードラゴン」 6歳
3)9人気 「レッドスパーダ」 8歳
8)2人気 「リアルインパクト」 6歳
13)1人気 「ハクサンムーン」 5歳
赤文字が昨日の<有力馬>、緑文字が<準有力馬>でしたが、ここに年齢データを当てはめると、条件を満たすのはシルクロードS優勝馬「ストレイトガール」1頭に絞り込める事になります。同馬が4番人気までに支持されれば(支持されるでしょうが)当然本命視されて良い事になります。
しかし過去成績ではシルクロードS組みの優勝は1回、2着も1回のみですからこの点が気には成りますね。
同馬は昨年末中京開催「尾張S」で優勝しています。コースも苦にする事は無く勝タイムも1.08.6あがり3F33.5で走っていますから、現段階では最右翼に推されそうです。
今年注目は何と言っても「逃げ馬」になるのでしょう。
「ハクサンムーン」、「コパノリチャード」、「レディオブオペラ」の3頭が有力候補に祭り上げられるだけに、ここはどうしても避けて通る事は出来そうにありません。
中山オーシャンSで直線パッタリ止まってしまった「ハクサンムーン」ですが、昨年と同じローテーション、昨年は0.9差9着からこのレースで3着に粘り込みました。
今年は着差こそ同じ0.9差ですが13着と二桁着順になりました。はたして巻き返し成るかどうか?が注目です。
昨年のラップタイムを見ておきましょう。
11.9--11.0--11.4--11.2--11.0--11.6 1.08.1(ロードカナロア)
「ハクサンムーン」は1.08.3、3Fは34.0でした。
今年もこのタイムだけ走れば有力候補は間違いないのですが、他の逃げ馬に絡まれる心配は付きまといます。前半3F 34.3のタイムでは少し心配ですね。
G1中山スプリンターズSでは前半3Fを32.9で2着に来ていますが、直線が長いこのコースで粘り込める保証は有りません。
「ストレイトガール」の尾張Sでの上り3Fが33.5ですから、「ハクサンムーン」の3馬身後ろに付けていれば差し切れる計算にはなります。
さて条件からの絞り込みで逆に浮上して来るのが、中京得意「マジンプロスパー」や「サンカルロ」となりそうです。
特に先行激化になった場合「サンカルロ」の追い込みは脅威となります。
11年阪神開催時2着、12年中京開催時2着とG1で2回の絡みがあるだけに悲願達成となる可能性も捨てきれません。
条件としては時計が掛る馬場状態、又は前傾ラップで上りが掛るレースとなりますから、この内どちらかの条件を満たせば怖い存在となりそうです。
同じく「マジンプロスパー」も中京に来ると馬が変わったように走ります。ただしこの馬の場合夏場に好成績が集中していますので、この季節は少し割り引いて考える必要が有りそうです。
4歳馬不利のデータが有りますが、有力ステップ阪急杯を楽々逃げ切った「コパノリチャード」、全8戦全て複勝圏内、7戦連勝圏内の「レディオブオペラ」、8戦連続連対中の登り馬「スマートオリオン」、短距離の追込みこそこの馬の戦法と思える「レッドオーヴァル」も馬券から外すには勇気が要ります。
データを無視して加える必要は有りそうです。
本日の考察では今年の「高松宮記念」が少し見えてきたような気がします。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。御期待下さい。
いつも銀龍ブログをお読み頂きありがとうございます。
Win5は「Win5 Friend Park」でどうぞ
////////////////////////////////////////////////////////////////////
////////////////////////////////////////////////////////////////////
スポンサーサイト