NHKマイルC 2014 考察(2) ミッキーアイル
2014「NHKマイルカップ」
昨日に引き続き考察を続けましょう。
昨日掲載の勝ちタイムを見ていると、良馬場なら1.33.0を目安に、それより速ければ後ろの組有利、1.33.0以上時計が掛れば前の組有利となっているようです。
問題は1番人気に推される「ミッキーアイル」が逃げ馬であることでしょう。
09年の優勝馬「ジョーカプチーノ」のように2番手から早め先頭に立って押し切るような競馬が出来れば安定感が増すのですが、同馬はその前2走で差しに構えたり、先行したりと馬に教え込んでいました。
「ミッキーアイル」はここまで5戦、新馬戦は2番手から競馬をして2着、後は全てハナを切る競馬をしています。実力は誰もが認める処ですが、「東京芝マイル戦で逃げて勝つ」が如何に難しいことかはデータからも解ります。
NHKマイルCは今回が19回目ですが、逃げ馬成績は1--1--0--16、これはさすがに少しどころか大いに心配の種が膨らみますね。
「NHKマイルC」はそれまで走ってきた距離が違う馬たちが集います。
1200Mやもっと短い距離を経験した馬、前走がG2戦の2000Mだった馬たちがG1タイトルを懸けて戦うわけですから、おのずとペースが上がります。
「ミッキーアイル」は全5戦すべてが1600Mマイル戦ですね。ここにも大きな問題が有りそうに思われます。
マイルより短い距離で逃げていた馬たちが参戦してくることです。
少しデータを覗きましょう。
前半1000Mラップタイム・前半600Mラップタイム・勝ち時計・レース名・馬名
35.2--46.7--58.8 12.6--11.1--11.5 1.34.0 アーリントンC ミッキーアイル 阪神
35.5--47.9--59.7 12.2--11.5--11.8 1.33.8 シンザン記念 ミッキーアイル 京都
35.2--47.1--59.1 12.4--11.0--11.8 1.33.9 500万 ワードイズボンド 阪神
34.4--45.9--57.3 12.1--10.9--11.4 1.22.0 マーガレットS ダンツキャンサー 阪神
<NHKマイルC>
34.4--46.1--57.8 12.3--10.8--11.3 1.32.7 13年
35.1--47.3--59.9 12.1--11.0--12.0 1.34.5 12年「カレンブラックヒル」逃げ切り
1400Mと1600M、比較していただければ明らかにペースが違います。
「ワードイズボンド」は賞金抽選待ちですが、「ダンツキャンサー」は出走可能です。
どちらの馬も前走逃げ切って優勝していますので、タイムは自身が叩き出したものです。
「ダンツキャンサー」は牝馬ですから、気性的に「おびえて」逃げている可能性が有ります。
G1レースでスピード自慢が集えば、もっと速いペースで逃げてしまう事もありそうに思われます。
当然「ミッキーアイル」もこれくらいならスピードを出せそうに思われます、ハナに立つことも可能でしょう。しかし結果的に「末脚」が温存出来ない可能性が高まりますね。
有り余るスピードの違いでハナに立って競馬をしているのか?
それとも気性面でハナの競馬しかできないのか?
2番手・3番手に控える競馬をここまでしてこなかったのはどうしてなのか?
先週の「キズナ」同様かなり危険な1番人気に見えてきました。
「キズナ」はレース中骨折していたそうですが、今までコーナーで追い上げたことがなかった馬が、コーナーで足元に負担が掛ったと見れば納得できる結果です。一日も早い回復を祈りましょう。
「ミッキーアイル」が逃げることが出来ず、あるいは逃げられたとしても直線失速すれば、万歳を叫ぶのは「差し・追込み」馬でしょう。
こちらはまた別の日に考察しましょう。
考えるヒントは昨年の当ブログ「NHKマイルC」後記にあります。
http://winkatigumikeiba.blog28.fc2.com/blog-entry-596.html
そうND系フレンチデピュティの血が必要という処でしょうか。参考になさってください。
今年も百万超の馬券があり得そうに見えてきましたね。がんばりましょう!
昨日に引き続き考察を続けましょう。
昨日掲載の勝ちタイムを見ていると、良馬場なら1.33.0を目安に、それより速ければ後ろの組有利、1.33.0以上時計が掛れば前の組有利となっているようです。
問題は1番人気に推される「ミッキーアイル」が逃げ馬であることでしょう。
09年の優勝馬「ジョーカプチーノ」のように2番手から早め先頭に立って押し切るような競馬が出来れば安定感が増すのですが、同馬はその前2走で差しに構えたり、先行したりと馬に教え込んでいました。
「ミッキーアイル」はここまで5戦、新馬戦は2番手から競馬をして2着、後は全てハナを切る競馬をしています。実力は誰もが認める処ですが、「東京芝マイル戦で逃げて勝つ」が如何に難しいことかはデータからも解ります。
NHKマイルCは今回が19回目ですが、逃げ馬成績は1--1--0--16、これはさすがに少しどころか大いに心配の種が膨らみますね。
「NHKマイルC」はそれまで走ってきた距離が違う馬たちが集います。
1200Mやもっと短い距離を経験した馬、前走がG2戦の2000Mだった馬たちがG1タイトルを懸けて戦うわけですから、おのずとペースが上がります。
「ミッキーアイル」は全5戦すべてが1600Mマイル戦ですね。ここにも大きな問題が有りそうに思われます。
マイルより短い距離で逃げていた馬たちが参戦してくることです。
少しデータを覗きましょう。
前半1000Mラップタイム・前半600Mラップタイム・勝ち時計・レース名・馬名
35.2--46.7--58.8 12.6--11.1--11.5 1.34.0 アーリントンC ミッキーアイル 阪神
35.5--47.9--59.7 12.2--11.5--11.8 1.33.8 シンザン記念 ミッキーアイル 京都
35.2--47.1--59.1 12.4--11.0--11.8 1.33.9 500万 ワードイズボンド 阪神
34.4--45.9--57.3 12.1--10.9--11.4 1.22.0 マーガレットS ダンツキャンサー 阪神
<NHKマイルC>
34.4--46.1--57.8 12.3--10.8--11.3 1.32.7 13年
35.1--47.3--59.9 12.1--11.0--12.0 1.34.5 12年「カレンブラックヒル」逃げ切り
1400Mと1600M、比較していただければ明らかにペースが違います。
「ワードイズボンド」は賞金抽選待ちですが、「ダンツキャンサー」は出走可能です。
どちらの馬も前走逃げ切って優勝していますので、タイムは自身が叩き出したものです。
「ダンツキャンサー」は牝馬ですから、気性的に「おびえて」逃げている可能性が有ります。
G1レースでスピード自慢が集えば、もっと速いペースで逃げてしまう事もありそうに思われます。
当然「ミッキーアイル」もこれくらいならスピードを出せそうに思われます、ハナに立つことも可能でしょう。しかし結果的に「末脚」が温存出来ない可能性が高まりますね。
有り余るスピードの違いでハナに立って競馬をしているのか?
それとも気性面でハナの競馬しかできないのか?
2番手・3番手に控える競馬をここまでしてこなかったのはどうしてなのか?
先週の「キズナ」同様かなり危険な1番人気に見えてきました。
「キズナ」はレース中骨折していたそうですが、今までコーナーで追い上げたことがなかった馬が、コーナーで足元に負担が掛ったと見れば納得できる結果です。一日も早い回復を祈りましょう。
「ミッキーアイル」が逃げることが出来ず、あるいは逃げられたとしても直線失速すれば、万歳を叫ぶのは「差し・追込み」馬でしょう。
こちらはまた別の日に考察しましょう。
考えるヒントは昨年の当ブログ「NHKマイルC」後記にあります。
http://winkatigumikeiba.blog28.fc2.com/blog-entry-596.html
そうND系フレンチデピュティの血が必要という処でしょうか。参考になさってください。
今年も百万超の馬券があり得そうに見えてきましたね。がんばりましょう!
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