天皇賞(秋) 2014 考察(2)
2014「天皇賞秋」
3歳「イスラボニータ」、4歳「エピファネイア」、5歳「フェノーメノ」、3冠5歳牝馬「ジェンティルドンナ」、4強対決の構図となっている今回天皇賞秋、本日はその問題点を探りましょう。
1)休み明け
27週 「エピファネイア」 前走4月27日 香港G1
26週 「フェノーメノ」 前走5月4日 天皇賞春G1
18週 「ジェンティルドンナ」 前走6月29日 宝塚記念G1
05週 「イスラボニータ」 前走9月21日 セントライト記念G2
秋1走している3歳馬「イスラボニータ」がローテーション的には最も有利に見えます。
前走が宝塚記念の「ジェンティルドンナ」も過去10年では2--2--1--17となっていますから、間隔的には問題なさそうです。
となればやはり27週・26週の2頭という事になりそうですが、果たしてどうでしょう。
10~25週までなら4--3--4--30、結構優秀な成績が残っていますが、26週以上となれば0--1--1--7、優勝馬がいません。
昔と違って今は<放牧>といっても、ただ遊ばせている訳でもないらしく、それなりのトレーニングを積んでいるようですから、過去の成績が当てはまるのかどうか?も問題になりそうです。
やはり各馬がどこを目標としているのか?に尽きるのでしょう。
◎「ジェンティルドンナ」
昨年13年は宝塚記念3着⇒天皇賞秋2着⇒JC優勝
天皇賞秋は同じローテーションで挑みます。結果は2着でしたが、その後のJCを優勝していますので、今年もここで獲れれば「幸い」、狙いはJC連覇かも知れません。
斤量56Kでは2着まで、55Kの成績とは大きく違っていますので、案外斤量に敏感なタイプなのかもしれないですよ。
◎「フェノーメノ」
12年天皇賞秋2着時はセントライト記念1着⇒天皇賞秋2着⇒JC5着⇒休養
13年は宝塚記念後休養に入りました。
ローテーション的には今年の「イスラボニータ」と全く同じケースですね。
17週の休み明けでは結果を残していますが、40週の休み明けは惨敗していますからこの休み明けがどうかの心配は残ります。
天皇賞春を連覇しての参戦、蛯名Jが「イスラボニータ」を選ばず、こちらを選んだ事も重要な気がします。
◎「エピファネイア」
神戸新聞杯1着、菊花賞1着⇒大阪杯0.3差3着⇒香港G1 0.7差4着⇒休養
本気でここを獲りに来ているならこの秋1走、または夏の札幌記念辺りを叩いているでしょう。
陣営の目標は少し先を見据えている気がしますね。
秋から有馬記念まで3走のスケジュールならここは通過点と見ているのかもしれません。
◎「イスラボニータ」 ルメール騎乗
2400Mのダービーでも2着と好走しましたが、血統的にもう少し短い方がベストでしょう。
斤量が56Kで戦える有利なチャンス。間違いなくここが勝負と思われます。
セントライト記念で世代のダービー上位馬とはハッキリ格付け出来ていますので、後は古馬との戦いでどうか?に尽きそうです。
馬場こそ違いますが中山皐月賞で2000M勝利、2歳時東京スポーツ2歳S1800Mを1.45.9のレコードで走っていますから今の時期の馬場は大歓迎かと思います。
ここまでの思案・考察で見れば天皇賞3勝目を目指す「フェノーメノ」、3歳馬「イスラボニータ」が全力勝負に見えて来ました。
勿論競馬ですから絶対は有りませんし、天皇賞と言う<冠>はどの馬も欲しい筈。
あくまで老人の推理とお考えください。
2)馬場
今週から(B)コースを使用します。
先週までの傾向とは変わってくる可能性は大いにありますが、先週の馬場を少し復習しておきましょう。
日曜日芝コースで6レース行われています。
1600M 3レース、1800M 1レース、2000M 1レース
1着馬 差し 4、逃げ 1、先行 1、
2着馬 差し 4、追込み 2
3着馬 追込み 4、先行 2、
G3富士Sの勝ちタイム1.33.2、同日10R 1000万 1.33.1
富士Sのタイムは参考にならない事が解ります。私はこの落とし穴に落ちた一人ですが・・・。
思ったほどの高速馬場とはなっていない事が解ります。
野芝10~12cm、洋芝12~16cmで行われましたが、洋芝がびっしり生え揃っているとも見えません。
例年ならこの時期の競争ではレコードが出ても良さそうですが、それもありません。
10月19日オープン特別の「アイルランドT」が「エイシンヒカリ」の逃げ切り、1.58.3でした。
天皇賞秋のタイムを見ておきましょう。
13年 1.57.5
12年 1.57.3
11年 1.56.1(レコード)
で見れば今年も1分57秒台に思えますが、この勝ちタイムが遅くなればなるほど「紛れ」も出てきます。
ここは週末土曜日の芝レースをしっかり分析する必要を感じます。
また日曜日は雨予報が出ています。
降水確率50%となっていますが、この辺りも気になる処です。
10月に行われたグレードレースではダートの「シリウスS」のみが優勝1番人気、他のレースでは1番人気馬がことごとく敗れ去っています。
月が替わってどうなのか?ここにも注目して行きましょう。
3歳「イスラボニータ」、4歳「エピファネイア」、5歳「フェノーメノ」、3冠5歳牝馬「ジェンティルドンナ」、4強対決の構図となっている今回天皇賞秋、本日はその問題点を探りましょう。
1)休み明け
27週 「エピファネイア」 前走4月27日 香港G1
26週 「フェノーメノ」 前走5月4日 天皇賞春G1
18週 「ジェンティルドンナ」 前走6月29日 宝塚記念G1
05週 「イスラボニータ」 前走9月21日 セントライト記念G2
秋1走している3歳馬「イスラボニータ」がローテーション的には最も有利に見えます。
前走が宝塚記念の「ジェンティルドンナ」も過去10年では2--2--1--17となっていますから、間隔的には問題なさそうです。
となればやはり27週・26週の2頭という事になりそうですが、果たしてどうでしょう。
10~25週までなら4--3--4--30、結構優秀な成績が残っていますが、26週以上となれば0--1--1--7、優勝馬がいません。
昔と違って今は<放牧>といっても、ただ遊ばせている訳でもないらしく、それなりのトレーニングを積んでいるようですから、過去の成績が当てはまるのかどうか?も問題になりそうです。
やはり各馬がどこを目標としているのか?に尽きるのでしょう。
◎「ジェンティルドンナ」
昨年13年は宝塚記念3着⇒天皇賞秋2着⇒JC優勝
天皇賞秋は同じローテーションで挑みます。結果は2着でしたが、その後のJCを優勝していますので、今年もここで獲れれば「幸い」、狙いはJC連覇かも知れません。
斤量56Kでは2着まで、55Kの成績とは大きく違っていますので、案外斤量に敏感なタイプなのかもしれないですよ。
◎「フェノーメノ」
12年天皇賞秋2着時はセントライト記念1着⇒天皇賞秋2着⇒JC5着⇒休養
13年は宝塚記念後休養に入りました。
ローテーション的には今年の「イスラボニータ」と全く同じケースですね。
17週の休み明けでは結果を残していますが、40週の休み明けは惨敗していますからこの休み明けがどうかの心配は残ります。
天皇賞春を連覇しての参戦、蛯名Jが「イスラボニータ」を選ばず、こちらを選んだ事も重要な気がします。
◎「エピファネイア」
神戸新聞杯1着、菊花賞1着⇒大阪杯0.3差3着⇒香港G1 0.7差4着⇒休養
本気でここを獲りに来ているならこの秋1走、または夏の札幌記念辺りを叩いているでしょう。
陣営の目標は少し先を見据えている気がしますね。
秋から有馬記念まで3走のスケジュールならここは通過点と見ているのかもしれません。
◎「イスラボニータ」 ルメール騎乗
2400Mのダービーでも2着と好走しましたが、血統的にもう少し短い方がベストでしょう。
斤量が56Kで戦える有利なチャンス。間違いなくここが勝負と思われます。
セントライト記念で世代のダービー上位馬とはハッキリ格付け出来ていますので、後は古馬との戦いでどうか?に尽きそうです。
馬場こそ違いますが中山皐月賞で2000M勝利、2歳時東京スポーツ2歳S1800Mを1.45.9のレコードで走っていますから今の時期の馬場は大歓迎かと思います。
ここまでの思案・考察で見れば天皇賞3勝目を目指す「フェノーメノ」、3歳馬「イスラボニータ」が全力勝負に見えて来ました。
勿論競馬ですから絶対は有りませんし、天皇賞と言う<冠>はどの馬も欲しい筈。
あくまで老人の推理とお考えください。
2)馬場
今週から(B)コースを使用します。
先週までの傾向とは変わってくる可能性は大いにありますが、先週の馬場を少し復習しておきましょう。
日曜日芝コースで6レース行われています。
1600M 3レース、1800M 1レース、2000M 1レース
1着馬 差し 4、逃げ 1、先行 1、
2着馬 差し 4、追込み 2
3着馬 追込み 4、先行 2、
G3富士Sの勝ちタイム1.33.2、同日10R 1000万 1.33.1
富士Sのタイムは参考にならない事が解ります。私はこの落とし穴に落ちた一人ですが・・・。
思ったほどの高速馬場とはなっていない事が解ります。
野芝10~12cm、洋芝12~16cmで行われましたが、洋芝がびっしり生え揃っているとも見えません。
例年ならこの時期の競争ではレコードが出ても良さそうですが、それもありません。
10月19日オープン特別の「アイルランドT」が「エイシンヒカリ」の逃げ切り、1.58.3でした。
天皇賞秋のタイムを見ておきましょう。
13年 1.57.5
12年 1.57.3
11年 1.56.1(レコード)
で見れば今年も1分57秒台に思えますが、この勝ちタイムが遅くなればなるほど「紛れ」も出てきます。
ここは週末土曜日の芝レースをしっかり分析する必要を感じます。
また日曜日は雨予報が出ています。
降水確率50%となっていますが、この辺りも気になる処です。
10月に行われたグレードレースではダートの「シリウスS」のみが優勝1番人気、他のレースでは1番人気馬がことごとく敗れ去っています。
月が替わってどうなのか?ここにも注目して行きましょう。
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