京都記念 2015 考察
2015「京都記念」
今週は日曜日に京都G2「京都記念」、東京では3歳G3「共同通信杯」、土曜日同じく東京で3歳牝馬G3「クイーンC」の3レースグレードレースが行われます。
格を重視してG2「京都記念」から見ておきましょう。
昨年は単勝オッズ1.6倍の1番人気「ジェンティルドンナ」がまさかの敗戦、3.7倍2番人気の「トーセンラー」も差し届かず2着と中波乱になったこのレース。
今年は「ハープスター」と「キズナ」の登場で人気を分け合いそうです。
昨年の「デスペラード」のような馬は登場してくるのでしょうか?
さっそく過去の成績から振り返りましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 06--02--04 ¥81,540 (160/1320)
13年 06--03--02 ¥25,280 (111/990)
12年 05--01--03 ¥18,600 (59/504)
11年 01--05--02 ¥5,390 (10/1320)
10年 01--03--02 ¥3,980 (12/1716)
09年 03--01--09 ¥55,520 (153/1320)
08年 01--04--11 ¥78,590 (215/3360)
07年 02--01--03 ¥4,070 (4/2184)
06年 01--02--07 ¥6,370 (15/720)
05年 02--06--05 ¥158,460 (362/1320)
10年間で1番人気は4--3--0--3、連勝率70%、馬券からは外せませんが、直近2年では絡みがありません。
2番人気も2--2--3--3、複勝率は70%の高率、やはりG2戦らしく堅めの決着となっています。
3連単馬券では05年の362番人気が最低人気、100番人気以内も5年間有りますからやはり堅いレースと見て良さそうです。
◎<年齢>
4歳 5--2--1
5歳 3--1--4
6歳 2--7--4
7上 0--0--1
優勝馬の半数は4歳馬、しかし2着馬は6歳馬が7回絡んでいる点には注意です。
◎<脚質>
逃げ 1--0--2
先行 4--3--5
差し 4--5--1
追込 1--1--2
捲り 0--1--0
優勝馬は先行・差し馬が同数、2着には差し・追込み優勢、3着馬は前残りの感じですね。
4角5番手以内6--6--7、この辺りには追い上げている方が良さそうです。
その他の条件は枠番は小頭数で行われる事も多く、大外枠も問題なし、また前走クラスも1600万からも連対していますから、あまり関係なさそうです。
G1馬が春の足慣らしに使ってくるケースも多く、仕上がり具合一つで人気に応えられるかどうか?になってきそうです。
さて条件はこれくらいで良さそうです。
今年に目を移せば、何と言っても凱旋門賞に挑戦した4歳牝馬「ハープスター」と昨春天皇賞春以来のレースとなるダービー馬「キズナ」が出走することが話題です。
◎「ハープスター」 4歳牝馬 54K SS系ディープインパクト産駒
G1桜花賞優勝後、G1オークスでは「ヌーヴォレコルト」の2着、秋は凱旋門賞に挑戦した為、G1秋華賞には出走しませんでした。
昨夏札幌G2札幌記念を52Kで優勝、凱旋門賞は日本馬最高着順6着、帰国後挑んだG1 JCでは2番人気に推されましたが0.9差5着に敗れています。
前が止まりにくい今の京都芝馬場ですが、登録馬全てが出走しても12頭。
実際のレースでは10頭前後と思われますから、最後方に構えてもその末脚ならと思えます。
春の目標G1戦がどこなのか?それに合わせた調整過程がどうなのか?
54Kで戦えるアドバンテージがあるだけに、またクラブ所有馬ですから1戦必勝の構えかも知れませんね。
◎「キズナ」 5歳 SS系ディープインパクト産駒
昨年5月京都G1天皇賞春以降の出走となる今回、骨折明けですが、調教過程は順調なようです。しかし41週の休み明けでG2戦、昨年と同じ脚を使えるかどうかは正直レースを使ってみなければ解らないでしょう。
同じく春の目標G1がどこなのか?が問題となってきそうです。
ディープインパクトの後継種牡馬となるにはどうしても後一つ二つG1の勲章が欲しい筈、ならばここが全力勝負では無さそうにも見えて来ます。
「ハープスター」と同じ追込み馬ですから、もしこのレースが荒れるとすれば、昨年同様前に行った馬・・・・・という事になりそうです。
登録メンバーを見渡して、逃げの手に出そうな馬は京都芝2200M比叡S優勝で1600万を勝ちあがったキングカメハメハ産駒の4歳馬「スズカデヴィアス」辺りでしょうか。
2.12.7の時計はどうかでも、上がり3F33.7(メンバー最速)で逃げ切った脚は評価されても良さそうです。33.7の同じ上がりで走られれば後ろからの馬では届きません。
前に行ける有利さはG3中山金杯優勝馬キングカメハメハ産駒「ラブリーデイ」にもありそうです。
先行馬が少ない組み合わせですから位置取りに苦労することも無さそうで、前を「スズカデヴィアス」が引っ張ってくれるなら<絶好位>と言えそうです。
急坂の中山で上がり3F34.2、4角4番手から差し込んでいますので、平坦京都なら33秒台も可能に見えます。
しかしこの馬は関西所属馬にも拘らず、京都芝コースを走った事が有りません。池江厩舎の馬には珍しいパターンとなりそうです。どうして使ってこなかったのでしょうね??
どうもこのレースはSS系ディープインパクト産駒の人気馬2頭と前に行けるアドバンテージを活かせそうなミスプロ系キングカメハメハ産駒2頭の争いになりそうに見えますがどうでしょう。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。

今週は日曜日に京都G2「京都記念」、東京では3歳G3「共同通信杯」、土曜日同じく東京で3歳牝馬G3「クイーンC」の3レースグレードレースが行われます。
格を重視してG2「京都記念」から見ておきましょう。
昨年は単勝オッズ1.6倍の1番人気「ジェンティルドンナ」がまさかの敗戦、3.7倍2番人気の「トーセンラー」も差し届かず2着と中波乱になったこのレース。
今年は「ハープスター」と「キズナ」の登場で人気を分け合いそうです。
昨年の「デスペラード」のような馬は登場してくるのでしょうか?
さっそく過去の成績から振り返りましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 06--02--04 ¥81,540 (160/1320)
13年 06--03--02 ¥25,280 (111/990)
12年 05--01--03 ¥18,600 (59/504)
11年 01--05--02 ¥5,390 (10/1320)
10年 01--03--02 ¥3,980 (12/1716)
09年 03--01--09 ¥55,520 (153/1320)
08年 01--04--11 ¥78,590 (215/3360)
07年 02--01--03 ¥4,070 (4/2184)
06年 01--02--07 ¥6,370 (15/720)
05年 02--06--05 ¥158,460 (362/1320)
10年間で1番人気は4--3--0--3、連勝率70%、馬券からは外せませんが、直近2年では絡みがありません。
2番人気も2--2--3--3、複勝率は70%の高率、やはりG2戦らしく堅めの決着となっています。
3連単馬券では05年の362番人気が最低人気、100番人気以内も5年間有りますからやはり堅いレースと見て良さそうです。
◎<年齢>
4歳 5--2--1
5歳 3--1--4
6歳 2--7--4
7上 0--0--1
優勝馬の半数は4歳馬、しかし2着馬は6歳馬が7回絡んでいる点には注意です。
◎<脚質>
逃げ 1--0--2
先行 4--3--5
差し 4--5--1
追込 1--1--2
捲り 0--1--0
優勝馬は先行・差し馬が同数、2着には差し・追込み優勢、3着馬は前残りの感じですね。
4角5番手以内6--6--7、この辺りには追い上げている方が良さそうです。
その他の条件は枠番は小頭数で行われる事も多く、大外枠も問題なし、また前走クラスも1600万からも連対していますから、あまり関係なさそうです。
G1馬が春の足慣らしに使ってくるケースも多く、仕上がり具合一つで人気に応えられるかどうか?になってきそうです。
さて条件はこれくらいで良さそうです。
今年に目を移せば、何と言っても凱旋門賞に挑戦した4歳牝馬「ハープスター」と昨春天皇賞春以来のレースとなるダービー馬「キズナ」が出走することが話題です。
◎「ハープスター」 4歳牝馬 54K SS系ディープインパクト産駒
G1桜花賞優勝後、G1オークスでは「ヌーヴォレコルト」の2着、秋は凱旋門賞に挑戦した為、G1秋華賞には出走しませんでした。
昨夏札幌G2札幌記念を52Kで優勝、凱旋門賞は日本馬最高着順6着、帰国後挑んだG1 JCでは2番人気に推されましたが0.9差5着に敗れています。
前が止まりにくい今の京都芝馬場ですが、登録馬全てが出走しても12頭。
実際のレースでは10頭前後と思われますから、最後方に構えてもその末脚ならと思えます。
春の目標G1戦がどこなのか?それに合わせた調整過程がどうなのか?
54Kで戦えるアドバンテージがあるだけに、またクラブ所有馬ですから1戦必勝の構えかも知れませんね。
◎「キズナ」 5歳 SS系ディープインパクト産駒
昨年5月京都G1天皇賞春以降の出走となる今回、骨折明けですが、調教過程は順調なようです。しかし41週の休み明けでG2戦、昨年と同じ脚を使えるかどうかは正直レースを使ってみなければ解らないでしょう。
同じく春の目標G1がどこなのか?が問題となってきそうです。
ディープインパクトの後継種牡馬となるにはどうしても後一つ二つG1の勲章が欲しい筈、ならばここが全力勝負では無さそうにも見えて来ます。
「ハープスター」と同じ追込み馬ですから、もしこのレースが荒れるとすれば、昨年同様前に行った馬・・・・・という事になりそうです。
登録メンバーを見渡して、逃げの手に出そうな馬は京都芝2200M比叡S優勝で1600万を勝ちあがったキングカメハメハ産駒の4歳馬「スズカデヴィアス」辺りでしょうか。
2.12.7の時計はどうかでも、上がり3F33.7(メンバー最速)で逃げ切った脚は評価されても良さそうです。33.7の同じ上がりで走られれば後ろからの馬では届きません。
前に行ける有利さはG3中山金杯優勝馬キングカメハメハ産駒「ラブリーデイ」にもありそうです。
先行馬が少ない組み合わせですから位置取りに苦労することも無さそうで、前を「スズカデヴィアス」が引っ張ってくれるなら<絶好位>と言えそうです。
急坂の中山で上がり3F34.2、4角4番手から差し込んでいますので、平坦京都なら33秒台も可能に見えます。
しかしこの馬は関西所属馬にも拘らず、京都芝コースを走った事が有りません。池江厩舎の馬には珍しいパターンとなりそうです。どうして使ってこなかったのでしょうね??
どうもこのレースはSS系ディープインパクト産駒の人気馬2頭と前に行けるアドバンテージを活かせそうなミスプロ系キングカメハメハ産駒2頭の争いになりそうに見えますがどうでしょう。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。
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