中山記念 2015 考察
2015「中山記念」
東京開催から2回中山開催に移りG2「中山記念」が行われます。
昨年は「ジャスタウェイ」が2番人気で勝利、今年も出走の「ロゴタイプ」が58Kを背負って3着しました。
今年は13・14年の皐月賞馬「ロゴタイプ」「イスラボニータ」が顔を揃え、そこにG1牝馬「ヌーヴォレコルト」が参戦する好メンバーですが、登録時点で13頭、馬券に絡みそうな馬がその内6頭前後と思われますので、「配当」的な妙味は薄れそうです。
さっそく過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 02--04--03 ¥38,020 (111/2730)
13年 02--03--08 ¥28,270 (108/2730)
12年 03--07--04 ¥93,090 (226/990)
11年 01--04--03 ¥4,210 (9/1320)
10年 13--12--05 ¥534,940 (1350/3360)
09年 01--04--02 ¥13,200 (52/720)
08年 02--07--01 ¥26,150 (84/3360)
07年 06--03--05 ¥55,110 (187/3360)
06年 06--01--04 ¥34,840 (116/1320)
05年 04--02--07 ¥74,410 (201/2184)
10年間で1番人気は2--1--1--6、これはG2戦では異常な数字となっています。
信用できない数字ですから注意が必要です。
一方の緑文字10番人気以下も2頭のみ、2~8番人気辺りの馬が活躍しているようです。
◎<年齢>
4歳 1--1--3
5歳 3--3--3
6歳 2--5--1
7歳 2--1--2
8歳 2--0--1
年齢から絞り込むのは難しそうです。
◎<脚質>
逃げ 2--2--1
先行 5--3--5
差し 3--1--1
追込 0--4--2
捲り 0--0--1
中山コースらしく逃げ・先行馬が7勝、3着にも6回絡んでいますから、基本は前から考えて良さそうに見えます。
しかし昨年末・今年初めの中山芝馬場では、開幕週でも今までのように先行有利とも言えず、まずは土曜日の芝レースをじっくり観察する必要を感じます。
その他のデータは必要無さそうですので省略しますが、このレースの特徴は中山得意の馬が
「カンパニー」ナスルーラ系ミラクルアドマイヤ産駒、
「バランスオブゲーム」ND系フサイチコンコルド産駒
「ローエングリン」ND系Singspiel産駒
など複数年に渡って活躍している馬がいますからここは注意です。
その「ローエングリン」を父に持つ「ロゴタイプ」はやはり中山でこそ・・・のように見えますが、はたしてどうでしょう。
有力処を見ておきましょう。
◎「ロゴタイプ」 5歳 57K ND系ローエングリン産駒
中山で行われたG1「朝日杯FS」、G2「スプリングS」、G1「皐月賞」を3連勝、この世代では超のつく中山巧者でしょう。
昨秋G1「マイルCS」7着後、年初G3「中山金杯」を58Kで0.2差2着、完全復活をアピールしました。他の有力処が昨秋からの休み明け初戦となる今回、使われている強みと中山得意を合わせればやはり最有力馬に加える必要があります。
◎「イスラボニータ」 4歳 57K SS系フジキセキ産駒
全成績6--2--1--1、2着2回は「ハープスター」に敗れた新潟2歳Sと「ワンアンドオンリー」に敗れた日本ダービー、3着は3歳馬で古馬に交じって挑戦したG1「天皇賞秋」、着外1回は同じくG1ジャパンカップ9着でした。
世代最強の中距離馬と言っても良く、中山コースもG1皐月賞を優勝していますから全く問題なさそうです。
心配は今年初戦、JC敗戦後初レースとなる事でしょう。スピードは十分な馬ですから先行・差しどちらに構えても問題なさそうですが、仕上がり具合だけが心配です。
もう一つあるとすれば、この馬の春G1戦はどのレースが目的なのか?という事です。
得意な東京コースを目指すなら「安田記念」となりそうですが、この始動は少し早い気がします。
G2マイラーズCを叩いて・・・・となるのでしょうか?
◎「ヌーヴォレコルト」 4歳牝馬 54K SS系ハーツクライ産駒
全成績4--3--1--1、着外は新馬戦4着のみ、後は全て複勝圏内を確保している程の安定感は脅威です。G1優勝は「オークス」のみですが、距離を問わず活躍していますから、ここも十分圏内でしょう。
斤量54Kは上記馬と比べ1K有利な気がしますから、問題となりそうなのは休み明けのみ。
仕上がり具合だけですね。
牝馬の場合、春のG1目標は「Vマイル」のみと思われますから、ここから昨秋一連の距離から段階を追って短い距離向けに造っていきそうです。
◎「ステファノス」 4歳 55K SS系ディープインパクト産駒
G1皐月賞 0.4差5着、G2セントライト記念 0.2差4着、共に「イスラボニータ」には土を付けられていますが、古馬混合マイルG3「富士S」を優勝、18週の休み明けになりますが、着実に実力を付けていますから面白い存在となりそうです。
差し・追込みタイプの馬ですから、休み明けで末脚が切れるかどうか?ここだけが心配です。
この馬はマイル路線を歩みそうですから、ここから始動して、ダービー卿CTまたはG2マイラーズCを経てG1「安田記念」に見えます。G1戦に出走するにはどこかでもう少し賞金を積み上げたいでしょうから、それが今回か?、あるいは次回か?に見えます。
この他の馬では、一昨年優勝の「ナカヤマナイト」、この辺りが適距離に見える「タガノグランパ」、ダービー3着馬が前走G2、AJCCで復活の兆し有りの「マイネルフロスト」辺りまでが馬券圏内に見えます。
どちらにしても「高配当」は望めないように見えます。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。

東京開催から2回中山開催に移りG2「中山記念」が行われます。
昨年は「ジャスタウェイ」が2番人気で勝利、今年も出走の「ロゴタイプ」が58Kを背負って3着しました。
今年は13・14年の皐月賞馬「ロゴタイプ」「イスラボニータ」が顔を揃え、そこにG1牝馬「ヌーヴォレコルト」が参戦する好メンバーですが、登録時点で13頭、馬券に絡みそうな馬がその内6頭前後と思われますので、「配当」的な妙味は薄れそうです。
さっそく過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 02--04--03 ¥38,020 (111/2730)
13年 02--03--08 ¥28,270 (108/2730)
12年 03--07--04 ¥93,090 (226/990)
11年 01--04--03 ¥4,210 (9/1320)
10年 13--12--05 ¥534,940 (1350/3360)
09年 01--04--02 ¥13,200 (52/720)
08年 02--07--01 ¥26,150 (84/3360)
07年 06--03--05 ¥55,110 (187/3360)
06年 06--01--04 ¥34,840 (116/1320)
05年 04--02--07 ¥74,410 (201/2184)
10年間で1番人気は2--1--1--6、これはG2戦では異常な数字となっています。
信用できない数字ですから注意が必要です。
一方の緑文字10番人気以下も2頭のみ、2~8番人気辺りの馬が活躍しているようです。
◎<年齢>
4歳 1--1--3
5歳 3--3--3
6歳 2--5--1
7歳 2--1--2
8歳 2--0--1
年齢から絞り込むのは難しそうです。
◎<脚質>
逃げ 2--2--1
先行 5--3--5
差し 3--1--1
追込 0--4--2
捲り 0--0--1
中山コースらしく逃げ・先行馬が7勝、3着にも6回絡んでいますから、基本は前から考えて良さそうに見えます。
しかし昨年末・今年初めの中山芝馬場では、開幕週でも今までのように先行有利とも言えず、まずは土曜日の芝レースをじっくり観察する必要を感じます。
その他のデータは必要無さそうですので省略しますが、このレースの特徴は中山得意の馬が
「カンパニー」ナスルーラ系ミラクルアドマイヤ産駒、
「バランスオブゲーム」ND系フサイチコンコルド産駒
「ローエングリン」ND系Singspiel産駒
など複数年に渡って活躍している馬がいますからここは注意です。
その「ローエングリン」を父に持つ「ロゴタイプ」はやはり中山でこそ・・・のように見えますが、はたしてどうでしょう。
有力処を見ておきましょう。
◎「ロゴタイプ」 5歳 57K ND系ローエングリン産駒
中山で行われたG1「朝日杯FS」、G2「スプリングS」、G1「皐月賞」を3連勝、この世代では超のつく中山巧者でしょう。
昨秋G1「マイルCS」7着後、年初G3「中山金杯」を58Kで0.2差2着、完全復活をアピールしました。他の有力処が昨秋からの休み明け初戦となる今回、使われている強みと中山得意を合わせればやはり最有力馬に加える必要があります。
◎「イスラボニータ」 4歳 57K SS系フジキセキ産駒
全成績6--2--1--1、2着2回は「ハープスター」に敗れた新潟2歳Sと「ワンアンドオンリー」に敗れた日本ダービー、3着は3歳馬で古馬に交じって挑戦したG1「天皇賞秋」、着外1回は同じくG1ジャパンカップ9着でした。
世代最強の中距離馬と言っても良く、中山コースもG1皐月賞を優勝していますから全く問題なさそうです。
心配は今年初戦、JC敗戦後初レースとなる事でしょう。スピードは十分な馬ですから先行・差しどちらに構えても問題なさそうですが、仕上がり具合だけが心配です。
もう一つあるとすれば、この馬の春G1戦はどのレースが目的なのか?という事です。
得意な東京コースを目指すなら「安田記念」となりそうですが、この始動は少し早い気がします。
G2マイラーズCを叩いて・・・・となるのでしょうか?
◎「ヌーヴォレコルト」 4歳牝馬 54K SS系ハーツクライ産駒
全成績4--3--1--1、着外は新馬戦4着のみ、後は全て複勝圏内を確保している程の安定感は脅威です。G1優勝は「オークス」のみですが、距離を問わず活躍していますから、ここも十分圏内でしょう。
斤量54Kは上記馬と比べ1K有利な気がしますから、問題となりそうなのは休み明けのみ。
仕上がり具合だけですね。
牝馬の場合、春のG1目標は「Vマイル」のみと思われますから、ここから昨秋一連の距離から段階を追って短い距離向けに造っていきそうです。
◎「ステファノス」 4歳 55K SS系ディープインパクト産駒
G1皐月賞 0.4差5着、G2セントライト記念 0.2差4着、共に「イスラボニータ」には土を付けられていますが、古馬混合マイルG3「富士S」を優勝、18週の休み明けになりますが、着実に実力を付けていますから面白い存在となりそうです。
差し・追込みタイプの馬ですから、休み明けで末脚が切れるかどうか?ここだけが心配です。
この馬はマイル路線を歩みそうですから、ここから始動して、ダービー卿CTまたはG2マイラーズCを経てG1「安田記念」に見えます。G1戦に出走するにはどこかでもう少し賞金を積み上げたいでしょうから、それが今回か?、あるいは次回か?に見えます。
この他の馬では、一昨年優勝の「ナカヤマナイト」、この辺りが適距離に見える「タガノグランパ」、ダービー3着馬が前走G2、AJCCで復活の兆し有りの「マイネルフロスト」辺りまでが馬券圏内に見えます。
どちらにしても「高配当」は望めないように見えます。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日競馬終了後掲載予定しています。
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