天皇賞(春) 2015 考察(1)
2015「天皇賞春」
「淀の池には魔物が住んでいる」昨年も一昨年も天皇賞春後記で私が書いている言葉です。
古くから競馬ファンに言い伝えられている「格言」ですが、今年も現れるのでしょうか??
14年 キズナ 1.7 4着
13年 ゴールドシップ 1.3 5着
12年 オルフェーヴル 1.3 11着
11年 トゥザグローリー 3.1 13着
10年 フォゲッタブル 2.6 6着
09年 アサクサキングス 3.5 9着
08年 アサクサキングス 3.6 3着
07年 アイポッパー 3.8 4着
06年 ディープインパクト 1.1 1着
05年 リンカーン 5.4 6着
懐かしい名前が揃っています。
この10年で1番人気に支持された馬名と単勝オッズ、着順を並べて見ました。
1番人気に応えたのは06年単勝オッズ1.1倍の「ディープインパクト」ただ1頭のみ、3着は1回ありますが、10年間の1番人気成績は1--0--1--8、馬券には含める必要が無さそうな成績です。
昨年と同じ書き出しで始まりました。
「フェノーメノ」が2連覇を果たした14年、あれからまた1年が経ちました。
10年データで書いていますが、もし後2年1番人気が優勝しなければ「ディープインパクト」の名前まで消え去ってしまいます。
今年はここまでのG2戦で1番人気(阪神大賞典を除く)が気持ちよく敗れていますので、あるいはこの辺りで着てしまう可能性は捨てきれませんが、果たしてどの馬が1番人気に支持されるのか?興味津々です。
さっそく過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 04--03--12 ¥211,180 (401/4896)
13年 02--03--06 ¥111,830 (220/4896)
12年 14--03--02 ¥1,452,520 (1023/4896)
11年 07--03--05 ¥189,840 (518/4896)
10年 02--04--16 ¥911,660 (1290/4896)
09年 12--04--05 ¥221,080 (572/4896)
08年 03--02--01 ¥13,500 (14/2184)
07年 02--11--04 ¥306,390 (670/3360)
06年 01--02--08 ¥4,320 (11/4080)
05年 13--14--04 ¥1,939,420 (2653/4896)
緑文字10番人気以下の馬が7頭からんでいます。
3連単配当面からも1万円台を含むそれ以下で2年、10万円台6年、100万円台2年となっておりどちらか?と言えば<荒れる>が正解でしょう。
◎<人気>
1~5番人気 20/30
6~9番人気 03/30
10番人気以下 07/30
面白い結果が出ています。1~5番人気が20回出現しているのは納得ですが、6~9番人気より狙うなら10番人気以下が良いとデータは言っています。
メインになる人気馬を2頭と超人気薄1頭で馬券を組み立てれば良さそうに見えますが・・・。
◎<年齢>
4歳 5--2--3
5歳 3--3--4
6歳 2--3--2
7上 0--2--1
若い馬が優勢です。ただし2・3着に古馬が絡んで高配当となる事も有りますので注意は怠れません。
◎<脚質>
逃げ 1--0--0
先行 3--7--4
差し 5--3--6
追込 0--0--0
捲り 1--0--0
優勝馬は差し脚中心ですが、先行馬が残る事も多く、特に2着はここから選んだ方が良さそうです。
◎<枠番>
1~4枠 7--2--4--65
5~8枠 3--8--6--78
優勝馬は内枠から、2着馬は外枠からが多く見受けられます。
◎<前走>
3--5--3--37 G2日経賞
3--0--3--45 G2阪神大賞典
2--3--2--15 G2大阪杯
1--1--1--21 OP大阪ーハンブルグC
1--1--0--04 G2京都記念
0--0--1--01 G1ドバイWC
直近10年はこれらのレース以外絡んできた馬はいません。
前走着順は5着以内、着差は0.5差以内を目途にして良さそうです。
条件はこの辺りで良いでしょう。
今年人気に推されそうな処を見ておきましょう。
4歳馬
◎「サウンズオブアース」 SS系ネオユニヴァース産駒
G1菊花賞2着、優勝馬が戦線離脱していますのでこの馬が代表格に押し上げられます。
前走G2中山日経賞は1番人気に推され0.3差4着でしたが、上がり3Fはメンバー最速でしたので距離が延び、得意な京都に替われば・・・・。
◎「アドマイヤデウス」 ミスプロ系アドマイヤドン産駒
日本ダービー7着以降長期の休みを取っていましたが、休み明けG2日経新春杯優勝、前走G2日経賞優勝と素晴らしい成績を引っ提げて挑んできます。登り馬ならこの馬が一番ですね。
古馬
◎「フェノーメノ」 SS系ステイゴールド産駒
13年・14年とこのレース2連覇中、初の3連覇を賭けて出走しますが6歳になっています。
昨春のこのレース以降は8・10・8着とパッとしませんがどうでしょう?
◎「キズナ」 SS系ディープインパクト産駒
昨年当レースで1番人気に支持されましたが、0.1差4着、前走G2大阪杯では牝馬に後れを取り2着・・・ここが少し気になりますが、このレース以外では上がり3Fは全てメンバー最速を記録していますので、後は距離適性と思われます。
◎「ゴールドシップ」 SS系ステイゴールド
13年単勝オッズ1.3倍の1番人気に支持された馬、昨年も2番人気に支持されましたが7着と敗れています。淀の白鳥が余程気に食わないのか・・・・魔物にやられてしまうのか?2年間の忘れ物を持って帰れるかどうかです。
◎「ウインバリアシオン」 SS系ハーツクライ産駒
「オルフェーヴル」世代を代表する馬、昨年が0.0差2着ですから条件が向かないとは言えません、しかしもう7歳馬となってしまいましたので、その点だけが気になる処です。
この他にもディープ産駒の牝馬「デニムアンドルビー」や「カレンミロティック」、昨年3着「ホッコーブレーヴ」、などなど素晴らしいメンバーが揃いました。
今週はこの天皇賞春を中心にしっかり見て行きましょう。

「淀の池には魔物が住んでいる」昨年も一昨年も天皇賞春後記で私が書いている言葉です。
古くから競馬ファンに言い伝えられている「格言」ですが、今年も現れるのでしょうか??
14年 キズナ 1.7 4着
13年 ゴールドシップ 1.3 5着
12年 オルフェーヴル 1.3 11着
11年 トゥザグローリー 3.1 13着
10年 フォゲッタブル 2.6 6着
09年 アサクサキングス 3.5 9着
08年 アサクサキングス 3.6 3着
07年 アイポッパー 3.8 4着
06年 ディープインパクト 1.1 1着
05年 リンカーン 5.4 6着
懐かしい名前が揃っています。
この10年で1番人気に支持された馬名と単勝オッズ、着順を並べて見ました。
1番人気に応えたのは06年単勝オッズ1.1倍の「ディープインパクト」ただ1頭のみ、3着は1回ありますが、10年間の1番人気成績は1--0--1--8、馬券には含める必要が無さそうな成績です。
昨年と同じ書き出しで始まりました。
「フェノーメノ」が2連覇を果たした14年、あれからまた1年が経ちました。
10年データで書いていますが、もし後2年1番人気が優勝しなければ「ディープインパクト」の名前まで消え去ってしまいます。
今年はここまでのG2戦で1番人気(阪神大賞典を除く)が気持ちよく敗れていますので、あるいはこの辺りで着てしまう可能性は捨てきれませんが、果たしてどの馬が1番人気に支持されるのか?興味津々です。
さっそく過去の成績から振り返っておきましょう。
年・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順
14年 04--03--12 ¥211,180 (401/4896)
13年 02--03--06 ¥111,830 (220/4896)
12年 14--03--02 ¥1,452,520 (1023/4896)
11年 07--03--05 ¥189,840 (518/4896)
10年 02--04--16 ¥911,660 (1290/4896)
09年 12--04--05 ¥221,080 (572/4896)
08年 03--02--01 ¥13,500 (14/2184)
07年 02--11--04 ¥306,390 (670/3360)
06年 01--02--08 ¥4,320 (11/4080)
05年 13--14--04 ¥1,939,420 (2653/4896)
緑文字10番人気以下の馬が7頭からんでいます。
3連単配当面からも1万円台を含むそれ以下で2年、10万円台6年、100万円台2年となっておりどちらか?と言えば<荒れる>が正解でしょう。
◎<人気>
1~5番人気 20/30
6~9番人気 03/30
10番人気以下 07/30
面白い結果が出ています。1~5番人気が20回出現しているのは納得ですが、6~9番人気より狙うなら10番人気以下が良いとデータは言っています。
メインになる人気馬を2頭と超人気薄1頭で馬券を組み立てれば良さそうに見えますが・・・。
◎<年齢>
4歳 5--2--3
5歳 3--3--4
6歳 2--3--2
7上 0--2--1
若い馬が優勢です。ただし2・3着に古馬が絡んで高配当となる事も有りますので注意は怠れません。
◎<脚質>
逃げ 1--0--0
先行 3--7--4
差し 5--3--6
追込 0--0--0
捲り 1--0--0
優勝馬は差し脚中心ですが、先行馬が残る事も多く、特に2着はここから選んだ方が良さそうです。
◎<枠番>
1~4枠 7--2--4--65
5~8枠 3--8--6--78
優勝馬は内枠から、2着馬は外枠からが多く見受けられます。
◎<前走>
3--5--3--37 G2日経賞
3--0--3--45 G2阪神大賞典
2--3--2--15 G2大阪杯
1--1--1--21 OP大阪ーハンブルグC
1--1--0--04 G2京都記念
0--0--1--01 G1ドバイWC
直近10年はこれらのレース以外絡んできた馬はいません。
前走着順は5着以内、着差は0.5差以内を目途にして良さそうです。
条件はこの辺りで良いでしょう。
今年人気に推されそうな処を見ておきましょう。
4歳馬
◎「サウンズオブアース」 SS系ネオユニヴァース産駒
G1菊花賞2着、優勝馬が戦線離脱していますのでこの馬が代表格に押し上げられます。
前走G2中山日経賞は1番人気に推され0.3差4着でしたが、上がり3Fはメンバー最速でしたので距離が延び、得意な京都に替われば・・・・。
◎「アドマイヤデウス」 ミスプロ系アドマイヤドン産駒
日本ダービー7着以降長期の休みを取っていましたが、休み明けG2日経新春杯優勝、前走G2日経賞優勝と素晴らしい成績を引っ提げて挑んできます。登り馬ならこの馬が一番ですね。
古馬
◎「フェノーメノ」 SS系ステイゴールド産駒
13年・14年とこのレース2連覇中、初の3連覇を賭けて出走しますが6歳になっています。
昨春のこのレース以降は8・10・8着とパッとしませんがどうでしょう?
◎「キズナ」 SS系ディープインパクト産駒
昨年当レースで1番人気に支持されましたが、0.1差4着、前走G2大阪杯では牝馬に後れを取り2着・・・ここが少し気になりますが、このレース以外では上がり3Fは全てメンバー最速を記録していますので、後は距離適性と思われます。
◎「ゴールドシップ」 SS系ステイゴールド
13年単勝オッズ1.3倍の1番人気に支持された馬、昨年も2番人気に支持されましたが7着と敗れています。淀の白鳥が余程気に食わないのか・・・・魔物にやられてしまうのか?2年間の忘れ物を持って帰れるかどうかです。
◎「ウインバリアシオン」 SS系ハーツクライ産駒
「オルフェーヴル」世代を代表する馬、昨年が0.0差2着ですから条件が向かないとは言えません、しかしもう7歳馬となってしまいましたので、その点だけが気になる処です。
この他にもディープ産駒の牝馬「デニムアンドルビー」や「カレンミロティック」、昨年3着「ホッコーブレーヴ」、などなど素晴らしいメンバーが揃いました。
今週はこの天皇賞春を中心にしっかり見て行きましょう。
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