NHKマイルC 2016 後記
2016「NHKマイルC」
G1「桜花賞」の後記で、<叩いてでも前に行って欲しかった>と書きました。
逃げて潰れたならファンも納得した・・・・・と思っていたら、ルメールJは同じ過ちを犯しませんでしたね。
同日9レース同距離1600万クラス特別が1.34.7、「NHKマイルC」の勝ち時計が1.32.8、この時計で逃げ切りなら、他の馬は出番が無かったのも当然だったでしょう。
前に出切りさえしたならスピード・持続力では負けない・・・・結果その通りとなりました。
影も踏ませぬ逃げ切り、とまでは行きませんでしたが、強い勝ち方だったと思います。
同じくG1「皐月賞」では距離が長かった・・・・と思われた「ロードクエスト」ですが、その末脚は他馬とは違っていたようです。
ほぼ最後方からレースを進め、上がり3Fメンバー最速33.8、差し切る事は出来ませんでしたが、0.1差まで詰め寄った鋭さは、負けて尚強しと言えるものでした。
時計の速いレース、という事はどの騎手も解っていた筈ですから、どの位置を採れば良いのか?・・・・ここは相当難しかったのではないでしょうか。
先行策を採れば「ツキバテ」の心配、後ろ過ぎれば差し届かない心配、自分自身が騎手だったとしてもここは相当苦労があるのでは・・・・と思われました。
3着した「レインボーライン」は道中3列目の外、4コーナーで逃げ馬「メジャーエンブレム」とは数馬身の処にいました。
直線坂手前から「メジャーエンブレム」が引き離しにかかった処では10頭ほどが横並び状態に、どの馬が抜け出してくるのか?に見えましたが、「レインボーライン」が先に抜け出し、結局「ロードクエスト」には差されましたが3着を確保しました。
レースは1・2番人気で1・2着、ここは問題が無かったのでしょう。
12番人気で3着した「レインボーライン」が3連単馬券では買い辛い馬だったと思われます。
私は大外18番枠を引いた時点で「切り捨て」ました。
過去10年で18番枠から馬券になったのは、あの大万馬券の片棒を担いだ「ムラマサノヨートー」のみ、その時は稍重馬場だったと思います。
内馬場が全く伸びず、大外から17番人気「ピンクカメオ」と18番人気「ムラマサノヨートー」が伸びたような記憶が有りました。
今回のレースでは馬場も良く、大外が伸びる馬場とも思えませんでしたが、結果は2着馬「ロードクエスト」と3着馬「レインボーライン」が走った処のみが良く伸びた馬場だったと思います。
勝ちタイムも速く、上位に来た馬の今後は楽しみですが、3歳のこの時期に厳しい「マイル戦」を経験した事が馬の成長にとって負担にならない事を祈るばかりです。
◎「新潟大賞典」
難しいレースでした。
1番人気の単勝オッズが4.5倍、10番人気が19.4倍、11番人気が22.1倍、12番人気が40.5倍でしたから、実質11頭辺りの競馬には見えました。
その内10番人気の8歳馬「パッションダンス」が優勝する訳ですから、これは想定外でしょう。
13年5歳時にこのレースを制した馬が、8歳でまたまた優勝、リピータ馬が活躍する条件なのは過去の結果からも想像出来ましたが、今回は買えませんでした。
1・2番人気に支持された1番人気「フルーキー」、「ヒストリカル」のどちらかは馬券圏内に入って来るとの確信はありましたので、2着した「フルーキー」には納得ですが、直線の捌きが大変だったように2着までがやっとの状態でした。
高配当の立役者は3着に入った8番人気「シャイニープリンス」だったのでは・・・とも思われます。
前走が福島2000MのOP「福島民報杯」優勝、こちらはマイル戦で活躍できるタイプが「穴」になる条件でしたから納得でしたが、今回は同じ2000Mでも器用さだけでは走れないと思えました。
0.5K斤量が軽くなり、先行馬有利のペース・馬場だった事が幸いしたように思えます。
ローカルのG3ハンデ戦は高配当が狙える反面、難しいレースである事も再認識させられたようなレースでした。
◎「京都新聞杯」
土曜日京都で行われたG1「日本ダービー」東上最終便「京都新聞杯」。
ここまでG3を2勝していた1番人気「スマートオーディン」の信任投票のように思えるレースでしたが、1800Mばかりを選んで使われて来ていましたので、一抹の不安は有りました。
単勝オッズが1倍台にならなかった事がそれを物語っているようにも思えました。
しかしレースでは他馬を寄せ付けないような強い勝ちっぷり、最後に抵抗した2着馬も確実に差し切り優勝しました。
問題は2着馬9番人気「アグネスフォルテ」だった様です。
2~4番人気までが10倍以内、5・6番人気が10倍台、20倍台の馬が不在で、7・8番人気が30倍台、41.5倍の9番人気馬が2着に粘り込んだ訳ですから、ここも買い辛かったと言えそうです。
300倍台以上の馬が4頭いましたので、実質は10頭の競馬でこの結果・・・・・。
優勝しました「スマートオーディン」ですが、この脚ならG1「日本ダービー」でも人気上位に推されそうですね。
父「ダノンシャンティ」はG1「NHKマイルC」を優勝、日本ダービーに駒を進めましたが、残念にも出走取り消しとなり、その後も3走しましたが結局答えを出せませんでした。
この馬が父の夢を引き継ぎ叶えることが出来るのかどうか?見守りたい処です。
人気上位馬の不振がこの処の3連単馬券を難しくしている要因なのは解っているのですが、私もそこが読み切れていない事も確かなようです。
この処のグレードレースを連敗している私にとっては今週も辛い週になりました。
連続9連敗は過去の連敗数とタイ記録。
何とも情けない状態ですが、競馬の負けは競馬で取り返すしかなく、ここは頑張り切るしかなさそうです。
さて次回のグレードレースは土曜日東京G2「京王杯スプリングC」、日曜日が同じく東京牝馬G1「ヴィクトリアマイル」が行われます。
今週はここを中心に頑張って考察して行きましょう。
G1「桜花賞」の後記で、<叩いてでも前に行って欲しかった>と書きました。
逃げて潰れたならファンも納得した・・・・・と思っていたら、ルメールJは同じ過ちを犯しませんでしたね。
同日9レース同距離1600万クラス特別が1.34.7、「NHKマイルC」の勝ち時計が1.32.8、この時計で逃げ切りなら、他の馬は出番が無かったのも当然だったでしょう。
前に出切りさえしたならスピード・持続力では負けない・・・・結果その通りとなりました。
影も踏ませぬ逃げ切り、とまでは行きませんでしたが、強い勝ち方だったと思います。
同じくG1「皐月賞」では距離が長かった・・・・と思われた「ロードクエスト」ですが、その末脚は他馬とは違っていたようです。
ほぼ最後方からレースを進め、上がり3Fメンバー最速33.8、差し切る事は出来ませんでしたが、0.1差まで詰め寄った鋭さは、負けて尚強しと言えるものでした。
時計の速いレース、という事はどの騎手も解っていた筈ですから、どの位置を採れば良いのか?・・・・ここは相当難しかったのではないでしょうか。
先行策を採れば「ツキバテ」の心配、後ろ過ぎれば差し届かない心配、自分自身が騎手だったとしてもここは相当苦労があるのでは・・・・と思われました。
3着した「レインボーライン」は道中3列目の外、4コーナーで逃げ馬「メジャーエンブレム」とは数馬身の処にいました。
直線坂手前から「メジャーエンブレム」が引き離しにかかった処では10頭ほどが横並び状態に、どの馬が抜け出してくるのか?に見えましたが、「レインボーライン」が先に抜け出し、結局「ロードクエスト」には差されましたが3着を確保しました。
レースは1・2番人気で1・2着、ここは問題が無かったのでしょう。
12番人気で3着した「レインボーライン」が3連単馬券では買い辛い馬だったと思われます。
私は大外18番枠を引いた時点で「切り捨て」ました。
過去10年で18番枠から馬券になったのは、あの大万馬券の片棒を担いだ「ムラマサノヨートー」のみ、その時は稍重馬場だったと思います。
内馬場が全く伸びず、大外から17番人気「ピンクカメオ」と18番人気「ムラマサノヨートー」が伸びたような記憶が有りました。
今回のレースでは馬場も良く、大外が伸びる馬場とも思えませんでしたが、結果は2着馬「ロードクエスト」と3着馬「レインボーライン」が走った処のみが良く伸びた馬場だったと思います。
勝ちタイムも速く、上位に来た馬の今後は楽しみですが、3歳のこの時期に厳しい「マイル戦」を経験した事が馬の成長にとって負担にならない事を祈るばかりです。
◎「新潟大賞典」
難しいレースでした。
1番人気の単勝オッズが4.5倍、10番人気が19.4倍、11番人気が22.1倍、12番人気が40.5倍でしたから、実質11頭辺りの競馬には見えました。
その内10番人気の8歳馬「パッションダンス」が優勝する訳ですから、これは想定外でしょう。
13年5歳時にこのレースを制した馬が、8歳でまたまた優勝、リピータ馬が活躍する条件なのは過去の結果からも想像出来ましたが、今回は買えませんでした。
1・2番人気に支持された1番人気「フルーキー」、「ヒストリカル」のどちらかは馬券圏内に入って来るとの確信はありましたので、2着した「フルーキー」には納得ですが、直線の捌きが大変だったように2着までがやっとの状態でした。
高配当の立役者は3着に入った8番人気「シャイニープリンス」だったのでは・・・とも思われます。
前走が福島2000MのOP「福島民報杯」優勝、こちらはマイル戦で活躍できるタイプが「穴」になる条件でしたから納得でしたが、今回は同じ2000Mでも器用さだけでは走れないと思えました。
0.5K斤量が軽くなり、先行馬有利のペース・馬場だった事が幸いしたように思えます。
ローカルのG3ハンデ戦は高配当が狙える反面、難しいレースである事も再認識させられたようなレースでした。
◎「京都新聞杯」
土曜日京都で行われたG1「日本ダービー」東上最終便「京都新聞杯」。
ここまでG3を2勝していた1番人気「スマートオーディン」の信任投票のように思えるレースでしたが、1800Mばかりを選んで使われて来ていましたので、一抹の不安は有りました。
単勝オッズが1倍台にならなかった事がそれを物語っているようにも思えました。
しかしレースでは他馬を寄せ付けないような強い勝ちっぷり、最後に抵抗した2着馬も確実に差し切り優勝しました。
問題は2着馬9番人気「アグネスフォルテ」だった様です。
2~4番人気までが10倍以内、5・6番人気が10倍台、20倍台の馬が不在で、7・8番人気が30倍台、41.5倍の9番人気馬が2着に粘り込んだ訳ですから、ここも買い辛かったと言えそうです。
300倍台以上の馬が4頭いましたので、実質は10頭の競馬でこの結果・・・・・。
優勝しました「スマートオーディン」ですが、この脚ならG1「日本ダービー」でも人気上位に推されそうですね。
父「ダノンシャンティ」はG1「NHKマイルC」を優勝、日本ダービーに駒を進めましたが、残念にも出走取り消しとなり、その後も3走しましたが結局答えを出せませんでした。
この馬が父の夢を引き継ぎ叶えることが出来るのかどうか?見守りたい処です。
人気上位馬の不振がこの処の3連単馬券を難しくしている要因なのは解っているのですが、私もそこが読み切れていない事も確かなようです。
この処のグレードレースを連敗している私にとっては今週も辛い週になりました。
連続9連敗は過去の連敗数とタイ記録。
何とも情けない状態ですが、競馬の負けは競馬で取り返すしかなく、ここは頑張り切るしかなさそうです。
さて次回のグレードレースは土曜日東京G2「京王杯スプリングC」、日曜日が同じく東京牝馬G1「ヴィクトリアマイル」が行われます。
今週はここを中心に頑張って考察して行きましょう。
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