札幌記念 2016 考察(2) モーリス考
2016「札幌記念」
昨年1・2番人気だったG1馬「トーホウジャッカル」、「ラキシス」がものの見事に吹っ飛び高配当になりました。
<追い切りはトレセンでやってくれ>と書きましたが、札幌記念後の両馬は馬券に絡むことが有りませんでした。
牝馬「ラキシス」は既に引退しています。
このように見れば、果たして1・2番人気に推したファンが正しかったのかどうか?・・・にも見える処です。
今年は海外G1、2勝を含め、G1「安田記念」1・2着、G1「マイルCS」1着の「モーリス」がここに参戦します。
人気は間違いなく1番人気に推されるのでしょう。
果たして期待に応えられるのかどうか?
このレースで一番気になる処、本日はここを掘り下げて行きましょう。
◎「モーリス」 5歳 ロベルト系スクリーンヒーロー産駒
1000万から海外G1連勝まで7連勝を飾りました。
前走こそ海外帰りの不規則な日程で走ったG1「安田記念」を2着でしたが、改めてその強さを示すには十分だった・・・・と思えました。
さて今回の「札幌記念」ですが、距離が2000M、洋芝、小回りの3要素が初めての経験となります。
小回り競馬は中山でも走っていますので、あるいは得意な条件なのかも知れませんが、他の2要素は全く経験が有りません。
最長距離が3歳時、G2「京都新聞杯」2200M、時計は2.11.5と優秀ですが0.5差7着に敗れています。
「京都新聞杯」が行われる京都競馬場はこの時期一気に時計が速くなる季節ですから、時計を鵜呑みにすることは危険です。
勝利が有るのは芝1800M迄、当然北海道競馬洋芝の経験も有りません。
海外G1香港でマイルを2戦2勝していますので、多少重い感じ、時計の掛る芝なら走るようにも思われますが、本質的には札幌の芝コースを走ってみなければ解らないでしょう。
◎なぜ得意ではないかもしれないこの条件を選んだか?
まず考えられるのは<定量戦>57Kで走れることでしょう。
マイルなら「京成杯オータムH」でも良かった筈ですが、多分斤量は58.5K以上となるのでしょう。
既に戦歴から種牡馬確定のこの馬に万一が有っては・・・・の心配は当然すぎる程当然です。
もう一つ<種牡馬>・・・・という事を考えれば、距離に融通性が有る事を証明しておく必要も考えられます。
ロベルト系・・・・「グラスワンダー」・・・「スコリーンヒーロー」の後継種牡馬になるこの馬も、2000Mまでは問題なし・・・としておきたい筈です。
◎血統系統からは?
父「スクリーンヒーロー」はG1「ジャパンカップ」2400Mを優勝していますし、札幌競馬場でも条件戦・OP戦で馬券になっています。
洋芝がダメ・・・・という事は無さそうです。
母「メジロフランシス」は未勝利ですが、その父ND系「カーネギー」、母母父ND系「モガミ」など長距離特性そのものと言っても良さそうな血統系統です。
血統系統から見れば、マイル戦より明らかに長い距離の方が向いていそうに思われます。
こう書けば<不安>は無さそうにも思えますが、
◎気になる処は
一番消耗が激しい・・・・と言われるマイル戦ばかりを選んで走ってきた事でしょう。
G1「NHKマイル」を走った馬のその後がパッとしないのは有名ですが、この馬は体が出来てからマイル戦に使っていますので、そこまでの心配は要らないようですが、それでも前走G1「安田記念」などを見れば、<おやっ!>とも感じられた方も多い筈です。
完全に疲れが抜け切り、万全な状態で出走して来るのか?
80%・70%の出来でも、このメンバーなら・・・・・とも思えますが・・・・果たしてどうでしょう?
◎結論
1頭軸流し・・・・・出来ないと思っています。
1頭軸マルチ馬券・・・・これが可能性としては一番無難な処と考えますが、不安は有ります。
<外した馬券>・・・現状では必要だと思われますが・・・・・。
本日は1番人気に推されそうな「モーリス」を掘り下げてみました。
面白くなりそうですね。
昨年1・2番人気だったG1馬「トーホウジャッカル」、「ラキシス」がものの見事に吹っ飛び高配当になりました。
<追い切りはトレセンでやってくれ>と書きましたが、札幌記念後の両馬は馬券に絡むことが有りませんでした。
牝馬「ラキシス」は既に引退しています。
このように見れば、果たして1・2番人気に推したファンが正しかったのかどうか?・・・にも見える処です。
今年は海外G1、2勝を含め、G1「安田記念」1・2着、G1「マイルCS」1着の「モーリス」がここに参戦します。
人気は間違いなく1番人気に推されるのでしょう。
果たして期待に応えられるのかどうか?
このレースで一番気になる処、本日はここを掘り下げて行きましょう。
◎「モーリス」 5歳 ロベルト系スクリーンヒーロー産駒
1000万から海外G1連勝まで7連勝を飾りました。
前走こそ海外帰りの不規則な日程で走ったG1「安田記念」を2着でしたが、改めてその強さを示すには十分だった・・・・と思えました。
さて今回の「札幌記念」ですが、距離が2000M、洋芝、小回りの3要素が初めての経験となります。
小回り競馬は中山でも走っていますので、あるいは得意な条件なのかも知れませんが、他の2要素は全く経験が有りません。
最長距離が3歳時、G2「京都新聞杯」2200M、時計は2.11.5と優秀ですが0.5差7着に敗れています。
「京都新聞杯」が行われる京都競馬場はこの時期一気に時計が速くなる季節ですから、時計を鵜呑みにすることは危険です。
勝利が有るのは芝1800M迄、当然北海道競馬洋芝の経験も有りません。
海外G1香港でマイルを2戦2勝していますので、多少重い感じ、時計の掛る芝なら走るようにも思われますが、本質的には札幌の芝コースを走ってみなければ解らないでしょう。
◎なぜ得意ではないかもしれないこの条件を選んだか?
まず考えられるのは<定量戦>57Kで走れることでしょう。
マイルなら「京成杯オータムH」でも良かった筈ですが、多分斤量は58.5K以上となるのでしょう。
既に戦歴から種牡馬確定のこの馬に万一が有っては・・・・の心配は当然すぎる程当然です。
もう一つ<種牡馬>・・・・という事を考えれば、距離に融通性が有る事を証明しておく必要も考えられます。
ロベルト系・・・・「グラスワンダー」・・・「スコリーンヒーロー」の後継種牡馬になるこの馬も、2000Mまでは問題なし・・・としておきたい筈です。
◎血統系統からは?
父「スクリーンヒーロー」はG1「ジャパンカップ」2400Mを優勝していますし、札幌競馬場でも条件戦・OP戦で馬券になっています。
洋芝がダメ・・・・という事は無さそうです。
母「メジロフランシス」は未勝利ですが、その父ND系「カーネギー」、母母父ND系「モガミ」など長距離特性そのものと言っても良さそうな血統系統です。
血統系統から見れば、マイル戦より明らかに長い距離の方が向いていそうに思われます。
こう書けば<不安>は無さそうにも思えますが、
◎気になる処は
一番消耗が激しい・・・・と言われるマイル戦ばかりを選んで走ってきた事でしょう。
G1「NHKマイル」を走った馬のその後がパッとしないのは有名ですが、この馬は体が出来てからマイル戦に使っていますので、そこまでの心配は要らないようですが、それでも前走G1「安田記念」などを見れば、<おやっ!>とも感じられた方も多い筈です。
完全に疲れが抜け切り、万全な状態で出走して来るのか?
80%・70%の出来でも、このメンバーなら・・・・・とも思えますが・・・・果たしてどうでしょう?
◎結論
1頭軸流し・・・・・出来ないと思っています。
1頭軸マルチ馬券・・・・これが可能性としては一番無難な処と考えますが、不安は有ります。
<外した馬券>・・・現状では必要だと思われますが・・・・・。
本日は1番人気に推されそうな「モーリス」を掘り下げてみました。
面白くなりそうですね。
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