シルクロードS 2021

2021「シルクロードS」

今年は中京競馬場で行われます。
G1「高松宮記念」に直結するレースが、同じコースで行われる事になりますね。

ただしこのレースはG3、しかもハンデ戦となっていますから、各陣営が「試走」と見ての仕上げなのかどうか？
例年一筋縄ではいかないレースになっているだけに、今年も難しそうです。

トップハンデは牝馬で56.5Kを背負う15「モズスーパーフレア」、牡馬換算では58.5Kとなるだけに安心はできません。
昨夏小倉で56.5Kを背負ったG3「北九州記念」も0.3差2着でした。

昨年のG1「高松宮記念」も繰り上がっての優勝、目標はG1戦と思えるだけに、どのような仕上げで挑んでくるのか？

中京競馬場芝コースは今週から（B）コースに変更されますが、先週不良馬場で行われた競馬で内側はボコボコしていると思われます。
コース変更でどこまでカバー出来るのか、外枠に入った15「モズスーパーフレア」は昨年G1「高松宮記念」も重馬場で16番でしたから、外枠は問題なさそうです。

4歳馬12「ラウダシオン」や内枠の重ハンデ馬「セイウンコウセイ」などが続いて先行策と思われます。

上位人気に推されそうな馬は坂路調教でも好タイムを叩き出しているだけに、意外に固く収まる可能性もありそうですが、ハンデ戦のG3ですから、「荒れて」欲しいものですね。

いつものように＜穴馬候補＞を挙げておきましょう。

4歳馬が2頭参戦しますが、12「ラウダシオン」は人気に推されるでしょう。

9「ヴェスターヴァルト」　4歳　55K　富田　ノヴェリスト産駒
2勝・3勝クラスを連勝中です。しかしどちらも距離が1400M。1200Mは函館で新馬・未勝利を走ったのみです。
前走が中京芝1400M、4角9番手から差し込んで勝利しています。

競馬場の経験はありますから、後はスピードに付いて行けるかどうかのスプリント適性だけでしょう。
時計が掛かる馬場も問題なさそうなだけに期待してみます。

＜大穴候補＞として、
17「タイセイアベニール」　6歳　松山　ベーカバド産駒
近走結果が出ていません。いつも少し足りないようなレースをしています。
今回は馬場が荒れていない外枠に入った事と、今年に入っても絶好調の「松山J」に期待です。
少し足りないものが上手く補えるようなら馬券圏内もありそうですが・・・・？



2021「根岸S」

今週から関東圏は東京競馬場となります。
開幕週のメインはダートG3「根岸S」。

なかなか良いメンバーが揃ったように思いますが、それだけに難しいレースになりそうです。
東京競馬場もこの後雨予報はありませんが、パンパンの含水量が少ない状態では無さそうです。

前に行ける馬よりは、後ろから差し込むイメージが強いだけに、3「レッドルゼル」や、6「タイムフライヤー」が人気に推される事でしょう。

1.22.0～1.23.0辺りの競馬になりそうな気がしていますが、馬場状態によりかなり変わってきそうです。

＜穴馬候補＞としては、

9「ヘリオス」　5歳セン馬　56K　北村宏　オルフェーヴル産駒
ダート1200Mで2勝・3勝クラスを勝ち上がってきていましたが、前走東京ダート1400M「霜月S」で1着、先行策でした。
今回も前に行って競馬が出来そうですから、上手く粘り込めるようなら圏内入りも考えられます。
軽い馬場の方が得意な気もしますから、時計が速くなって欲しい処ですね。

13「サクセスエナジー」　7歳　57K　酒井　キンシャサノキセキ産駒
斤量に関係なく結果を残しています。また時計が掛かる馬場でも軽い時計が速い馬場でも安定感があります。
前にも行ける脚もありますし、中団からの競馬も出来ます。
G1戦では少し足りないと思われるだけに、ここが勝負かもしれません。
頑張って欲しい処ですね。


土曜日・日曜日は今週週中とは打って変わって寒くなりそうです。
寒さに負けず、コロナに負けず、競馬にも負けないよう頑張りましょう。