東京新聞杯 2021

2021「東京新聞杯」

今週は真冬のマイル戦G3「東京新聞杯」と中京では３歳G3「きさらぎ賞」が行われます。

まずはG3「東京新聞杯」から見ていきましょう。

過去10年間で1番人気が1--0--2--7、人気に応えられていないようですね。
なかなか難しそうなレースとなっています。

今年は昨年の当レース2番人気で6着だった13「ヴァンドギャルド」が1番人気に推されそうです。
続く人気では同じく当レースで6番人気2着だった11「シャドウディーヴァ」が2番人気でしょうか？


まずこのレースしっかりした逃げ馬が不在です。
どの馬がペースを創り出すのか？東京芝のマイル戦は後傾ラップになることも多く、逃げ馬次第で着順が変わってきそうに思われます。

今年は最重量58Kを背負う東京得意馬「ダイワギャグニー」が1枠1番に入りましたので、あるいはこの馬が逃げそうな気もします。

1番人気に推されそうな13「ヴァンドギャルド」は先行馬の直後辺りから差し込む差し馬ですから2走前のG2「富士S」のようなレースが出来れば、馬券圏でしょう。

昨年当レースが1.33.0、一昨年が1.31.9ですが、先週行われた３勝クラス「節分S」が1.33.3でしたので、1.33秒前後のタイムを想像しています。

過去10年、馬番8番以内で9勝、9番から外では15番が1勝しているのみで、圧倒的に内枠有利なレースとなっています。

馬番13番の「ヴァンドギャルド」には少し心配なデータです。

さていつものように＜穴馬候補＞を挙げておきましょう。

5番人気以内に支持される可能性はありますが、
1「ダイワギャグニー」　7最　58K　内田
冬場のレースがイマイチかもしれません。
好成績は春から秋に多く、心配はあります。また最重量58Kも決して有利とは思えませんが、自分のペースで競馬が出来る有利さはこのメンバーなら最右翼と思われます。

他の馬が出ていかないようなら自分からペースを造ることも可能ですから、ここは熟練内田Jに期待してみます。


2「サトノウィザード」　5歳　56K　鮫島良
近走の末脚に磨きが掛かってきたようです。
末脚の安定感が出てきていますから、中山よりは東京と思えます。
前走中山マイルで4角12番手から4着、2走前阪神マイルで上り3F32.8で走れていますから、後は位置取り次第でしょう。

今回は1枠2番、無理せずラチ沿いの位置が確保出来そうですから、前が壁にならないようなら馬券圏内も可能かもしれません。

3「ロードマイウェイ」　5歳　57K　横山武
上記馬2「サトノウィザード」と同じく追い込み馬です。
データからはあっても2・3着となっていますが、2番と同じような位置取りから馬券圏内を覗う事でしょう。
飛躍が期待される横山武Jですから、善戦はしてくれそうです。

ただしこの馬は1～3月のレースで0--0--0--3、冬場のレースで結果が出ていません。
それでも栗東から連れて行くにはそれだけの出来にあるのでしょう。少し馬券に加えておきます。

今回挙げた馬は馬番1・2・3番、内枠有利が確かなら面白そうですが・・・・？



中京３歳G3「きさらぎ賞」

頭数も少なく上位馬の実力も拮抗していそうですからどこからでも入れそうです。

注目はG1「ホープフルS」で4角逸走した9「ランドオブリバティ」が今回は真面目に走るのかどうか？
G1戦が鬼門となっている三浦騎手に再びチャンスを与えてくれるのかどうか？注目してみます。


自粛期間が延長され、夜の街は大阪も静かになっています。
早くワクチンが行き渡り、賑わいが戻ってくるよう祈っています。
明るい春も目の前です。
もう少し頑張り切りましょう。