2021年04月30日のバックナンバー : 銀龍老人の3連単命!
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天皇賞(春) 2021

2021「天皇賞春」

今年は阪神競馬場芝3200Mで行われます。
阪神競馬場改修工事以降2度目のコース使用ですから、データと言えるものの蓄積がありません。

牝馬3頭を含む17頭で争われるこのレースですが、「大混戦」と見ても良さそうです。

また関西地方は水曜日・木曜日にかなりなが降りました。
金曜日30日は晴れ予報ですが、土曜日に又も「雨」が落ちてくる予報となっています。

水捌けが良い阪神芝コースですが、日曜日の競馬でパンパンの良馬場を望むことは難しそうです。

勝ち時計の想像も付かない時点でこのブログを書いていますから、まずは土曜日の競馬をしっかり見ていくことにしましょう。

阪神芝3200Mの基準となる時計は、2月27日に行われた3勝クラス特別「松籟S」となります。
このレースが改修後の初レース、今回も出走の5「ディアスティマ」が逃げ切った3.14.9となっています。
ただし斤量が56Kでした。

なかなか素晴らしい時計で逃げ切ったと思われますので、京都で行われたG1「天皇賞春」の時計と比較しておきましょう。
20年 3.16.5 フィエールマン ルメール
19年 3.15.0 フィエールマン ルメール
18年 3.16.2 レインボーライン 岩田康
17年 3.12.5 キタサンブラック 武豊 (R)
16年 3.15.3 キタサンブラック 武豊 逃げ切り

ご覧のように同じコースで行われたのなら年によっては5「ディアスティマ」の時計は逃げ切っていても良さそうな時計となっています。

基準タイムが出た翌日はG3「阪急杯」が行われ、「レシステンシア」がレコード1.19.2で優勝していますから、基準タイムの芝状態はかなり良かったと見ています。

競馬は時計が全てではありませんが、今回のG1「天皇賞春」では上記基準タイムを叩き出した5「ディアスティマ」がレースを創り出しますのでまずまず信頼できる時計となりそうです。

後は展開面がどうか?馬場がどうか?になってきそうです。

人気を集めそうな1枠2頭、共にG1「菊花賞」で優勝、タイム差なし2着と好走しています。

ところが、その時計が少し心配です。
20年G1「菊花賞」2着、「アリストテレス」 3.05.5
19年G1「菊花賞」1着 「ワールドプレミア」 3.06.0

コースが京都と阪神ですから比較できない・・・・かも知れませんが、5「ディアスティマ」が叩き出したタイムと比べてみれば、後1F(200M)を9.4秒、8.9秒で走らなければならない事になります。

レースはタイムが全てではない・・・と言っても、少し心配な気もしてきました。
また馬場が重くなった時の内枠、こちらも気になります。

馬場が回復しない状態で競馬が行われれば、当然重馬場の巧拙も重要になってきます。

始めに書いた「大混戦」もなんだかそうなってきそうな気がしますね。

長距離戦で必ず言われるのが「血統」、それに「騎手」

人気に推されそうな馬の中では天皇賞春0--0--0--9と全く馬券になっていない17「オーソリティ」騎乗の「川田」騎手

反対に得意としている「武豊J」、「横山典J」、2年連続優勝3連覇が掛かる「ルメールJ」などが気になります。

また天皇賞春では歯が立たない牝馬で参戦の3頭ですが、3「カレンブーケドール」や14「ウインマリリン」は牡馬との闘いでも好成績を挙げているだけに、バッサリ切り捨ててよいのかどうか?迷いますね。

「頭」候補としては、ともかく重い馬場で好成績を挙げている<キズナ産駒>

12「ディープボンド」 4歳 58K 和田 キズナ産駒
前走阪神重馬場3000M、G2「阪神大賞典」で1着、4角3番手から完璧な抜け出しで優勝しました。
重馬場の競馬で時計が3.07.3、ですから、今回も重馬場での競馬となるなら3分20秒辺りが勝ち時計になりそうです。

戴冠に一番近い馬はこの馬なのかな?と考えていますが、人気になるのも確実でしょう。


今回も<穴馬候補>を挙げておきましょう。

5「ディアスティマ」 4歳 58K 北村友 ディープインパクト産駒
同条件の3勝クラス「松籟S」を見事な逃げ切りで基準タイムを叩き出した馬です。
今回もこの馬が逃げると見ていますから、後は馬場次第でしょう。
3歳時、1勝クラス「大寒桜賞」が中京重馬場、2着と走っています。この時の脚質は「先行」、4番手からの競馬でした。

ディープ産駒ですが、母はアメリカ産馬、ミスプロ系の良い処を取り入れているのかもしれません。
前に行ける有利さとペースを造れる有利さが今回はかなり大きなアドヴァンテージになると思われますので狙ってみます。
心配は58Kを背負う事でしょう。めり込むような馬場では苦しくなることもありそうですね。

7「ユーキャンスマイル」 6歳 58K 藤岡佑 キングカメハメハ産駒
前走G2「阪神大賞典」では上記馬の0.9差2着、昨年のG1「天皇賞春」が4着、一昨年が5着と掲示板を確保しています。
6歳になった今年、どこまで戦えるのかは解りませんが、前走を見る限り出来落ちは無さそうです。
重馬場も前走を見る限りこなしているように思えますから、もう少し前で戦えるなら馬券圏内もありそうです。


後は怪我から復帰した武豊騎手騎乗の8「ディバインフォース」、親子3人騎乗の横山典騎手が乗る15「オセアグレイト」を少し馬券に加えるつもりですが、馬場次第で柔軟に考えます。

面白そうなメンバーですから、大変楽しみです。
好レースを期待しています。


G2「青葉賞」も楽しみですが、今回は省略させていただきます。

春の連休期間に入りますが、2年連続で「自粛」、この期間が新型コロナ対策になるようなら良いのですが・・・。






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