2023年01月のバックナンバー : 銀龍老人の3連単命!
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アメリカジョッキークラブC

2023「AJCC」

昨年12月から今週末まで行われた中山競馬、最後はこのG2「AJCC」が締め括ります。

G1戦で主役を努める馬達が今年の始動戦に選ぶには少し早すぎる季節、過去には思わぬ馬の台頭もあったレースです。

21年、20年は1番人気馬が優勝、堅く収まりましたが、昨年は3--11--4人気の決着、3連単馬券は72万馬券となりました。
今年は昨年の傾向を引き継ぐことになるかどうか?気になります。

10年間のデータでは1番人気が2--3--0--5、連に絡んでいるのが半分の数字、外した馬券も必要かもしれません。
今年はルメール騎乗の10「ガイアフォース」が1番人気に推されそうですが信頼に応えてくれるかどうか?

10「ガイアフォース」は<キタサンブラック産駒>の明け4歳馬、前走G1「菊花賞」は1.8秒差の8着、その前がG2「セントライト記念」優勝しています。

G2「セントライト記念」は同じ中山、距離も同じですからかなり信頼性が高そうです。

しかしG2「セントライト記念」が行われるのは野芝のみで行われる9月の開催、馬場が違ってくるのが少し心配です。
戦歴を見ると洋芝混合の3月阪神でも好走、野芝のみの小倉でもスピードを見せています。

重馬場の中京・稍重馬場の中山でもしっかり結果を出していますから、スピードに加えパワーも兼備している事が覗われます
この馬を外すには相当勇気が必要ですね。
そんな場合は遠慮なく馬券に加えましょう。

続く人気に推されそうなのが同じく明け4歳馬、11「エピファニー」、3月中山で未勝利戦を勝ち上がってから4連勝中、前走3勝クラスを勝ち上がりオープン入りしました。

ここまでの全成績が4--1--1--0、未だ馬券圏内を外さない安定した走りを見せています。
しかし全6走全てが芝1800M、400Mの距離延長がどうなのか?そこだけが問題となりそうですが、脚質が先行型ですからペース次第で持ちこたえるかも知れませんね。

21年は不良馬場、20年は稍重馬場でしたので時計の比較は出来ませんが、昨年良馬場では2.12.7、19年同じく良馬場時が2.13.7でしたので、その辺りの時計で走ることが出来れば馬券圏内でしょう。

今回も私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。

7「スタッドリー」 5歳 57K 坂井瑠 ハービンジャー産駒
昨年12月阪神芝2200Mで3勝クラスを勝ち上がりました。その時の時計が2.13.1、
上り3Fメンバー最速を記録していましたし、2着馬に0.4差付けて勝っています。
夏場北海道競馬でも良績を残していますからパワーは十分通用しそうです。
少し時計の掛かるこの時期の芝2200Mはピッタリな条件ではないでしょうか。
中山コースは初、もちろんG2戦も初めてですからそこを克服できれば面白そうです。

14「ラーゴム」 5歳 57K バシュロ オルフェーヴル産駒
3歳時G3「きさらぎ賞」優勝、G1「皐月賞」、G1「日本ダービー」にも出走しましたが、その後ダートに路線変更しました。
ダートでは砂の深い地方競馬でもG2戦好走、そして満を持して前走芝のG3「中山金杯」に出走しました。
結果は0.3差9着、しかし着差は0.3だったことを見れば距離延長の今回2200Mは条件好転のように思えます。
騎乗の「バシュロ」騎手も中山のみで騎乗していますから、手の内に入って来ているでしょう。
頑張って欲しいですね。

5「バビット」 6歳 57K 横山典 ナカヤマフェスタ産駒
昨秋の同条件G2「オールカマー」で逃げて0.5差4着の同馬、前走G1「天皇賞秋」は全く歯が立ちませんでしたが、得意な条件とも思われず、ノーカウントで良さそうです。
内に入った2「シャムロックヒル」が無理にでも逃げると展開的に苦しくなりそうですが、古豪「横山典」騎手なら前に出そうな気がします。
出切ってしまえば捲ってくるようなタイプも見当たらず、かなり楽に逃げられるかもしれません。
人気薄の「逃げ馬」、ここはいつも要注意でしょう。


G2「東海S」

暮れに行われるG1「チャンピオンズC」と同じ場所、同じ距離ですが、時計の比較ではこのレースの方が時計が掛かる傾向にあります。
含水率が低くパサパサの馬場で行われれば昨年並みの1.51.7辺りになりそうです。

スピード馬よりもパワータイプが活躍できると思われますから、中央競馬でスピード優先のレースをしてきた馬より地方の砂の深いレースで結果を残してきた馬に注意したいものです。

私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。

12「クリノドラゴン」 5歳 58K 武豊 アスカクリチャン産駒
気になるのは脚質ですが、良馬場の昨年も4角7・8番手の馬が馬券になっています。
直線だけで差し込んだG2「シリウスS」では14番手から最速の上りで0.8差4着、武豊騎手ならその辺りもう少し工夫を凝らしてくれるでしょう。
まずまず人気に推されそうですが嵌って欲しいと願っています。

5「ヴァンヤール」 5歳 57K 荻野極 タートルボウル産駒
速い時計の決着では苦戦をしていますが、少し時計の掛かる馬場状態なら圏内があっても良さそうです。
出脚はまずまずの馬ですから5番の好枠を活かして内で我慢出来ればそのパワーが活かされるかもしれません。
人気に推される事も無さそうですから、気楽に構えて欲しいですね。
時計が掛かる馬場を渇望します。


今週は一時春のような陽気となりましたが、週末から来週にかけてはまた戻り寒波が押し寄せそうです。
かなり厳しそうな寒波ですから十分気を付けたいものです。
寒さに負けず、競馬に負けず頑張りましょう。





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