天皇賞春 2023
2023「天皇賞春」
新装なった京都競馬場、今週末のメインはG1「天皇賞春」。
良いメンバーが揃いました。
21年、22年は阪神芝コースで行われましたが、今年から京都に帰ってきます。
ゴール前、直線に急坂がある阪神コースと違い、3コーナーに坂があり直線は平たんな京都に変わりレースに変化が出そうです。
3200Mの長丁場ですから当然スタミナは必要です。
しかし阪神コースではパワーも必要でしたが、京都コースはスピードも必要になってきます。
昨年の覇者3「タイトルホルダー」に挑戦状を叩きつけるのは、活きの良い4歳馬達の構図と見て良さそうですね。
心配はお天気、金曜日は全国的に好天ですが、京都競馬場近辺は土曜日夜から「雨予報」が出ています。
夜は少し激しさを増すような予報になっていますから、この雨がいつ止むのか?馬場状態はどうなるのか?で勝馬が変わってきそうな気がします。
新装なった京都競馬場芝コースは先週一度使っただけ、地盤改良で水捌けが良くなっていそうですが、それも未だ確認できていませんから、どうなるのか?
日曜日レーススタート時点、雨は止んでいそうですが、難しい判断を迫られそうです。
今回は先に結論から入りたいと思います。
馬場が渋ってスピード・瞬発力勝負にならないようなら・・・・・3「タイトルホルダー」。
馬場が乾きスピード優先の馬場になれば・・・・・・1「ジャスティンパレス」、6「アスクビクターモア」、13「ボルドグフーシュ」
だと決めつけています。
ここでは少し時計の掛かる馬場を想定して書いています。
3「タイトルホルダー」は前走のG2「日経賞」で不良馬場を走り2着馬に1.3差(8馬身)の圧倒的な差を付け勝っています。
阪神芝3000Mで行われた3歳G1「菊花賞」を優勝、その時の時計が3.04.6、良馬場です。
同じく昨年の3歳G1「菊花賞」が3.02.4、6「アスクビクターモア」、13「ボルドグフーシュ」の時計です。
1「ジャスティンパレス」は2頭から0.1差遅れていましたが、この3頭の実力差は同等と見て良さそうです。
ただし3「タイトルホルダー」は阪神芝2200Mで行われたG1「宝塚記念」を2.09.7(R)で優勝していますから、スピードが劣るわけでは無さそうです。
ゴール前急坂のある中山・阪神コースで好成績を挙げていますから、スタミナの心配はありません。
逃げ馬ですから、自分の形に持ち込めるかどうか?ですが、今回は馬番3番を得、他に行きたい馬が外枠に入りましたので、この馬の主導でレースは進むと考えます。
乗り慣れた「横山和」騎手が継続騎乗しますので、スタートをまともに切ることが出来れば後は淡々と逃げそうです。
そうなれば強力4歳勢はどうするのでしょう?
指をくわえて逃げ切りを許す・・・・とも思えません。
6「アスクビクターモア」は先行脚質ですから、理想は<番手勝負>でしょう。
「横山武」騎手に今回乗り替わりますが、騎手賞金1000万超のレースでは「兄弟」も関係ないでしょう。
と言って、早めに仕掛けるとその後ろから構える1「ジャスティンパレス」や直線に賭ける13「ボルドグフーシュ」に差し込まれる心配も出てきます。
<横山武騎手>の理想は「チョイ差し」、この作戦が理想では無いでしょうか?
そうなれば後は如何に上手く追走するか?だけでしょう。
スタミナ豊富な逃げ馬に離されないように、力を温存出来るように・・・この2点に集中しそうです。
1「ジャスティンパレス」は菊花賞では先行馬の後ろからレースを進めましたが、前走G2「阪神大賞典」では3番手から2番手に押し上げ、先行策を取りました。
まるでG1「天皇賞春」を意識したようなレースに思えました。
切れ味鋭く、13「ボルドグフーシュ」に0.3差付けましたから、今回のレースでも<番手勝負>を狙ってくるかもしれません。
この辺りはレースが始まってみなければ解りませんが、1枠1番を活かしてレースを進めるように思えます。
大レースではルメール騎手を切り捨てるのは「無謀」でしょう。
今回も上位人気馬で決着すれば「ガチレース」、配当の魅力は薄れてしまいますが、長丁場ではその時の出来次第な処もありますから、人気薄の馬も「ノーチャンス」では無いでしょう。
今回も私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
少し時計が掛かる馬場になれば、
7「ディープボンド」 6歳 58K 和田竜 キズナ産駒
4歳の<ディープインパクト産駒>に目が行きますが、こちらはディープインパクトの孫、阪神で行われた2年間の「天皇賞春」で連続2着と好走しています。
また21年重馬場で行われたG2「阪神大賞典」を優勝、スタミナの豊富さは既に証明されています。
他の有力馬が京都競馬場を経験していない事も、この馬はアドバンテージになりそうです。
3歳時G2「京都新聞杯」を優勝していますから、未経験の馬よりは有利かも知れません。
重い馬場を全く気にしませんし、距離の問題も無いなら面白そうです。
11「ディアスティマ」 6歳 58K 北村友 ディープインパクト産駒
不良馬場の前走G2「日経賞」で3「タイトルホルダー」から1.4差3着、得意と思えない不良馬場で3着した処に見所がありそうです。
阪神芝3200Mのレコードを持っている馬、良馬場で3.14.9ですから、もし昨年の同レースが良馬場なら「あるいは」があったかもしれません。(出走していませんが・・・)
自身が逃げてのタイムですから信頼出来るタイムです。
しかし今回は逃げられそうにありませんから、自分のペースで走れることは無さそうですが、スタミナ豊富は証明されています。
時計が速くなり、坂を掛け降りバテ合いのようなレースになった時、このスタミナが活かされるかもしれません。
<人気薄の逃げ馬>は「穴馬」の条件を満たしますから要注意かも知れませんよ。
まず日曜日の芝レースをしっかり見極める事でしょう。
距離の長いレースは大好きなレースですから、どの馬も力の限りを出し切って欲しいものです。
後は当たり馬券を持っていれば、これほどの幸せは無いでしょう。
頑張りましょう。
新装なった京都競馬場、今週末のメインはG1「天皇賞春」。
良いメンバーが揃いました。
21年、22年は阪神芝コースで行われましたが、今年から京都に帰ってきます。
ゴール前、直線に急坂がある阪神コースと違い、3コーナーに坂があり直線は平たんな京都に変わりレースに変化が出そうです。
3200Mの長丁場ですから当然スタミナは必要です。
しかし阪神コースではパワーも必要でしたが、京都コースはスピードも必要になってきます。
昨年の覇者3「タイトルホルダー」に挑戦状を叩きつけるのは、活きの良い4歳馬達の構図と見て良さそうですね。
心配はお天気、金曜日は全国的に好天ですが、京都競馬場近辺は土曜日夜から「雨予報」が出ています。
夜は少し激しさを増すような予報になっていますから、この雨がいつ止むのか?馬場状態はどうなるのか?で勝馬が変わってきそうな気がします。
新装なった京都競馬場芝コースは先週一度使っただけ、地盤改良で水捌けが良くなっていそうですが、それも未だ確認できていませんから、どうなるのか?
日曜日レーススタート時点、雨は止んでいそうですが、難しい判断を迫られそうです。
今回は先に結論から入りたいと思います。
馬場が渋ってスピード・瞬発力勝負にならないようなら・・・・・3「タイトルホルダー」。
馬場が乾きスピード優先の馬場になれば・・・・・・1「ジャスティンパレス」、6「アスクビクターモア」、13「ボルドグフーシュ」
だと決めつけています。
ここでは少し時計の掛かる馬場を想定して書いています。
3「タイトルホルダー」は前走のG2「日経賞」で不良馬場を走り2着馬に1.3差(8馬身)の圧倒的な差を付け勝っています。
阪神芝3000Mで行われた3歳G1「菊花賞」を優勝、その時の時計が3.04.6、良馬場です。
同じく昨年の3歳G1「菊花賞」が3.02.4、6「アスクビクターモア」、13「ボルドグフーシュ」の時計です。
1「ジャスティンパレス」は2頭から0.1差遅れていましたが、この3頭の実力差は同等と見て良さそうです。
ただし3「タイトルホルダー」は阪神芝2200Mで行われたG1「宝塚記念」を2.09.7(R)で優勝していますから、スピードが劣るわけでは無さそうです。
ゴール前急坂のある中山・阪神コースで好成績を挙げていますから、スタミナの心配はありません。
逃げ馬ですから、自分の形に持ち込めるかどうか?ですが、今回は馬番3番を得、他に行きたい馬が外枠に入りましたので、この馬の主導でレースは進むと考えます。
乗り慣れた「横山和」騎手が継続騎乗しますので、スタートをまともに切ることが出来れば後は淡々と逃げそうです。
そうなれば強力4歳勢はどうするのでしょう?
指をくわえて逃げ切りを許す・・・・とも思えません。
6「アスクビクターモア」は先行脚質ですから、理想は<番手勝負>でしょう。
「横山武」騎手に今回乗り替わりますが、騎手賞金1000万超のレースでは「兄弟」も関係ないでしょう。
と言って、早めに仕掛けるとその後ろから構える1「ジャスティンパレス」や直線に賭ける13「ボルドグフーシュ」に差し込まれる心配も出てきます。
<横山武騎手>の理想は「チョイ差し」、この作戦が理想では無いでしょうか?
そうなれば後は如何に上手く追走するか?だけでしょう。
スタミナ豊富な逃げ馬に離されないように、力を温存出来るように・・・この2点に集中しそうです。
1「ジャスティンパレス」は菊花賞では先行馬の後ろからレースを進めましたが、前走G2「阪神大賞典」では3番手から2番手に押し上げ、先行策を取りました。
まるでG1「天皇賞春」を意識したようなレースに思えました。
切れ味鋭く、13「ボルドグフーシュ」に0.3差付けましたから、今回のレースでも<番手勝負>を狙ってくるかもしれません。
この辺りはレースが始まってみなければ解りませんが、1枠1番を活かしてレースを進めるように思えます。
大レースではルメール騎手を切り捨てるのは「無謀」でしょう。
今回も上位人気馬で決着すれば「ガチレース」、配当の魅力は薄れてしまいますが、長丁場ではその時の出来次第な処もありますから、人気薄の馬も「ノーチャンス」では無いでしょう。
今回も私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
少し時計が掛かる馬場になれば、
7「ディープボンド」 6歳 58K 和田竜 キズナ産駒
4歳の<ディープインパクト産駒>に目が行きますが、こちらはディープインパクトの孫、阪神で行われた2年間の「天皇賞春」で連続2着と好走しています。
また21年重馬場で行われたG2「阪神大賞典」を優勝、スタミナの豊富さは既に証明されています。
他の有力馬が京都競馬場を経験していない事も、この馬はアドバンテージになりそうです。
3歳時G2「京都新聞杯」を優勝していますから、未経験の馬よりは有利かも知れません。
重い馬場を全く気にしませんし、距離の問題も無いなら面白そうです。
11「ディアスティマ」 6歳 58K 北村友 ディープインパクト産駒
不良馬場の前走G2「日経賞」で3「タイトルホルダー」から1.4差3着、得意と思えない不良馬場で3着した処に見所がありそうです。
阪神芝3200Mのレコードを持っている馬、良馬場で3.14.9ですから、もし昨年の同レースが良馬場なら「あるいは」があったかもしれません。(出走していませんが・・・)
自身が逃げてのタイムですから信頼出来るタイムです。
しかし今回は逃げられそうにありませんから、自分のペースで走れることは無さそうですが、スタミナ豊富は証明されています。
時計が速くなり、坂を掛け降りバテ合いのようなレースになった時、このスタミナが活かされるかもしれません。
<人気薄の逃げ馬>は「穴馬」の条件を満たしますから要注意かも知れませんよ。
まず日曜日の芝レースをしっかり見極める事でしょう。
距離の長いレースは大好きなレースですから、どの馬も力の限りを出し切って欲しいものです。
後は当たり馬券を持っていれば、これほどの幸せは無いでしょう。
頑張りましょう。
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