京成杯オータムハンデ 2023
2023「京成杯オータムH」
長かったローカル競馬も終わり、今週末から秋競馬の開幕です。
メインレースは土曜日中山3歳牝馬G2「紫苑S」、日曜日中山G3ハンデ「京成杯オータムH」、
阪神G2「セントウルS」となっています。
中山G3ハンデ「京成杯オータムH」から見ていきましょう。
サマーマイルシリーズの最終戦ですが、秋競馬をここからスタートの実力馬も参戦しますから難しいですね。
頭数が11頭と少し寂しくなりましたが、開幕週の馬場を活かしたスピード競馬になりそうです。
この開催の中山芝コースは例年野芝のみで開催されますからスピードの裏付けが必要です。
10年間のデータから1番人気は4--0--1--5、複勝率50%ですからなかなか難しい数字です。
直近4年間の勝タイム、単勝人気順(赤文字は牝馬)、斤量、4角位置を見ておきましょう。
22年 良 1.33.6 1-12--7 56.0--56.0--54.0 2--1--4番手
21年 良 1.32.0 7-12--1 56.0--55.5--56.0 9--1--8番手
20年 良 1.33.9 4--3-13 55.0--52.0--55.0 2--1--3番手
19年 良 1.30.3 4--5-10 52.0--53.0--55.0 1--3--4番手
19年のタイムがレコードです。直近3年間は32.0~33.9と少し時計が掛かっています。
エアレーション作業やシャダリング作業などが大きく影響しているのでしょう。
フカフカの芝コースも少し走り辛いのかも知れませんね。
人気面では直近4年毎年10番人気以下の馬が絡んでいます。
また馬券内で牝馬が占める割合が多いのが特徴です。
今年は2頭の牝馬が参戦しますから、ここは特に注意が必要でしょう。
<夏は牝馬>がまだ活かせる季節なのかもしれませんね。
位置取りから見えるのは、4角を先頭で通過した馬が毎年連勝圏内に残っています。
逃げるか先行出来る馬、ここも重要に思えます。
今年人気に推されそうな処では、2「ソウルラッシュ」59K 松山、5「インダストリア」58K ルメール、は共に差し馬、斤量も含め要注意なのかもしれません。
展開面では、絶対先行で前に出そうな3歳馬、7「グラニット」51K 嶋田、
それに続きそうな6「シャイニーロック」57K 酒井、この辺りがレースを先導しそうですから、まずまずのタイムとなりそうです。
実績から見れば、2「ソウルラッシュ」、5「インダストリア」は馬券から外せないように思われますが、
そこは<競馬>、難しいですね。
今回も私が<気になっている馬>をを挙げておきましょう。
3「ミスニューヨーク」 6歳牝馬 56K デムーロ キングズベスト産駒
直近の着順だけを見ると届かない・・・ように思えますが、今回は11頭、どん尻追走でも11番手ですから、もう2・3頭前で運べるなら馬券圏内は有りそうです。
2走前、前走とも上り3Fは最速を記録していますから、切れ味が鈍った印象はありません。
7「グラニット」が暴走気味に先導してくれるなら、ここは嵌っても良さそうです。
11「トーセンローリエ」 3歳牝馬 52K 菅原明 サトノクラウン産駒
3月当所で行われた(L)「アネモネS」の優勝馬、勝タイムが1.33.8でした。
距離が長いと思えた札幌G3「クイーンS」で0.4差6着、ゆっくり位置取りを押し上げるレース振りはこのレースを意識したものでは・・・・と思わせました。
斤量も軽く先行出来るようなら馬券に絡んでも驚けないでしょう。
大外枠になりましたが、11番なら外を押し上げて行くには理想的かもしれません。
牝馬ですから揉まれ込むよりは良いでしょう。
9「ラインベック」 6歳セン馬 57K 石橋脩 ディープインパクト産駒
このレースで1着なら「サマーマイルシリーズ」優勝の可能性がある馬です。
いつも書いていますが<夏は牝馬>と同じぐらい<夏はセン馬>も活躍します。
セン馬は賞金が全てですから出たとこ勝負、調子も良さそうですから、出走時の馬体重だけをチェックしたいものです。
先行出来ますし、中山マイルで勝鞍もありますから注目します。
サマーマイルシリーズでポイントを持っています、4「メイショウシンタケ」、10「ウイングレイテスト」も要注意でしょう。
希望とすれば荒れて欲しい処ですが・・・・果たしてどうでしょうね??
G2「セントウルS」
ここまでの成績4--1--2--0、と着外が無い3歳馬「ビッグシーザー」が人気に推されそうですね。
しかし頭を打つならここかもしれないと思っています。
古馬との対戦が初めて、また直線競馬を使ってきた出足の速い馬も多く、そのペースに乗れるのかどうか?は解らないと思っています。
取り入れた馬券も買いますが、外した馬券の比重が多くなりそうです。
ここも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
人気に推されそうですが、
8「アグリ」 4歳 57K 横山典 Caravaggio産駒
阪神コースで1200Mの経験はありませんが、同じ内回りの1400Mでは無類の強さを見せています。
ここは絶好のチャンスに見えますから、先行して抜け出してきそうです。
何が行くのか解りませんが、テンのスピードは相当有りそうですから注目です。
12「ブトンドール」 3歳牝馬 53K 菱田 ビッグアーサー産駒
6「ビックシーザー」は人気に推されますが、同じ産駒のこちらは人気に推される事は無さそうです。
前走G3「函館SS」では2番人気に推され0.4差5着、そこから夏場休養に充てています。
当然賞金を積み増したい処ですからここは勝負でしょう。
速い流れになれば、その斤量を活かした差し脚が爆発するかも知れません。
15「モリノドリーム」 4歳牝馬 55K 鮫島克 モーリス産駒
未勝利勝ち上がりからここまで連対を外していません。
函館を2戦で切り上げ秋に備えたローテーションも歓迎です。
調子の良さならピカイチだと思われますので、馬券圏内目指し頑張って欲しい処です。
開幕週の外枠は嫌な条件に思えますが、牝馬ですから揉まれるよりはましかもしれません。
見応えのあるレースを期待します。
G2「紫苑S」
台風の通過で馬場がどうなのか?
開幕週でもそこが気になります。
上滑りするような馬場ならやはり経験値が物を言いそうですから、その点には十分注意しましょう。
1頭名前を挙げるなら15「エミュー」を挙げておきます。
嵌ると面白そうですが・・・展開次第でしょう。
やっと昨晩は涼しくなりました。
秋の夜長は競馬研究に絶好です。頑張りましょう。
長かったローカル競馬も終わり、今週末から秋競馬の開幕です。
メインレースは土曜日中山3歳牝馬G2「紫苑S」、日曜日中山G3ハンデ「京成杯オータムH」、
阪神G2「セントウルS」となっています。
中山G3ハンデ「京成杯オータムH」から見ていきましょう。
サマーマイルシリーズの最終戦ですが、秋競馬をここからスタートの実力馬も参戦しますから難しいですね。
頭数が11頭と少し寂しくなりましたが、開幕週の馬場を活かしたスピード競馬になりそうです。
この開催の中山芝コースは例年野芝のみで開催されますからスピードの裏付けが必要です。
10年間のデータから1番人気は4--0--1--5、複勝率50%ですからなかなか難しい数字です。
直近4年間の勝タイム、単勝人気順(赤文字は牝馬)、斤量、4角位置を見ておきましょう。
22年 良 1.33.6 1-12--7 56.0--56.0--54.0 2--1--4番手
21年 良 1.32.0 7-12--1 56.0--55.5--56.0 9--1--8番手
20年 良 1.33.9 4--3-13 55.0--52.0--55.0 2--1--3番手
19年 良 1.30.3 4--5-10 52.0--53.0--55.0 1--3--4番手
19年のタイムがレコードです。直近3年間は32.0~33.9と少し時計が掛かっています。
エアレーション作業やシャダリング作業などが大きく影響しているのでしょう。
フカフカの芝コースも少し走り辛いのかも知れませんね。
人気面では直近4年毎年10番人気以下の馬が絡んでいます。
また馬券内で牝馬が占める割合が多いのが特徴です。
今年は2頭の牝馬が参戦しますから、ここは特に注意が必要でしょう。
<夏は牝馬>がまだ活かせる季節なのかもしれませんね。
位置取りから見えるのは、4角を先頭で通過した馬が毎年連勝圏内に残っています。
逃げるか先行出来る馬、ここも重要に思えます。
今年人気に推されそうな処では、2「ソウルラッシュ」59K 松山、5「インダストリア」58K ルメール、は共に差し馬、斤量も含め要注意なのかもしれません。
展開面では、絶対先行で前に出そうな3歳馬、7「グラニット」51K 嶋田、
それに続きそうな6「シャイニーロック」57K 酒井、この辺りがレースを先導しそうですから、まずまずのタイムとなりそうです。
実績から見れば、2「ソウルラッシュ」、5「インダストリア」は馬券から外せないように思われますが、
そこは<競馬>、難しいですね。
今回も私が<気になっている馬>をを挙げておきましょう。
3「ミスニューヨーク」 6歳牝馬 56K デムーロ キングズベスト産駒
直近の着順だけを見ると届かない・・・ように思えますが、今回は11頭、どん尻追走でも11番手ですから、もう2・3頭前で運べるなら馬券圏内は有りそうです。
2走前、前走とも上り3Fは最速を記録していますから、切れ味が鈍った印象はありません。
7「グラニット」が暴走気味に先導してくれるなら、ここは嵌っても良さそうです。
11「トーセンローリエ」 3歳牝馬 52K 菅原明 サトノクラウン産駒
3月当所で行われた(L)「アネモネS」の優勝馬、勝タイムが1.33.8でした。
距離が長いと思えた札幌G3「クイーンS」で0.4差6着、ゆっくり位置取りを押し上げるレース振りはこのレースを意識したものでは・・・・と思わせました。
斤量も軽く先行出来るようなら馬券に絡んでも驚けないでしょう。
大外枠になりましたが、11番なら外を押し上げて行くには理想的かもしれません。
牝馬ですから揉まれ込むよりは良いでしょう。
9「ラインベック」 6歳セン馬 57K 石橋脩 ディープインパクト産駒
このレースで1着なら「サマーマイルシリーズ」優勝の可能性がある馬です。
いつも書いていますが<夏は牝馬>と同じぐらい<夏はセン馬>も活躍します。
セン馬は賞金が全てですから出たとこ勝負、調子も良さそうですから、出走時の馬体重だけをチェックしたいものです。
先行出来ますし、中山マイルで勝鞍もありますから注目します。
サマーマイルシリーズでポイントを持っています、4「メイショウシンタケ」、10「ウイングレイテスト」も要注意でしょう。
希望とすれば荒れて欲しい処ですが・・・・果たしてどうでしょうね??
G2「セントウルS」
ここまでの成績4--1--2--0、と着外が無い3歳馬「ビッグシーザー」が人気に推されそうですね。
しかし頭を打つならここかもしれないと思っています。
古馬との対戦が初めて、また直線競馬を使ってきた出足の速い馬も多く、そのペースに乗れるのかどうか?は解らないと思っています。
取り入れた馬券も買いますが、外した馬券の比重が多くなりそうです。
ここも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
人気に推されそうですが、
8「アグリ」 4歳 57K 横山典 Caravaggio産駒
阪神コースで1200Mの経験はありませんが、同じ内回りの1400Mでは無類の強さを見せています。
ここは絶好のチャンスに見えますから、先行して抜け出してきそうです。
何が行くのか解りませんが、テンのスピードは相当有りそうですから注目です。
12「ブトンドール」 3歳牝馬 53K 菱田 ビッグアーサー産駒
6「ビックシーザー」は人気に推されますが、同じ産駒のこちらは人気に推される事は無さそうです。
前走G3「函館SS」では2番人気に推され0.4差5着、そこから夏場休養に充てています。
当然賞金を積み増したい処ですからここは勝負でしょう。
速い流れになれば、その斤量を活かした差し脚が爆発するかも知れません。
15「モリノドリーム」 4歳牝馬 55K 鮫島克 モーリス産駒
未勝利勝ち上がりからここまで連対を外していません。
函館を2戦で切り上げ秋に備えたローテーションも歓迎です。
調子の良さならピカイチだと思われますので、馬券圏内目指し頑張って欲しい処です。
開幕週の外枠は嫌な条件に思えますが、牝馬ですから揉まれるよりはましかもしれません。
見応えのあるレースを期待します。
G2「紫苑S」
台風の通過で馬場がどうなのか?
開幕週でもそこが気になります。
上滑りするような馬場ならやはり経験値が物を言いそうですから、その点には十分注意しましょう。
1頭名前を挙げるなら15「エミュー」を挙げておきます。
嵌ると面白そうですが・・・展開次第でしょう。
やっと昨晩は涼しくなりました。
秋の夜長は競馬研究に絶好です。頑張りましょう。
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