札幌記念 2015 考察(1)
2015「札幌記念」
サマー2000シリーズ第4戦として行われますが、ポイント争いに関わってきそうな馬は4頭のみ、G2戦のここは少し違ったレースとなりそうです。
昨年は「凱旋門賞」壮行会のような雰囲気で、「ハープスター」、「ゴールドシップ」が人気に応えて1・2着しました。
例年秋のG1戦を目指す馬が始動戦に選ぶレースですが、今年は過去G1を勝っている馬が2頭しかいません。菊花賞馬「トーホウジャッカル」、エリザベス女王杯優勝馬「ラキシス」のみとなっています。
メンバーを見渡しても少し小粒な感覚は否めませんね。
さっそく過去のレースから振り返りましょう。(13年は函館開催・馬場重)
年・勝ちタイム・1着馬上がり3F・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順・年齢(赤字は牝馬)
14年 1.59.1 35.5 02--01--07 ¥19,780 (51/2184) 3--5--6
13年 2.06.5 39.7 02--08--14 ¥71,870 (199/3360) 4--6--4
12年 1.58.7 34.4 04--01--02 ¥10,590 (26/2184) 6--5--5
11年 2.00.4 34.5 01--05--02 ¥18,510 (53/1716) 5--8--5
10年 1.59.4 35.4 01--05--07 ¥39,100 (120/3360) 5--4--7
09年 2.00.7 35.8 07--01--04 ¥37,460 (105/3360) 4--3--7
08年 1.58.6 34.3 05--01--03 ¥18,640 (63/990) 4--5--5
07年 2.00.1 34.8 05--12--03 ¥332,290 (879/3360) 4--4--4
06年 2.00.3 33.5 01--09--02 ¥21,750 (58/2730) 3--5--4
05年 2.01.1 35.9 09--12--13 ¥2,759,500 (1775/2184) 5--6--7
10年間で1番人気は3--4--0--3、連対率70%を誇ります。馬券には必要ですね。
一方の緑文字10番人気以下は4頭、直近では最悪の馬場コンディション函館でで行われた13年のみですから、傾向が変わってきているとも受け取れます。
「夏は牝馬」の牝馬成績は4--2--2--14、活躍が目立っています。今年も注意です。
◎<年齢>
3歳 2--1--0
4歳 4--2--3
5歳 3--4--3
6歳 1--2--1
7上 0--1--3
実績馬も出走するレースですから年齢による絞り込みは危険です。
◎<脚質>
逃げ 2--0--1
先行 3--6--4
差し 4--3--5
追込 0--0--0
捲り 1--1--0
追込み馬「0」勝はやはり小回りコース、今週から(C)コースに替わりますので、前有利になりそうな雰囲気も有ります。
◎<前走クラス>
0--1--0--04 1600万
0--1--0--13 OP特別
6--3--3--65 G3
0--0--0--12 G2
4--3--4--16 G1
G3戦・G1戦からの転戦馬が活躍しています。
G2「目黒記念」組には辛いデータですね。
◎<斤量>
0--1--2--49 今回増量
3--5--5--36 増減ナシ
7--4--3--30 今回減量
G1戦からの馬は当然減量されての出走、G3戦からでも軽くなった馬が活躍できる条件です。
今回出走馬の中では前走G3「函館記念」を54Kで優勝した「ダービーフィズ」(今回57K)がデータ上苦しくなります。
データはこの辺りで良さそうです。
始めに書いたG1馬2頭が人気を集めそうな今回ですが、人気に応えられるのかどうか?
その他の馬でこの夏を機に上昇する馬が現れるのか?
がこの「札幌記念」の見どころです。
実質10頭前後となりそうですが、例年の傾向からは<堅い>イメージで良さそうです。
◎「ラキシス」 5歳牝馬 SS系ディープインパクト産駒
昨秋G1「エリザベス女王杯」優勝、今春は不良馬場のG2「大阪杯」で「キズナ」を撃破、続くG1「宝塚記念」では疲れが出たのか2番人気に支持されるも8着でした。
昨年は新潟G2「オールカマー」2着からスタートでしたが、今年はここからスタートします。
春不良馬場激走の疲れが完全に抜け切っているのかどうか?が全てでしょう。
◎「トーホウジャッカル」 4歳馬 SS系スペシャルウィーク産駒
昨年8月は小倉で500万を勝ち上がった頃でした。
その後一気に調子を上げ秋のG1「菊花賞」まで獲得しました。
前走はそのG1菊花賞からの長期休み明けをものともせずG1「宝塚記念」で0.3差4着して見せました。
距離に関わらず34秒台の末脚を安定して使っていますので、このメンバーなら勝ち負け必至と思われます。
ただ心配は昨年から走ってきた馬場が野芝中心の馬場ばかり、洋芝適性に関しては全く不明となりますので、その辺りは注意が必要でしょう。
このG1馬2頭以外では
◎「ラストインパクト」 5歳 SS系ディープインパクト産駒
昨秋G2京都大賞典、G2金鯱賞を優勝、有馬記念は7着でしたが、今年はG2阪神大賞典3着、G1天皇賞春4着としっかり「実力馬」と呼ばれるに十分な成績を残しています。
ディープインパクト産駒ですがどちらかと言えばパワータイプに見えますので、未経験な洋芝でも走れそうに思えます。
このメンバー構成なら「頭」狙いも出来そうです。
以下「函館記念」組が続きそうですが、全ての馬が斤量増となりますので、有っても2着までとデータからは言えそうです。
今週は小倉でサマースプリントシリーズのG3ハンデ「北九州記念」も行われます。
並行して見て行きましょう。
サマー2000シリーズ第4戦として行われますが、ポイント争いに関わってきそうな馬は4頭のみ、G2戦のここは少し違ったレースとなりそうです。
昨年は「凱旋門賞」壮行会のような雰囲気で、「ハープスター」、「ゴールドシップ」が人気に応えて1・2着しました。
例年秋のG1戦を目指す馬が始動戦に選ぶレースですが、今年は過去G1を勝っている馬が2頭しかいません。菊花賞馬「トーホウジャッカル」、エリザベス女王杯優勝馬「ラキシス」のみとなっています。
メンバーを見渡しても少し小粒な感覚は否めませんね。
さっそく過去のレースから振り返りましょう。(13年は函館開催・馬場重)
年・勝ちタイム・1着馬上がり3F・単勝人気順・3連単配当・3連単人気順・年齢(赤字は牝馬)
14年 1.59.1 35.5 02--01--07 ¥19,780 (51/2184) 3--5--6
13年 2.06.5 39.7 02--08--14 ¥71,870 (199/3360) 4--6--4
12年 1.58.7 34.4 04--01--02 ¥10,590 (26/2184) 6--5--5
11年 2.00.4 34.5 01--05--02 ¥18,510 (53/1716) 5--8--5
10年 1.59.4 35.4 01--05--07 ¥39,100 (120/3360) 5--4--7
09年 2.00.7 35.8 07--01--04 ¥37,460 (105/3360) 4--3--7
08年 1.58.6 34.3 05--01--03 ¥18,640 (63/990) 4--5--5
07年 2.00.1 34.8 05--12--03 ¥332,290 (879/3360) 4--4--4
06年 2.00.3 33.5 01--09--02 ¥21,750 (58/2730) 3--5--4
05年 2.01.1 35.9 09--12--13 ¥2,759,500 (1775/2184) 5--6--7
10年間で1番人気は3--4--0--3、連対率70%を誇ります。馬券には必要ですね。
一方の緑文字10番人気以下は4頭、直近では最悪の馬場コンディション函館でで行われた13年のみですから、傾向が変わってきているとも受け取れます。
「夏は牝馬」の牝馬成績は4--2--2--14、活躍が目立っています。今年も注意です。
◎<年齢>
3歳 2--1--0
4歳 4--2--3
5歳 3--4--3
6歳 1--2--1
7上 0--1--3
実績馬も出走するレースですから年齢による絞り込みは危険です。
◎<脚質>
逃げ 2--0--1
先行 3--6--4
差し 4--3--5
追込 0--0--0
捲り 1--1--0
追込み馬「0」勝はやはり小回りコース、今週から(C)コースに替わりますので、前有利になりそうな雰囲気も有ります。
◎<前走クラス>
0--1--0--04 1600万
0--1--0--13 OP特別
6--3--3--65 G3
0--0--0--12 G2
4--3--4--16 G1
G3戦・G1戦からの転戦馬が活躍しています。
G2「目黒記念」組には辛いデータですね。
◎<斤量>
0--1--2--49 今回増量
3--5--5--36 増減ナシ
7--4--3--30 今回減量
G1戦からの馬は当然減量されての出走、G3戦からでも軽くなった馬が活躍できる条件です。
今回出走馬の中では前走G3「函館記念」を54Kで優勝した「ダービーフィズ」(今回57K)がデータ上苦しくなります。
データはこの辺りで良さそうです。
始めに書いたG1馬2頭が人気を集めそうな今回ですが、人気に応えられるのかどうか?
その他の馬でこの夏を機に上昇する馬が現れるのか?
がこの「札幌記念」の見どころです。
実質10頭前後となりそうですが、例年の傾向からは<堅い>イメージで良さそうです。
◎「ラキシス」 5歳牝馬 SS系ディープインパクト産駒
昨秋G1「エリザベス女王杯」優勝、今春は不良馬場のG2「大阪杯」で「キズナ」を撃破、続くG1「宝塚記念」では疲れが出たのか2番人気に支持されるも8着でした。
昨年は新潟G2「オールカマー」2着からスタートでしたが、今年はここからスタートします。
春不良馬場激走の疲れが完全に抜け切っているのかどうか?が全てでしょう。
◎「トーホウジャッカル」 4歳馬 SS系スペシャルウィーク産駒
昨年8月は小倉で500万を勝ち上がった頃でした。
その後一気に調子を上げ秋のG1「菊花賞」まで獲得しました。
前走はそのG1菊花賞からの長期休み明けをものともせずG1「宝塚記念」で0.3差4着して見せました。
距離に関わらず34秒台の末脚を安定して使っていますので、このメンバーなら勝ち負け必至と思われます。
ただ心配は昨年から走ってきた馬場が野芝中心の馬場ばかり、洋芝適性に関しては全く不明となりますので、その辺りは注意が必要でしょう。
このG1馬2頭以外では
◎「ラストインパクト」 5歳 SS系ディープインパクト産駒
昨秋G2京都大賞典、G2金鯱賞を優勝、有馬記念は7着でしたが、今年はG2阪神大賞典3着、G1天皇賞春4着としっかり「実力馬」と呼ばれるに十分な成績を残しています。
ディープインパクト産駒ですがどちらかと言えばパワータイプに見えますので、未経験な洋芝でも走れそうに思えます。
このメンバー構成なら「頭」狙いも出来そうです。
以下「函館記念」組が続きそうですが、全ての馬が斤量増となりますので、有っても2着までとデータからは言えそうです。
今週は小倉でサマースプリントシリーズのG3ハンデ「北九州記念」も行われます。
並行して見て行きましょう。
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