菊花賞 2023
2023「菊花賞」
クラシック最後の1冠、G1「菊花賞」を迎えます。
今年は2年ぶりに京都淀、芝3000Mに戻ってきました。
G1「皐月賞」優勝馬、G1「日本ダービー」優勝馬が揃って参戦、最後の1冠を狙って虎視眈々の馬も多く、17頭で争われます。
今年は良いメンバーが揃った印象ですね。
ステイヤーと呼ばれる馬の評価が低くなってきた現在、中距離得意馬は3歳でもG1「天皇賞秋」を狙う時代に、
G1「皐月賞」、1・2着、G1「日本ダービー」ではその着順を入れ替えた馬が参戦することは珍しく、楽しみです。
昔から<淀の池には魔物が潜んでいる>と言われてきましたが、久しぶりにその魔物が顔を覗かせるのかどうか?
ここも大いに楽しみです。
京都競馬場近辺のお天気から触れていきましょう。
これを書いている金曜日午後からは「雨予報」、しかしその雨も夜半にはあがり、その後土曜日・日曜日に雨予報はありません。
絶好の良馬場で行われそうです。
新装なった京都競馬場ですから、今までと時計が変わって来ることもありそうですが、
14年「トーホウジャッカル」が出した3.01.0がレコード、その後は4秒台が続き、改装前は3分6秒辺りが走破時計となっています。
長い距離ですから、逃げ馬がどのようなペースを造り出すのか?によりますが、今年もこの辺りのタイムでしょう。
中山重馬場で行われたG1「皐月賞」、優勝が14「ソールオリエンス」、2着7「タスティエーラ」、
東京良馬場のG1「日本ダービー」では優勝7「タスティエーラ」、2着14「ソールオリエンス」と走っています。
競馬場も距離も、そして馬場状態も全く違う条件でこの馬達は1・2着していますから、世代の中でトップクラスの実力は間違いなさそうです。
今回は更に600M距離が伸び、関西圏のレースになりますが、2頭揃って馬券圏外ということも考え辛く、やはり馬券には加えるべきと考えています。
ただし軸馬に据えるかどうかは未だ思案中ですが・・・・・。
京都コースで行われた11年~20年、10年間の1番人気成績は、6--0--2--2、複勝率80%となっています。
ここには注目する必要がありそうです。
同じく10年間、馬番では1~5番で7勝(3番が3勝)、あとは12・13・14番が各1勝を挙げています。
トライアル戦を見ておきましょう。
中山G2「セントライト記念」からは2着した「皐月賞」馬、14「ソールオリエンス」、負けて強しのレースを見せてくれました。
G2「神戸新聞杯」はレコード決着、ここからは、
優勝11「サトノグランツ」、2着8「サヴォーナ」、3着15「ファントムシーフ」、5着12「ハーツコンチェルト」、ここまでのタイム差が0.1差でしたから、実力的にはほぼ差が無いように感じます。
その他では、ルメール騎手騎乗の17「ドゥレッツァ」、ここまでの成績が4--0--1--0、未だ底を見せていません。
このレースクラス下位からの参戦の場合、芝2200Mを勝利して挑んでくる馬が好走する傾向にあります。
この馬も新潟芝2200Mで3勝クラスを勝ち上がっていますから、6「リビアングラス」(こちらも新潟芝2200M、2勝クラス勝ち上がり)、共々「穴馬候補」になっても良さそうです。
タイムがどうか?と言われる今年の「日本ダービー」、着差0.0差の12「ハーツコンチェルト」はもちろん、
0.2差5着の9「ノッキングポイント」辺りまでは警戒が必要かもしれません。
出走表からは、内枠に先行馬が多く、外枠に差し・追い込み馬が多いように感じます。
長い距離ですから出来るだけ距離損を無くしたいのは各馬とも同じでしょう。
長距離レースは騎手の実力が必要とも言われますから、注意が必要ですね。
今回のレースも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
12「ハーツコンチェルト」 松山 ハーツクライ産駒
G2「神戸新聞杯」では1勝馬だと言って一番初めに切り捨てました。
しかし外を回って0.1差まで差し込みましたから、実力は見せてくれました。
G1「日本ダービー」もタイム差なしですから、今回優勝しても全く驚けない馬だと思います。
人気も少し落ちてきそうですから絶好の狙い目になりそうです。
鞍上の松山騎手なら好位を採れるでしょうから期待します。
11「サトノグランツ」 川田 サトノダイヤモンド産駒
父<サトノダイヤモンド>は16年このレースを3.03.3で優勝しています。トライアル戦のG2「神戸新聞杯」も優勝。
父と全く同じような走りができるなら、ここも有力馬と見て良さそうです。
川田騎手は長距離?かもしれませんが、先週の好レースを見せられるとその心配も杞憂に終わりそうな気もします。
G1「日本ダービー」、11着はいただけませんが、京都2200Mで行われたG2「京都新聞杯」を勝っている事は意味がありそうな気がします。
<大穴候補>としては、
1「トップナイフ」 横山典 デクラレーションオブウォー産駒
横山典騎手が騎乗したG1戦2戦は「ボッチ作戦」で結果を出せませんでした。
しかし息子横山和騎手が騎乗した前走G2「札幌記念」で0.7差2着、ここは1枠1番を得ましたので、あるいは逃げる可能性も捨てきれませんが、内でじっと我慢できれば、展開が開ける可能性はありそうです。
横山典騎手にとって京都競馬場の長距離戦は得意な条件、アット言わせる可能性はゼロではないでしょう。
見応えの有りそうなレース、楽しみに待ちたいと思っています。
G2「富士S」
土曜日東京メインはマイルG2「富士S」
昔から思っていますが、日本一の山がレース名になっていますから、この名前、やはりG1戦で使うべきではないでしょうか?
私だけが思っているのかもしれませんが・・・・?
6「ナミュール」 4歳牝馬 55K モレイラ ハービンジャー産駒
3「エターナルタイム」 4歳牝馬 55K ルメール ロードカナロア産駒
9「レッドモンレーヴ」 4歳 58K 横山和 ロードカナロア産駒
この辺りが人気上位に推されそうです。
当然このあたりの馬は押さえておく必要を感じます。
このレースで私が<気になっている馬>を挙げれば、
12「ステラヴェローチェ」 5歳 57K Mデムーロ バゴ産駒
82週の休み明けですが、実力的には1番かと思います。
坂路調教ではしっかり本数もこなしていますし、タイムも出ています。
目標はここを叩いて先かもしれませんが、好走の可能性もありそうです。
7「イルーシヴパンサー」 5歳 57K 岩田望 ハーツクライ産駒
今年のG3「京都金杯」を優勝、その後2走がパットしませんが、末脚は健在、坂路で末脚を延していますから、そろそろ注意が必要でしょう。
頭数も12頭と少なく、7・8番手辺りをキープできれば馬券圏内有力です。
狙ってみたい条件ですから期待します。
金木犀が香る良い季節、気持ちよく競馬を楽しみたいですね。
後は当たり馬券があれば最高ですね!
クラシック最後の1冠、G1「菊花賞」を迎えます。
今年は2年ぶりに京都淀、芝3000Mに戻ってきました。
G1「皐月賞」優勝馬、G1「日本ダービー」優勝馬が揃って参戦、最後の1冠を狙って虎視眈々の馬も多く、17頭で争われます。
今年は良いメンバーが揃った印象ですね。
ステイヤーと呼ばれる馬の評価が低くなってきた現在、中距離得意馬は3歳でもG1「天皇賞秋」を狙う時代に、
G1「皐月賞」、1・2着、G1「日本ダービー」ではその着順を入れ替えた馬が参戦することは珍しく、楽しみです。
昔から<淀の池には魔物が潜んでいる>と言われてきましたが、久しぶりにその魔物が顔を覗かせるのかどうか?
ここも大いに楽しみです。
京都競馬場近辺のお天気から触れていきましょう。
これを書いている金曜日午後からは「雨予報」、しかしその雨も夜半にはあがり、その後土曜日・日曜日に雨予報はありません。
絶好の良馬場で行われそうです。
新装なった京都競馬場ですから、今までと時計が変わって来ることもありそうですが、
14年「トーホウジャッカル」が出した3.01.0がレコード、その後は4秒台が続き、改装前は3分6秒辺りが走破時計となっています。
長い距離ですから、逃げ馬がどのようなペースを造り出すのか?によりますが、今年もこの辺りのタイムでしょう。
中山重馬場で行われたG1「皐月賞」、優勝が14「ソールオリエンス」、2着7「タスティエーラ」、
東京良馬場のG1「日本ダービー」では優勝7「タスティエーラ」、2着14「ソールオリエンス」と走っています。
競馬場も距離も、そして馬場状態も全く違う条件でこの馬達は1・2着していますから、世代の中でトップクラスの実力は間違いなさそうです。
今回は更に600M距離が伸び、関西圏のレースになりますが、2頭揃って馬券圏外ということも考え辛く、やはり馬券には加えるべきと考えています。
ただし軸馬に据えるかどうかは未だ思案中ですが・・・・・。
京都コースで行われた11年~20年、10年間の1番人気成績は、6--0--2--2、複勝率80%となっています。
ここには注目する必要がありそうです。
同じく10年間、馬番では1~5番で7勝(3番が3勝)、あとは12・13・14番が各1勝を挙げています。
トライアル戦を見ておきましょう。
中山G2「セントライト記念」からは2着した「皐月賞」馬、14「ソールオリエンス」、負けて強しのレースを見せてくれました。
G2「神戸新聞杯」はレコード決着、ここからは、
優勝11「サトノグランツ」、2着8「サヴォーナ」、3着15「ファントムシーフ」、5着12「ハーツコンチェルト」、ここまでのタイム差が0.1差でしたから、実力的にはほぼ差が無いように感じます。
その他では、ルメール騎手騎乗の17「ドゥレッツァ」、ここまでの成績が4--0--1--0、未だ底を見せていません。
このレースクラス下位からの参戦の場合、芝2200Mを勝利して挑んでくる馬が好走する傾向にあります。
この馬も新潟芝2200Mで3勝クラスを勝ち上がっていますから、6「リビアングラス」(こちらも新潟芝2200M、2勝クラス勝ち上がり)、共々「穴馬候補」になっても良さそうです。
タイムがどうか?と言われる今年の「日本ダービー」、着差0.0差の12「ハーツコンチェルト」はもちろん、
0.2差5着の9「ノッキングポイント」辺りまでは警戒が必要かもしれません。
出走表からは、内枠に先行馬が多く、外枠に差し・追い込み馬が多いように感じます。
長い距離ですから出来るだけ距離損を無くしたいのは各馬とも同じでしょう。
長距離レースは騎手の実力が必要とも言われますから、注意が必要ですね。
今回のレースも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。
12「ハーツコンチェルト」 松山 ハーツクライ産駒
G2「神戸新聞杯」では1勝馬だと言って一番初めに切り捨てました。
しかし外を回って0.1差まで差し込みましたから、実力は見せてくれました。
G1「日本ダービー」もタイム差なしですから、今回優勝しても全く驚けない馬だと思います。
人気も少し落ちてきそうですから絶好の狙い目になりそうです。
鞍上の松山騎手なら好位を採れるでしょうから期待します。
11「サトノグランツ」 川田 サトノダイヤモンド産駒
父<サトノダイヤモンド>は16年このレースを3.03.3で優勝しています。トライアル戦のG2「神戸新聞杯」も優勝。
父と全く同じような走りができるなら、ここも有力馬と見て良さそうです。
川田騎手は長距離?かもしれませんが、先週の好レースを見せられるとその心配も杞憂に終わりそうな気もします。
G1「日本ダービー」、11着はいただけませんが、京都2200Mで行われたG2「京都新聞杯」を勝っている事は意味がありそうな気がします。
<大穴候補>としては、
1「トップナイフ」 横山典 デクラレーションオブウォー産駒
横山典騎手が騎乗したG1戦2戦は「ボッチ作戦」で結果を出せませんでした。
しかし息子横山和騎手が騎乗した前走G2「札幌記念」で0.7差2着、ここは1枠1番を得ましたので、あるいは逃げる可能性も捨てきれませんが、内でじっと我慢できれば、展開が開ける可能性はありそうです。
横山典騎手にとって京都競馬場の長距離戦は得意な条件、アット言わせる可能性はゼロではないでしょう。
見応えの有りそうなレース、楽しみに待ちたいと思っています。
G2「富士S」
土曜日東京メインはマイルG2「富士S」
昔から思っていますが、日本一の山がレース名になっていますから、この名前、やはりG1戦で使うべきではないでしょうか?
私だけが思っているのかもしれませんが・・・・?
6「ナミュール」 4歳牝馬 55K モレイラ ハービンジャー産駒
3「エターナルタイム」 4歳牝馬 55K ルメール ロードカナロア産駒
9「レッドモンレーヴ」 4歳 58K 横山和 ロードカナロア産駒
この辺りが人気上位に推されそうです。
当然このあたりの馬は押さえておく必要を感じます。
このレースで私が<気になっている馬>を挙げれば、
12「ステラヴェローチェ」 5歳 57K Mデムーロ バゴ産駒
82週の休み明けですが、実力的には1番かと思います。
坂路調教ではしっかり本数もこなしていますし、タイムも出ています。
目標はここを叩いて先かもしれませんが、好走の可能性もありそうです。
7「イルーシヴパンサー」 5歳 57K 岩田望 ハーツクライ産駒
今年のG3「京都金杯」を優勝、その後2走がパットしませんが、末脚は健在、坂路で末脚を延していますから、そろそろ注意が必要でしょう。
頭数も12頭と少なく、7・8番手辺りをキープできれば馬券圏内有力です。
狙ってみたい条件ですから期待します。
金木犀が香る良い季節、気持ちよく競馬を楽しみたいですね。
後は当たり馬券があれば最高ですね!
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