アルゼンチン共和国杯 2013 考察(2)
「アルゼンチン共和国杯」、昨日は条件データを見ておきました。
ハンデ戦らしく下級条件馬からも優勝馬が出ていました。
また年齢の若い馬の活躍が目立っていましたね。
本日は主に<血統>を中心に据えて見て行きましょう。
(データは10年間データ)
3--2--2 ナスルーラ系 (ジャングルポケット・トニービン・サクラローレル各1勝)
3--1--1 ノーザンダンサー系 (オペラハウス2勝・フレンチデピュティ1勝)
2--2--4 サンデーサイレンス系 (ゼンノロブロイ2勝)
1--1--0 ロベルト系 (グラスワンダー1勝)
1--1--0 ミスタープロスペクター系 (ティンバーカントリー1勝)
0--1--1 その他エクリプス系
0--1--0 トゥルビヨン系
0--0--1 Halo系(非サンデー系)
当然SS系の馬の出走数が多いですからナスルーラ系・ND系の頑張りが目立ってしまいます。
この期間内でのサンデーサイレンス直子0--0--2--9の成績からもSS系の馬には向いていない条件かもしれません。
かなり期待された馬も3着・2着辺りが多く、今回出走登録22頭中14頭がSS系ですからこの点には注意が必要かもしれません。
昨年の1~3着馬が揃って出走態勢を見せているだけに、人気が偏りそうな処ですが、上記の条件からは少し心配も出てきたようです。
有力馬毎にその辺りを見ておきましょう。
◎「ムスカテール」 5歳 57.5K ロベルト系マヤノトップガン×SS系
前走G2オールカマー0.7差9着も「目黒記念」56Kでレコード優勝、昨年同レース55K 2着
昨年アルゼンチン共和国杯55K 2.30.1、目黒記念56K 2.29.6(R)と斤量アップで成績を上げてきています。心配は斤量でしょう。HWR(ハンデウエイトレシオ)が
55K 11.41、 56K 11.66、 57.5 11.88(前走馬体重484Kで)と危険水域に近づいています。前年は「差し」、目黒記念は「追込み」でしたので、今回も有る程度前に位置する事が出来ればの条件が付きそうです。
◎「ルルーシュ」 5歳 57.5K SS系ゼンノロブロイ×ナスルーラ系
前走G2札幌記念6.0差15着、「目黒記念」57K 2着、前年同レース56K優勝、実績からは人気しても仕方なさそうに見えますが、前年は札幌日経OPからオールカマーを使っての参戦、今回は目黒記念2着から札幌記念を使っての参戦ですからローテーションに違いが有ります。
また目黒記念から0.5Kですが斤量増となる事も心配ですね。ここ2戦先行出来ていない事も気になります。
◎「アドマイヤラクティ」 5歳 57.5K SS系ハーツクライ×ND系
前走京都大賞典0.3差 4着、東京G3ダイヤモンドS優勝、長距離実績は間違いなさそうですが、57.5Kを背負った目黒記念が1.2差 10着、同じメンバーだけに気になりますが、天皇賞春を4着と激走した疲れと見る事も出来ます。京都大賞典を叩いて天皇賞秋が目標だった筈ですから、仕上げには問題は無さそうに思われます。また58Kの斤量で走っても結果を残していますからこの斤量自体は問題無さそうです。
◎「メイショウナルト」 5歳セン馬 56.0K SS系ハーツクライ×ND系
前走オールカマー0.0差 2着、G3小倉記念 優勝、近走実績は見事ですね。登り馬と見ても良さそうです。心配点は距離実績となりそうです。2200Mまでは経験していますが、それ以上の距離は未経験、ただし「セン馬」は長距離得意が言われるだけにこなす可能性は有りそうです。夏場に使って来た馬ですからそろそろ疲れが心配な頃でもありますね。「アドマイヤラクティ」が絡んで来た時には同じ<血統系統>ですから注意しましょう。
◎「エックスマーク」 4歳 55K SS系ディープインパクト×その他エクリプス系
前走1600万レインボーS 優勝、1000万から連勝中です。クラスに関係ないレースですから55Kの斤量は有利に映ります。また4歳馬も魅力です。ただしこの馬の心配は速い時計になった時、その裏付けが有りません。先行馬の直後からレース出来るだけに、斤量差を活かし切れれば怖い1頭と成りそうですが。
5頭人気になりそうな処を見ました。
<血統>からの人気薄を少し見ておきましょう。
◎「マイネルマーク」 5歳 54K Halo系ロージズインメイ×エクリプス系サッカーボーイ
昨年の3着馬ですが、52K 0.6差でしたから人気には成りそうに有りません。未だ1600万を勝ち上がれていませんが、この辺りの距離で安定した成績を挙げています。母父サッカーボーイも長距離得意が定着しているだけに期待は有りそうです。
◎「スーサングレート」 5歳 52K ミスプロ系キングカメハメハ×SS系
1000万を逃げ切りで勝ち上がったばかりですが、52Kの逃げ馬は魅力たっぷりです。
東京2400M2.25.2 57Kの持ちタイムが有りますから、31秒台の戦いなら「前残り」も有りそう、「穴」はいつも人気薄「逃げ馬」「追込み馬」が定石ですから注意は必要でしょう。
◎「シゲルササグリ」 4歳 54K SS系ブラックタキシード×ND系
◎「ニューダイナスティ」 4歳 55K SS系ディープインパクト×ロベルト系
のSS系4歳馬2頭も魅力ですが、
◎「コスモロビン」 5歳 56K SS系ゼンノロブロイ×ミスプロ系
◎「カルドブレッサ」 5歳 54K ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
なども<血統>的な魅力は有りそうに思います。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日に競馬終了後掲載予定しています。
ハンデ戦らしく下級条件馬からも優勝馬が出ていました。
また年齢の若い馬の活躍が目立っていましたね。
本日は主に<血統>を中心に据えて見て行きましょう。
(データは10年間データ)
3--2--2 ナスルーラ系 (ジャングルポケット・トニービン・サクラローレル各1勝)
3--1--1 ノーザンダンサー系 (オペラハウス2勝・フレンチデピュティ1勝)
2--2--4 サンデーサイレンス系 (ゼンノロブロイ2勝)
1--1--0 ロベルト系 (グラスワンダー1勝)
1--1--0 ミスタープロスペクター系 (ティンバーカントリー1勝)
0--1--1 その他エクリプス系
0--1--0 トゥルビヨン系
0--0--1 Halo系(非サンデー系)
当然SS系の馬の出走数が多いですからナスルーラ系・ND系の頑張りが目立ってしまいます。
この期間内でのサンデーサイレンス直子0--0--2--9の成績からもSS系の馬には向いていない条件かもしれません。
かなり期待された馬も3着・2着辺りが多く、今回出走登録22頭中14頭がSS系ですからこの点には注意が必要かもしれません。
昨年の1~3着馬が揃って出走態勢を見せているだけに、人気が偏りそうな処ですが、上記の条件からは少し心配も出てきたようです。
有力馬毎にその辺りを見ておきましょう。
◎「ムスカテール」 5歳 57.5K ロベルト系マヤノトップガン×SS系
前走G2オールカマー0.7差9着も「目黒記念」56Kでレコード優勝、昨年同レース55K 2着
昨年アルゼンチン共和国杯55K 2.30.1、目黒記念56K 2.29.6(R)と斤量アップで成績を上げてきています。心配は斤量でしょう。HWR(ハンデウエイトレシオ)が
55K 11.41、 56K 11.66、 57.5 11.88(前走馬体重484Kで)と危険水域に近づいています。前年は「差し」、目黒記念は「追込み」でしたので、今回も有る程度前に位置する事が出来ればの条件が付きそうです。
◎「ルルーシュ」 5歳 57.5K SS系ゼンノロブロイ×ナスルーラ系
前走G2札幌記念6.0差15着、「目黒記念」57K 2着、前年同レース56K優勝、実績からは人気しても仕方なさそうに見えますが、前年は札幌日経OPからオールカマーを使っての参戦、今回は目黒記念2着から札幌記念を使っての参戦ですからローテーションに違いが有ります。
また目黒記念から0.5Kですが斤量増となる事も心配ですね。ここ2戦先行出来ていない事も気になります。
◎「アドマイヤラクティ」 5歳 57.5K SS系ハーツクライ×ND系
前走京都大賞典0.3差 4着、東京G3ダイヤモンドS優勝、長距離実績は間違いなさそうですが、57.5Kを背負った目黒記念が1.2差 10着、同じメンバーだけに気になりますが、天皇賞春を4着と激走した疲れと見る事も出来ます。京都大賞典を叩いて天皇賞秋が目標だった筈ですから、仕上げには問題は無さそうに思われます。また58Kの斤量で走っても結果を残していますからこの斤量自体は問題無さそうです。
◎「メイショウナルト」 5歳セン馬 56.0K SS系ハーツクライ×ND系
前走オールカマー0.0差 2着、G3小倉記念 優勝、近走実績は見事ですね。登り馬と見ても良さそうです。心配点は距離実績となりそうです。2200Mまでは経験していますが、それ以上の距離は未経験、ただし「セン馬」は長距離得意が言われるだけにこなす可能性は有りそうです。夏場に使って来た馬ですからそろそろ疲れが心配な頃でもありますね。「アドマイヤラクティ」が絡んで来た時には同じ<血統系統>ですから注意しましょう。
◎「エックスマーク」 4歳 55K SS系ディープインパクト×その他エクリプス系
前走1600万レインボーS 優勝、1000万から連勝中です。クラスに関係ないレースですから55Kの斤量は有利に映ります。また4歳馬も魅力です。ただしこの馬の心配は速い時計になった時、その裏付けが有りません。先行馬の直後からレース出来るだけに、斤量差を活かし切れれば怖い1頭と成りそうですが。
5頭人気になりそうな処を見ました。
<血統>からの人気薄を少し見ておきましょう。
◎「マイネルマーク」 5歳 54K Halo系ロージズインメイ×エクリプス系サッカーボーイ
昨年の3着馬ですが、52K 0.6差でしたから人気には成りそうに有りません。未だ1600万を勝ち上がれていませんが、この辺りの距離で安定した成績を挙げています。母父サッカーボーイも長距離得意が定着しているだけに期待は有りそうです。
◎「スーサングレート」 5歳 52K ミスプロ系キングカメハメハ×SS系
1000万を逃げ切りで勝ち上がったばかりですが、52Kの逃げ馬は魅力たっぷりです。
東京2400M2.25.2 57Kの持ちタイムが有りますから、31秒台の戦いなら「前残り」も有りそう、「穴」はいつも人気薄「逃げ馬」「追込み馬」が定石ですから注意は必要でしょう。
◎「シゲルササグリ」 4歳 54K SS系ブラックタキシード×ND系
◎「ニューダイナスティ」 4歳 55K SS系ディープインパクト×ロベルト系
のSS系4歳馬2頭も魅力ですが、
◎「コスモロビン」 5歳 56K SS系ゼンノロブロイ×ミスプロ系
◎「カルドブレッサ」 5歳 54K ナスルーラ系ジャングルポケット×SS系
なども<血統>的な魅力は有りそうに思います。
最終<有力馬・穴馬>は土曜日に競馬終了後掲載予定しています。
いつも銀龍ブログをお読み頂きありがとうございます。
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