優駿牝馬(オークス) 2014 考察(4)
2014「オークス」
今週は毎日角度を変えて今年の「オークス」を検討してきました。
終わってみれば「桜花賞」上位馬だった、という年も多いのですが、今年もそうなのか?は別に考えた方が良さそうです。
競馬好きな知人に出会えば必ずと言ってよいほど出てくる言葉は「届くの?ハープスターで」が常套句となっています。
私の答えは「走ってみなければ解りません。」と答えていますが、読者の皆様もここが一番気になるところでしょう。
桜花賞のVTRを何度見直しても、その末脚は「素晴らしい」としか言いようが有りません。
しかし競馬場が東京に替わり、距離が未知の2400Mになることも確かです。
本日は過去の成績からその辺りがどうなのか?探っていきましょう。
過去10年1~3着馬のコーナー位置と上がり3Fのタイムを見ておきましょう。
13年良
2.25.2 09--07--07 34.6 08--09--09 34.6 17--14--11 34.7
12年良
2.23.6 14--14--15 34.2 08--08--09 35.3 06--06--07 35.6
11年良
2.25.7 09--07--06 34.5 01--01--01 35.3 13--14--12 34.0
10年稍重
2.29.9 13--13--11 35.2 10--10--08 35.3 02--02--02 36.1
09年良
2.26.1 16--15--14 33.6 10--09--06 34.2 07--10--10 34.4
08年稍重
2.28.8 07--08--07 35.3 07--06--05 35.4 11--10--10 35.2
07年良
2.25.3 08--09--09 34.7 06--06--05 35.0 13--11--12 34.6
06年良
2.26.2 07--05--05 35.5 07--08--07 35.4 02--02--02 36.3
05年良
2.28.8 16--13--12 33.3 08--07--06 33.8 12--11--09 33.7
04年稍重
2.27.2 02--01--01 35.0 12--11--10 34.2 15--14--14 34.5
上記成績を見て気になるのが勝ちタイムのバラつきです。良馬場でも28秒台があるように逃げ馬のペース次第で超スローな展開もあるという事になります。
その05年が「シーザリオ」、1~3着馬全ての上がりタイムが33秒台になっていることから、スローの瞬発力勝負だったことが解ります。
その他の年で33秒台を記録しているのは09年優勝馬「ブエナビスタ」のみですから、基本的にはオークスで33秒台の末脚は必要ないことになります。
中団、先行馬の後ろ辺り7~9番手を追走し上がり3Fが34秒台であれば「戴冠」出来るレースがオークスです。
では今年の展開を考えましょう。
どの馬が逃げるのか?どのような逃げ方をするのか?
ここが解ればかなりペースが読めるのですが、絶対的な逃げ馬が「不在」です。
先週「ヴィルシーナ」を逃げ切り優勝に導いた内田博Jが騎乗する4「ペイシャフェリス」がアネモネSと同じように逃げるのか?フローラSで逃げた12「マイネグレヴィル」が行くのか?になりそうですが、どちらの馬も本音は2番手からが理想なのでしょう。
こう見ると今年はスローペース確実と見られますが、このように見た年に限ってペースが上がったりするのが競馬です。難しいですね。
ここからは私の本音を少し書かせていただきます。
避けて通れない大本命「ハープスター」について・・・・。
上がり3Fタイム直近から32.9--33.7--33.6--32.5--34.5、素晴らしい上がりタイムです。
しかし桜花賞だけを取り出してみればこの上がりタイムで2着馬との着差は0.0差、今回出走の3着馬「ヌーヴォレコルト」とは0.1差でした。
桜花賞は逃げ馬が大逃げを打った為、4コーナーでは全馬が一旦団子状態になりました。
そこを大外を回して豪快に差し切りましたが、同じ事を今の東京芝コースでやれば、必ず失速しそうです。
前有利・内有利な馬場で大外から差し切るのはかなり無理が有りそうに感じています。
「届くかどうか?」は走ってみなければ解りませんが、2・3着やそれ以下の着順も想定しておくべきではないでしょうか?
「切れすぎる」馬は距離に心配のある場合が多いことは皆様もご承知の通りです。
岩田JがフローラS優勝馬「サングレアル」を選択しなかった事も気になります。
4角13番手から34.3の時計で追込み優勝していますが、馬体重が減り続けている(前走414K)馬を選ばず、前走「ハープスター」に0.1差3着だった「ヌーヴォレコルト」を選びました。
同騎手は前走東京Vマイルで1枠1番の「ストレイトガール」を距離の心配をよそに3着させました。この経験がかなり大きなファクターになりそうに思えます。
前に行けて有利な展開に持ち込めそうな馬はフローラSを3番手から2着に粘り込んだ「ブランネージュ」でしょう。血統的にロベルト系が冴えない事は承知の上で推薦しようと思っています。
穴候補としては絶好枠に入った1「ベッラレジーナ」でしょう。今週も同じような馬場なら「特注馬」となりそうです。血統的にも距離が伸びて良さそうです。
もう1頭余りに人気薄となりそうなのがスイートピーS優勝馬7「シャイニーガール」でしょう。
スイートピーS優勝馬はデータ的には「有ってもおかしくない」のに、チューリップ賞・桜花賞の二桁着順で人気を落としそうです。先行出来ますから面白そうです。
最終<有力馬・穴馬>は明日土曜日競馬終了後掲載予定しています。
「ハープスター」が2着になってもWin5は高配当となりますから面白そうです。
今週は毎日角度を変えて今年の「オークス」を検討してきました。
終わってみれば「桜花賞」上位馬だった、という年も多いのですが、今年もそうなのか?は別に考えた方が良さそうです。
競馬好きな知人に出会えば必ずと言ってよいほど出てくる言葉は「届くの?ハープスターで」が常套句となっています。
私の答えは「走ってみなければ解りません。」と答えていますが、読者の皆様もここが一番気になるところでしょう。
桜花賞のVTRを何度見直しても、その末脚は「素晴らしい」としか言いようが有りません。
しかし競馬場が東京に替わり、距離が未知の2400Mになることも確かです。
本日は過去の成績からその辺りがどうなのか?探っていきましょう。
過去10年1~3着馬のコーナー位置と上がり3Fのタイムを見ておきましょう。
13年良
2.25.2 09--07--07 34.6 08--09--09 34.6 17--14--11 34.7
12年良
2.23.6 14--14--15 34.2 08--08--09 35.3 06--06--07 35.6
11年良
2.25.7 09--07--06 34.5 01--01--01 35.3 13--14--12 34.0
10年稍重
2.29.9 13--13--11 35.2 10--10--08 35.3 02--02--02 36.1
09年良
2.26.1 16--15--14 33.6 10--09--06 34.2 07--10--10 34.4
08年稍重
2.28.8 07--08--07 35.3 07--06--05 35.4 11--10--10 35.2
07年良
2.25.3 08--09--09 34.7 06--06--05 35.0 13--11--12 34.6
06年良
2.26.2 07--05--05 35.5 07--08--07 35.4 02--02--02 36.3
05年良
2.28.8 16--13--12 33.3 08--07--06 33.8 12--11--09 33.7
04年稍重
2.27.2 02--01--01 35.0 12--11--10 34.2 15--14--14 34.5
上記成績を見て気になるのが勝ちタイムのバラつきです。良馬場でも28秒台があるように逃げ馬のペース次第で超スローな展開もあるという事になります。
その05年が「シーザリオ」、1~3着馬全ての上がりタイムが33秒台になっていることから、スローの瞬発力勝負だったことが解ります。
その他の年で33秒台を記録しているのは09年優勝馬「ブエナビスタ」のみですから、基本的にはオークスで33秒台の末脚は必要ないことになります。
中団、先行馬の後ろ辺り7~9番手を追走し上がり3Fが34秒台であれば「戴冠」出来るレースがオークスです。
では今年の展開を考えましょう。
どの馬が逃げるのか?どのような逃げ方をするのか?
ここが解ればかなりペースが読めるのですが、絶対的な逃げ馬が「不在」です。
先週「ヴィルシーナ」を逃げ切り優勝に導いた内田博Jが騎乗する4「ペイシャフェリス」がアネモネSと同じように逃げるのか?フローラSで逃げた12「マイネグレヴィル」が行くのか?になりそうですが、どちらの馬も本音は2番手からが理想なのでしょう。
こう見ると今年はスローペース確実と見られますが、このように見た年に限ってペースが上がったりするのが競馬です。難しいですね。
ここからは私の本音を少し書かせていただきます。
避けて通れない大本命「ハープスター」について・・・・。
上がり3Fタイム直近から32.9--33.7--33.6--32.5--34.5、素晴らしい上がりタイムです。
しかし桜花賞だけを取り出してみればこの上がりタイムで2着馬との着差は0.0差、今回出走の3着馬「ヌーヴォレコルト」とは0.1差でした。
桜花賞は逃げ馬が大逃げを打った為、4コーナーでは全馬が一旦団子状態になりました。
そこを大外を回して豪快に差し切りましたが、同じ事を今の東京芝コースでやれば、必ず失速しそうです。
前有利・内有利な馬場で大外から差し切るのはかなり無理が有りそうに感じています。
「届くかどうか?」は走ってみなければ解りませんが、2・3着やそれ以下の着順も想定しておくべきではないでしょうか?
「切れすぎる」馬は距離に心配のある場合が多いことは皆様もご承知の通りです。
岩田JがフローラS優勝馬「サングレアル」を選択しなかった事も気になります。
4角13番手から34.3の時計で追込み優勝していますが、馬体重が減り続けている(前走414K)馬を選ばず、前走「ハープスター」に0.1差3着だった「ヌーヴォレコルト」を選びました。
同騎手は前走東京Vマイルで1枠1番の「ストレイトガール」を距離の心配をよそに3着させました。この経験がかなり大きなファクターになりそうに思えます。
前に行けて有利な展開に持ち込めそうな馬はフローラSを3番手から2着に粘り込んだ「ブランネージュ」でしょう。血統的にロベルト系が冴えない事は承知の上で推薦しようと思っています。
穴候補としては絶好枠に入った1「ベッラレジーナ」でしょう。今週も同じような馬場なら「特注馬」となりそうです。血統的にも距離が伸びて良さそうです。
もう1頭余りに人気薄となりそうなのがスイートピーS優勝馬7「シャイニーガール」でしょう。
スイートピーS優勝馬はデータ的には「有ってもおかしくない」のに、チューリップ賞・桜花賞の二桁着順で人気を落としそうです。先行出来ますから面白そうです。
最終<有力馬・穴馬>は明日土曜日競馬終了後掲載予定しています。
「ハープスター」が2着になってもWin5は高配当となりますから面白そうです。
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