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中山記念 2023

2023「中山記念」

短い東京開催が終わり、4月16日まで春の中山開催となります。
極寒の季節から始まり、終わりを迎える頃にはポカポカ陽気でG1「皐月賞」を・・・のロングラン開催、毎年の事ですが、スタートはG2「中山記念」からとなります。

ここは有力馬の始動戦となることも多く、ことしも実力馬が顔を揃えたようです。
このレース、芝1800Mの非根幹距離、マイルを走れる馬からG1「大阪杯」を目指す中距離馬も出走しますからなかなか難しく思えます。

しかし配当面で見れば17年3--8--7番人気の決着、3連単馬券31万を除けば、3連単馬券で10万を越えることは無く、比較的「堅い」ように見えます。

10年間データで人気を見れば、
1人気 3--0--0--7
2人気 4--2--2--2
3人気 2--1--2--5
4人気 0--3--1--6
5人気 1--2--0--7
優勝馬は全て5番人気までで決着しています。

2・3着も6~8番人気までで、0--2--5--23ですから、荒れるとしても2・3着辺りで少し・・・という事でしょう。
9番人気以下は馬券圏内に来ていません。

今年は14頭出走します。内牝馬は昨年G1「秋華賞」優勝馬、12「スタニングローズ」1頭のみ、後は全て牡馬となっています。

人気は6「ソーヴァリアント」、1「ダノンザキッド」、12「スタニングローズ」、と昨年当レース優勝馬11「ヒシイグアス」辺りかと思えます。

勝タイムを見れば、
22年 良 1.46.4
21年 良 1.44.9
20年 良 1.46.3
19年 良 1.45.5
44秒台前半の速いタイムになることは無く、今年もこの範囲内で決着するのでしょう。

昨年は優勝馬が逃げ馬でしたので、2・3着に追い込み馬・差し馬が届きましたが、例年の傾向からは先行馬とその直後辺りで競馬が出来る馬となっていますので、先行出来る事が条件のようにも思えます。

始動戦にここを選んだ馬は当然休み明け、春の目標がどこなのか?そして仕上がり具合がどうなのか?
そこが全てのように思えます。

当日の馬体重やパドック気配は最重要になってきそうです。

ここも私が<気になっている馬>を挙げるとすれば、
上位人気の馬は当然ですが、ここは難しい順番を付けないといけないようですから、当日気配を見てから決めたい処です。
それ以外からは、

13「ラーグルフ」 4歳 56K 菅原明 モーリス産駒
今年のG3「中山金杯」優勝馬です。
ここはG2戦挑戦となりますが、斤量も同じ、コースも中山ならば頑張ってくれるかもしれません。
多分人気も6~8番人気辺りに入ってくれそうですから、2・3着の条件に当て嵌まりそうです。
脚質も先行馬の直後辺りから競馬をしそうですから魅力的に思えます。
伸び行く4歳馬がどこまで戦えるか?少し馬券に加えます。

14「リューベック」 4歳 56K 田辺 ハービンジャー産駒
こちらは年明け1月小倉で2着、前走阪神芝2000Mで3勝クラスを勝ち上がったばかりです。
間隔も詰まっていますが、調子は間違いなく良さそうに思えます。
中山ではG2「ニュージーランドT」を3着していますから問題なさそうですし、1800Mにも対応可能と思えます。
先行出来るタイプですから上手く折り合ってレースが出来れば馬券圏内もありそうです。
気になるのは大外枠、田辺騎手がどう乗ってくれるのか?見ものです。
(L)「若駒S」を逃げて上り最速を記録した馬、そろそろ覚醒してきて欲しいと思っています。



G3「阪急杯」

G1「高松宮記念」のトライアルレースですが、競馬場も距離も違います。
G1戦に出走する馬にとっては多分「叩き台」とも思えますから、毎年難しいレースになっています。

ここは<気になっている馬>のみ挙げておきましょう。

4「ホープフルサイン」 7歳 57K 幸 モンテロッソ産駒
前走中京「淀短距離S」で優勝、上り最速33.0と切れました。
いつも終いの脚は切れますが、後ろからのレースでは届かず、着順が安定しません。
馬券になるのは比較的前目の位置・・・といっても7・8番手ですが、この辺りの位置取りが出来れば圏内に突っ込んできます。
7歳になっても衰えは感じられませんから、調子の良さでどこまで?と思えます。
G1戦では多分足りないとも思えますから、陣営も「ここ勝負」でしょう。

16「ルプリュフォール」 7歳 57K 横山典 ロードカナロア産駒
横山典騎手が大外枠を引きましたから多分「ボッチ」作戦となるのでしょう。
昨秋の当場所G2「スワンS」は武豊騎手が騎乗して後ろから3着に届きました。
今回は横山典騎手に乗り替わりますから、得意の「ボッチ作戦」で届いてもらいましょう。
時計的にも十分対応できるはずですから馬券の後ろに付けておきます。


金曜日午前の大阪は「雨」、土曜日の各競馬場に「傘マーク」はありませんから、日曜日は良馬場で競馬が出来るでしょう。
暖かくなって欲しいですね。

やっとコロナも終息に近づいています。
長かったですね。もう少し気を付けながら見守りたいものです。





フェブラリーS 2023

2023「フェブラリーS」

今年初のG1「フェブラリーS」を迎えます。

小倉や阪神は土曜日日曜日「傘マーク」が付いていますが、東京競馬場は大丈夫なようです。
従って「良馬場」で競馬が出来そうです。

重馬場の昨年が1.33.8、良馬場の一昨年が1.34.4、共に先行して優勝したのが「カフェファラオ」ですから、今年も良馬場ならこの辺りの時計で決着しそうです。

超優力馬が海外G1戦に挑戦しますので、1枚落ちの印象ですが、上り馬2頭、
ここまでの全成績が7--3--0--0の7「レモンポップ」坂井瑠 5歳

同じく4--1--0--1の4「ドライスタウト」戸崎 4歳

が主力を形成しそうで目が離せない戦いとなりそうです。

この2頭共に戸崎騎手のお手馬でしたが、さすがに同じレースで2頭に騎乗することは不可能、多分1番人気に推されそうな、7「レモンポップ」は坂井瑠騎手に乗り替わります。

厩舎の判断なのか?先約があったのか?それとも戸崎騎手が自身で選択したのか?この辺りも気になるところです。

両馬とも人気に推されるほどの実績を見せていますから実力は確かなのでしょう。
少し気になる点のみ書きたいと思います。

7「レモンポップ」は1600MのG3「武蔵野S」でタイム差無し2着、勝った「ギルデッドミラー」は急遽引退で出走しませんから、「武蔵野S」最先着馬、良馬場の時計が1.35.6でした。
前述しているようにこのレースでは後1秒時計を詰める必要がありそうですが、前走G3「根岸S」ではゴール前少しスピードが落ちたように感じたのは私だけでしょうか?
この点が少し気になりますね。まあ前哨戦だったと思えば100%仕上げていなかった可能性もありそうですから・・・・。

4「ドライスタウト」はマイル戦経験が地方重賞川崎でのレース1戦、「全日本2歳優駿」を優勝していますから、世代トップクラスは間違いなし。
地方園田で行われた1870Mの「兵庫CS」では惨敗しています。
東京競馬場ダートでは1400M、稍重で1.23.4、良馬場で1.24.7ですから、G3「根岸S」と比べると約2秒近く差があるように思えます。
伸び行く4歳馬ですから一気に時計を詰めてくる事も可能とは思いますが、1600Mのレースでどこまで戦えるのか?は走ってみなければ解らないのかもしれません。

どちらも杞憂に終われば両馬安泰なのですが、そこは「競馬」、もし両馬ともに「吹っ飛ぶ」ようなら「大波乱」となりそうです。

海外からの参戦馬モレイラ騎乗の2「シャールズスパイト」は芝・ダート兼用馬。
どちらでも好成績を残しています。
馬場が全く違いますから比較はできませんが、血統面からは両刀使いで成功した「アグネスデジタル」に似たような気もしますから全く無視も出来ません。

地方競馬から参戦の13「スピーディキック」もダート1200Mから川崎G2「関東オークス」2100M、3着まで実績を残していますので、スピード・スタミナに優れた馬のようです。
馬券圏内には入れておきたいように思えますがどうでしょう。

スプリント戦を得意としている馬からダート2000M辺りを主戦場にしている馬迄多彩な顔ぶれがそろいました。
ペースがどうなるのか?想像がつかないだけに難しそうです。

このレースはやはり前目でレースを進める馬の方が好成績を残しています。
後方一気は「ノンコノユメ」辺りだけだったように覚えていますから、先行馬、その後ろ辺りで脚を溜め優秀な上りを使えるタイプを選択したいと思っています。

10年間データでは1番人気が4--2--2--2、複勝率80%ありますからここは馬券から外せないでしょう。

今回のレースでは「大荒れ」は無さそうに思えます。
ただし、上述したように「2強」どちらかががしっかり優勝というのも「少し心配」とも思えますから、上位人気馬を選択したら1・2着マルチなども考えた方が良いのかもしれませんね。

ペースが上がれば、後ろからの馬の突っ込み、川田騎手の15「レッドルゼル」
スタミナが必要なレースなら距離短縮の6「メイショウハリオ」、なども馬券に絡んできそうです。

今回私が気になっている馬はあえて挙げませんが、ここに名前を出した馬には注意したいと思っています。
素晴らしいレースになって欲しいですね。


G3ハンデ「小倉大賞典」

小倉はいよいよ馬場が荒れてきそうです。
土曜日・日曜日に「雨予報」が出ています。

昨夏1200MのG3「CBC賞」を優勝した3「テイエムスパーダ」が今村聖奈騎手でこの距離に参戦しました。
何も考えずに逃げれば「あるいは」面白そうにも思えますが、調教師がどの様な指図を出すのか?
控える競馬をするようなら興味が半減します。頑張って欲しいのですが・・・・。

ここも私が<気になっている馬>を挙げておきましょう。

11「ダンディズム」 7歳セン馬 56K 富田暁 マンハッタンカフェ産駒
2000Mの前走「関門橋S」で0.3差2着、上り3Fはメンバー最速を記録しています。
200M距離短縮となりますが、元々もっと長い距離ばかりを使われてきた馬。
スタミナ勝負になりそうな今回、注目してみようと思っています。

12「ウイングレイテスト」 6歳 57K 松岡 スクリーンヒーロー産駒
マイル戦でも前に行けるスピード馬、2走前には中山稍重馬場でも好走しています。
小回りコースではしっかり実績を残していますからここも面白そうなタイプに思えます。
鞍上の松岡騎手が駆けつけるのも継続騎乗となりますから楽しみです。


土曜日にも東西でG3戦が行われますが、
牝馬G3「京都牝馬S」では、流れる展開で14「ミスニューヨーク」を、
「大穴狙い」
では不振の和田竜騎手から乗り替わった、
10「シゲルピンクルビー」をもう一度追いかけたいと思っています。


「三寒四温」、言葉通り冬と春が行ったり来たりします。
体調管理には十分気を付けたいものです。
頑張りましょう!




京都記念 2023

2023「京都記念」

阪神競馬の開幕週はG2「京都記念」
昨年のダービー馬12「ドウデュース」、そして復活をかける10「エフフォーリア」がここを今年の始動戦に選びました。

昨年は稍重馬場の中、人気薄の逃げ馬「アフリカンゴールド」が逃げ切り、12-8-6番人気の決着。
3連単馬券67万の「大波乱」となりました。

一昨年は1--3--6番人気のおとなしい決着。
今年はどうなるのでしょうね?

昨年逃げ切りを果たした4「アフリカンゴールド」も今年は「矢作厩舎」の逃げ馬2頭が参戦しますので楽では無さそうです。

私の勝手な見解としては復活を賭ける10「エフフォーリア」VS「4歳馬」の構図ではないかと見ていますがどうでしょう?

10「エフフォーリア」はG1、3勝、一昨年の有馬記念の優勝馬です。
しかし昨年はG1「大阪杯」0.7差9着、G1「宝塚記念」0.9差6着、G1「有馬記念」0.8差5着と3戦全て馬券圏外となりました。
着差を見れば秒単位の負けは無く、大敗と言う訳でも無さそうなだけに心配が増幅されます。
ご存じのように<エピファネイア産駒>は若くから活躍しますが、年齢を重ねると成績がパットしない馬も多く、「早熟型」なのかもしれません。
追切を見ても本数はこなしているようですが、目立つようなタイムが無く、復活?のようにも思えます。
どのようなレースを見せてくれるか?ですね。

対する4歳馬勢は伸び行く魅力一杯、12「ドウデュース」はここから始動して「ドバイ」が目標とも噂されていますから、メイチの仕上げでは無さそうですが、それでも実績からは馬券圏内に一番近そうな馬でしょう。

昨年暮れG3「中日新聞杯」を勝った9「キラーアビリティ」
同レースタイム差無しの2着1「マテンロウレオ」
今年初戦のG2戦で0.1差3着からここに挑む8「プラダリア」
阪神芝コース2400Mを3連勝中の11「インプレス」など魅力の4歳馬に映ります。

後は前述の「矢作厩舎」2頭、「矢作厩舎」は一昨年の当レースで1・2着していますから、このレースの取り組みには慣れていると思われます。
5「キングオブドラゴン」はG2「日経新春杯」で2着、鞍上は「坂井瑠」騎手から「岩田望」騎手に変わりますが、先行策を採れる有利さは大きそうです。

6「ユニコーンライオン」は昨秋G3「福島記念」を逃げ切り、今回は「矢作厩舎」の主戦騎手「坂井瑠」に変わりますから、どう乗ってくれるのでしょうね。

馬番4・5・6番に逃げる可能性の馬が揃いましたので、どの馬が逃げるのか?にも注目です。

今回、<私が気になっている馬>としては、前述した<4歳馬5頭>プラス<矢作厩舎の2頭>としておきましょう。

見応えのあるレースになれば良いのですが・・・・。


3歳G3「共同通信杯」

見逃せないレースになりそうです。
この後のクラシックを占う重要な戦い、どの馬がどの様に勝つのか?楽しみです。

一昨年は残ることが出来ませんでしたが、昨年は8番人気の逃げ馬が3着、出切った馬が結構残っているように思っています。

今年の出走馬で前走逃げているのは5「タッチウッド」1頭のみ、阪神芝2000Mの新馬戦で逃げ2着馬に1.0秒の大きな差をつけて逃げ切っています。

1勝馬の活躍も毎年目立っていますから、ここはこの馬に注目します。

比較的スローで流れ、直線の伸び比べ、どの馬がどの様な切れ味を見せてくれるのか?
楽しみです。

金曜日大阪は雨でしたが、関東地方は「雪」が降っているとニュースで言っています。
土曜日、日曜日の競馬がどうなのか?心配ですね。





東京新聞杯 2023

2023「東京新聞杯」

東京マイルG3「東京新聞杯」が行われます。
中京競馬場では3歳G3「きさらぎ賞」が行われますが、こちらは8頭と少なくなりました。

まず東京G3「東京新聞杯」から見ていきましょう。
昨年は4--1--2人気で決着し、3連単配当¥8,750と堅く収まりましたが、一昨年は5--12--3人気で「波乱」となっています。

10年間データで見ると、1番人気が1--1--2--6、複勝率40%ですから信じていいのかどうかは微妙となっています。
しかし馬券内3着までを見れば、5番人気までで9--5--9、2着で少し人気薄が絡んでいますが、1,3着はこの辺りまでがボリュームとなっています。

東京のマイル戦ですからやはり末脚が重要、上り3Fで見ると、
1~5位で8--9--6、6位以下が2--1--4となっていますので、しっかり切れる脚を使える馬を探すことが大事と思えます。

冬場のマイル戦ですから、超一流馬の出走はありませんが、ここから今年のマイル戦線の活躍馬が出てくる可能性は高そうです。

マイル戦では年齢は若いほど良く、注目は4歳馬となるのでしょう。
また出走数は少ないですが、牝馬の活躍も目を引きます。

今年の出走馬では4歳牝馬、15「ナミュール」や同じく4歳牝馬、4「ピンハイ」などが人気に推されそうです。

時計を見ると、やはり冬場らしくいずれも良馬場で22年 1.32.3、21年 1.32.4、20年 1.33.0と31秒台がありません。
比較的ゆっくり流れ直線勝負となっているようです。

このレース<私が気になっている馬>を挙げれば、

前に構える馬からは、
2「ウインカーネリアン」 6歳 58K 三浦 スクリーンヒーロー産駒
昨年のG1「マイルCS」以来の出走となります。
昨年は春の新潟(L)「谷川岳S」から夏のG3「関屋記念」まで3連勝して挑んだG1「マイルCS」でしたが、0.9差12着と惨敗しました。
東京マイルの経験はありませんが、冬場の成績も比較的良く、前に行ける脚質を活かせるようなら残り目が有っても良さそうに思えます。

末脚の良さそうなところからは、
3「ジャスティンカフェ」 5歳 57K 福永 エピファネイア産駒
こちらも昨秋のG1「マイルCS」以来の出走、昨秋はG2「毎日王冠」0.1差2着、そしてG1「マイルCS」0.4差6着でした。
前5走の内4走で上り3F最速、G1戦でも2位の脚を見せていますから、ここに入れば少し「格」が違うかもしれません。
仕上がり具合がどうかですが、8割程度の仕上げでも馬券圏内入りはありそうですから、人気になっても外せないと思います。

人気薄の中からは、
10「ピースワンパラディ」 7歳 57K 菅原明 ジャングルポケット産駒
明け7歳馬ですから決して条件が良いとは言えませんが、マイル戦なら安定して32秒台で走れます。
鞍上の「菅原明」騎手は21年「カラテ」でこのレース勝利がありますから、「勝ち方」を知っている騎手と言えそうです。
連対までは無理かもしれませんが、何とか「馬券圏内」を確保出来ないか?と期待してみます。

メンバーを見渡すと、「大波乱」にはならないように思えてきましたので、「堅い」処もしっかり押さえておきたいと思います。


3歳G3「きさらぎ賞」

3歳馬の重賞が小頭数になっています。
ここも8頭と寂しくなりました。

人気馬2頭の一騎打ちムード、2「フリームファクシ」と7「オープンファイア」、両立するようなら馬券的な妙味はありません。

5「ロゼル」 松山 の末脚が2頭に割って入るかどうか?ここに期待してみます。

人気薄ではダート戦2戦を使ってきた「ドレフォン産駒」、3「クールミラボー」の芝での変わり身を期待して少し馬券に加えようと思います。

毎日寒い日が続きますし、コロナに加えインフルエンザの流行も気になります。
十分注意しましょう。

「きさらぎ賞」の声が聞かれれば「春」は確実に近づいていると思います。
頑張りましょう。





シルクロードS 2023

2023「シルクロードS」

今週は猛烈な寒波が列島を覆いました。
ブログを書いている今(金曜日午前)、大阪は雪が舞っています。

レースが行われる日曜日、中京競馬場は「晴れ時々曇り」の予報となっていますが、馬場がどうなのか?は不明です。
中京競馬場の予報では土曜日夕方にも雪の予報が出ていますので、たとえ良馬場発表でも少し時計の掛かりそうな馬場になりそうです。

芝1200Mのハンデ戦、今年から変更となった<斤量>増加、人気に推されそうな14「ウインマーベル」酷量と言われる斤量59Kを背負っての戦いとなります。
自身57Kを背負って同じ中京で勝利がありますが、59Kは初の斤量、ウエイトレシオ(馬体重/斤量)で見ると、

前走の馬体重が468Kでしたので、57K=12.18  59K=12.61、と大きくなります。
500K以上の大型馬ならそう大きく響かないかも知れませんが、468K辺りでは相当大きくなってきます。

そこに馬場が重くなればやはり「危険」な匂いがしますね。

中京で行われた2年間の時計を見ておきましょう。
22年 良 1.08.1  2--3--3人気 牝馬--牝馬--牡馬 斤量55--54--56K

21年 良 1.08.3  4--3--2人気 牡馬--牡馬--牡馬 斤量56--57.5--57K

勝ち時計はほぼ同じような時計でしたが、馬券になった馬が牝馬2頭の1・2着と大きく違ってきています。

今年も出走15頭中8頭が牝馬、ここは注意が必要でしょう。

3月に同場所で行われるG1「高松宮記念」を見据えている馬も多く、全力で仕上げて来ているのかどうか?
また同レースに出走する為に賞金を積み上げたい馬もいますから、常に「波乱」には気を付けておきたいものです。

前述した14「ウインマーベル」以外では同じく明け4歳牝馬の「ナムラクレア」
前走G3「京阪杯」優勝の15「トウシンマカオ」
未勝利戦から3勝クラスまで4連勝中の8「マッドクール」などが今回有力候補として挙げられそうですが、
前記2頭は一気の斤量増となりますから克服できるかどうか?が気になります。

馬場がどうか解りませんから決めつけるのは危険かと思われますが、今回私が<気になっている馬>としては、

5「シゲルピンクルビー」 5歳牝馬 55K 和田竜 モーリス産駒
昨年5月同じ条件で行われたOP「鞍馬S」を1.07.1で優勝しています。
常に安定した成績を残していますし、斤量55Kも克服しています。
全成績が3--0--0--9、勝つか負けるかがハッキリしているタイプですから、着た時には「頭」があるかもしれません。
今年まだ勝ち星の無い「和田竜」騎手が「穴」を明けるかもしれませんね。

馬場が重くなった時、最も注意が必要な、
13「キルロード」 8歳セン馬 58K 福永 ロードカナロア産駒
明け8歳馬となりましたが、重馬場の昨年G1「高松宮記念」でタイム差なし3着、昨年11月のG3「京阪杯」でも0.2差2着しています。
年齢で嫌われるなら狙ってみたい馬に思えます。
4歳馬が一気の斤量増なら1K増で走れ、しかも先行出来るアドバンテージが活かされそうに思われます。

この辺りの馬と前述した有力馬を組み合わせようと思っていますが、馬場次第ではもっと人気薄の馬も視野に入るかもしれません。
まず土曜日の馬場をしっかり見極めましょう。


G3「根岸S」

こちらは来月行われるG1「フェブラリーS」の前哨戦。

ダートで未だ3着の無い2頭、13「レモンポップ」6--3--0--0、6「ギルデッドミラー」2--1--0--0にフォーカスが集まりそうです。

気持ち良いほど<差し・追い込み>が決まるレースと思っています。
中山コースから東京コースに変わった開催、要求される脚質も当然変わってくることでしょう。

データからはスローになってもハイペースになっても上り3Fで優秀な馬が馬券になっています。
今年も同じ傾向で良いのかどうか?この辺りから考える必要がありそうです。

こちらも馬場が解りませんから、<気になっている馬>は挙げませんが、
4歳馬2頭、4「セキフウ」、14「バトルクライ」がどの様なレースを見せてくれるのか?には注目しています。
歴戦の古馬に対して「歯が立つ」のかどうか?面白そうです。

またレースを先導しそうな1「オーロラテソーロ」には若手の「原優介」騎手が騎乗しますし、1番枠からダッシュを利かせて逃げる様子も見てみたいですね。

同じく同枠の2「ヘリオス」が直後から追走しそうですから「武豊」騎手にも注目です。
差し・追い込み馬に人気が集中した時こそ前に行った馬が「穴馬」となりますから、この1枠は枠連で狙っても面白そうです。
少しだけ買ってみようと思っています。

大寒波で開催も心配ですし、夜間の前日発売も気になります。
無事に開催して欲しいものですね。
寒いですが気合を入れて頑張りましょう!





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